CANON FD 50mm F1.8です。MF単焦点 レンズ構成4群6枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.6m フィルター径55mm 最大径×長さ65 x 44.5 重量 305 g この個体が1型なのか2型なのかがわかりません。
フリマで単体で転がってるレンズやジャンクコーナーで単体で転がってるレンズは、運がよいレンズ以外だいたい後のレンズが傷ついている。これなにやっても綺麗にならないんで・・・・
ゴムで押さえリングを外して
レンズ2枚とスペーサーを外します。でも、ダメージがある一番後ろのレンズ以外、後玉は綺麗でした。右から、ネジのある押さえリング、一番後のレンズ、スペーサー、二枚目のレンズです。
この状態で絞り部分の向こう側のレンズが直接見えます。ここで一応、向こう側も掃除しておきます。
次に前玉を分解です。ゴムで化粧リングを回しますが樹脂なので回しにくい!!樹脂のせいなのか、ネジ部がスムースに回らないからちまちま回さないといけない。
カニ目孔がある押さえリングをカニ目レンチで回して外します。
タコ棒でレンズも外します。
ここでカニ目溝を使って前玉群を外します。目玉一枚外しておいた方がカニ目レンチでキズつける心配がないので安心です。
前玉群を外した本体側です。ダメージのある一番後ろのレンズ以外綺麗になったので組み戻します。
この状態でどんな写りをするのか試し撮りします。一番後ろのレンズは前玉に比べて撮影画像に実害が多いのは良く知られてますから・・・
NEX-3 絞りF5.6 1/600秒 ISO-200 予想通りフレアって言うほどではないけど、白っぽい画像になりますが、コントラストをちょい持ち上げてやれば十分な絵が得られます。
NEX-3 絞り開放 1/2500秒 ISO-200 ただコントラスト上げるとボケがちょっと・・・
ちなみにNEXにつけたとこを正面から見て気づいたんですが絞り羽が錆びてました。CANONのレンズはFDレンズも今のEOSのレンズもカメラから外したときは常に開放状態なので分解清掃しているときも気づきませんでした。
もう一度、今度は、マウントアダプタに取り付けた状態で前玉群を外してサビの酷い部分をマイクロドライバーでかじってなんとか赤錆はなくなりました。で、再度確認の試写です。今度はNEX-5です。
NEX-5 絞り? 1/1000秒 ISO-200 護国神社です。よくここでフリマがあるんです。
NEX-5 絞り開放F1.8 1/100秒 ISO-200 基本骨董品市ですから古いブリキのおもちゃも置かれてます。