MINOLTA MD TELE ROKKOR 135mm F3.5 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F3.5 (22) |
フォーカス | MF | 画角 | |
レンズ構成 | 5群6枚かな? | 対応マウント | MD |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 49mm |
焦点距離 | 135mm | 最大径×長さ | 64×73mm |
最短撮影距離 | 1.50m | 重量 | 267.7g |
最大撮影倍率 |
これは、ハードオフで購入しました。当然ジャンクです。持ってない種類だったんで状態が悪いのは分かってたんですが買っちゃいました。
後玉が白く曇っています。前玉の奥のレンズもカビがあるようです。後玉のカバーを外して様子を見ましたが、このままでは無理そうです。
前玉から分解することにして樹脂の化粧リングをカニ目ラジペンで回して外します。特にネジはないし、それ以上に、前玉が溶着で押さえられてるのでがっかりです。newMD化直前のモデルなので、樹脂化がかなり進んでます。だからこのレンズは、がっかりするくらい軽いです。
樹脂の前玉群は、樹脂の化粧リングで押さえられているだけだったので、タコ棒で簡単に引き抜けました。後ろ側に汚れとカビがあるので掃除します。運良く内側にカビはないようです。前玉を外して絞り羽が露出したので、開放にして後玉の汚れてるレンズを拭きましたが綺麗になりません。
後玉を分解しないとダメそうなので、まずマウント部を小ネジ4本で外します。裏側の絞り連動部分もそれほどめんどくさくなさそうです。
マウント部を外すと後玉の奥の方が小ネジ3本で固定されてるのが見えます。ネジを緩めて引き上げて、またまた樹脂製の後玉群が外れました。
後玉が外れた本体側です。後玉を押さえてた金具も外しておきます。
後玉の一番後ろのレンズの裏にカビがあるのが分かります。溶着されてるのに・・・・思い切ってナイフで溶着されてる部分を半周削ってしまい、レンズをタコ棒で引いたら外れました。外れたレンズの裏にはカビがあるのでカビキラーで撃退しておきます。
この奥のレンズが汚れてるんです。スペーサーといっしょにタコ棒で抜けました。後玉はこれで全部です。
このレンズ、裏表をカビキラーで掃除したらかなり綺麗になりましたが、白っぽい汚れが残っていてとれません。これ合わせレンズで張り合わせ部分が汚れてるようです。
このMD TELE ROKKOR 135mm F3.5の前身MINOLTA MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5は4群4枚でもっと大柄なレンズです。後継のMINOLTA newMD 135mm F3.5は5群5枚なんですがどちらも合わせレンズは使ってません。でもこの個体の後から2番目のレンズは明らかに合わせレンズですから5群6枚なんだと思います。
NEX-C3 1/1250秒 ISO-200 この絵では特に合わせレンズの汚れの影響は少なそうですが・・・
NEX-C3 1/100秒 ISO-200 中央部分は明らかに逆光に弱そうでフレアっぽいです。一応内臓式のフードを出して撮影したんですけどね。
NEX-C3 1/400秒 ISO-200 精細感はけっこう出ていると思うんですけどね。