SOLIGOR TELEPHOTO 135mm F3.5 です。前にM42マウントのを紹介しました。
SOLIGORのレンズをハードオフで見つけました。でもマウントが何なのかわかりません。中が曇っているので分解して掃除してみます。
前玉群が外れて10枚の絞り羽が見えます。
外れた前玉群の後ろ側です。
化粧リングをゴムで回して外します。ただネジの加工精度があまり良くないのか緩んだ後が回しにくかったです。
化粧リングが押さえリングも兼ねていたのでたこ棒でレンズが外れました。
一枚目のレンズが外れた前玉群です。
つづいて黒いリングとレンズをたこ棒で外します。このレンズがかなり曇っていて最終的にはクレンザーなんかも使ってみましたが改善はしましたが完全にはくもりがとれませんでした。
組み戻して前玉群を覗いてみます。少し点々が残ってますがカビはないし良しとします。
後玉も汚れが少し合ったので後玉群を外して掃除します。
一応きれいになったので組み戻して完了です。
買ったときもこのマウントはなんなのか疑心暗鬼でした。ただM42じゃないのは気づいてましたが・・・ネットにもM42と良く似たマウントとしてTマウントが紹介されてたのでたぶんTマウントじゃないかと。ただ、Tマウントのフランジバックが分からなかったので使えるかどうかが分かりません。
ただどこかで42mmネジでM42とピッチ違いのマウントがあったの覚えていて探してみたらありました。SIGMA SUPER-TELE MULTI-COATED 400mm F5.6についてた変換アダプターです。でもフランジバックが合うのか分かりません。
TマウントM42マウントの変換アダプターを取り付けたところです。
NEX-3にM42用アダプターとTマウントM42マウントの変換アダプターを使って取り付けます。
NEX-3 開放F3.5 1/30秒 ISO200 綺麗にはなったけどわずかに曇り気味の割には良く映ってます。このときの距離は大体2mくらいで略1.8mのレンズ自体の最短撮影距離で合焦しています。今度は外で無限遠の確認をしてみます。後で気がついたんですが、このレンズ、以前紹介したM42マウントのSOLIGOR TELEPHOTO 135mm F3.5と同じものでした。SOLIGOR TELEPHOTO 135mm F3.5 M42のマウント部分を強く回してみたら回って外れて中にあったのはTマウントでした。このレンズはマウント部分が外れたものだったわけです。ただ元々ついていたのがM42用のマウントだったかどうかは分かりません。
無限遠も問題ないみたいです。
ただ、不思議なのは線状の被写体はかなり繊細に描写できてるのに面の被写体はドラマチックじゃないですね。