たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第615沼】tamron 135mm F2.8 BBAR MULTI C

2017-05-01 23:48:38 | tamron

 

tamronの単焦点135mmがオークションに出ていたので落札しました。サメ肌アダプトールのモデルです。この時代のタムロンは優秀なレンズが多いという印象なんですが、さて、この個体はどうでしょう。

tamron 135mm F2.8 BBAR MULTI C
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.8-22
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 4群4枚 対応マウント アダプトール
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 55mm 
焦点距離 135mm 最大径×長さ 64.5x77mm
最短撮影距離 1.5m  重量 375g 
最大撮影倍率   発売 1976
    モデル名 CT-135 

届いたレンズは残念ながらカビ無し曇りなしの完動品で、分解掃除はしてません。

 

OMマウント用のアダプタS-がついてました。でも大体M42用をつけて使ってます。レンズキャップもついてて綺麗な状態です。

NEX-5にM42アダプターでつけました。当時の135mmとしてはコンパクトなレンズなんですが、ミラーレスにつけると大きいね。

NEX-5 1/500秒 ISO-400 最初の印象は解放だとぽわっとするってことで、開放からシャキッと・・・とはいかないようです。この写真も多分F4位に絞ってたかな。

NEX-5 1/500秒 ISO-200 残念ながらボケが汚いですね。静岡市丸子付近の誓願寺にある藤棚です。藤といえば藤枝の蓮華寺が有名なんですが、こじんまりしてて静かなこの寺の藤もいいですね。

NEX-5 1/500秒 ISO-800 それでも当時の一般的ズームよりは明らかに上。羅漢さんの写りはいいですね。

古いレンズですから、白っぽい絵になりますが多少補正してやれば本来の描写がよみがえります。この絵の雰囲気は非常に気に入ってます。

 

 


【第599沼】AUTO TAMRON 28mm F2.8 アダプトマチックのはずなんですが・・・

2016-12-09 18:51:12 | tamron

またまたTAMRONの広角レンズ AUTO TAMRON 28mm F2.8 たぶんAdapt-A-Maticアダプトマチックタイプのレンズです。

AUTO TAMRON 28mm F2.8
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.8
フォーカス  MF 画角(35mm換算)  
レンズ構成 7群7枚 対応マウント M42(アダプトマチック)
絞り羽枚数 5枚 フィルター径 58mm
焦点距離 28mm 最大径×長さ 67X51mm
最短撮影距離 0.25m  重量 263g(マウント含む)
最大撮影倍率   発売  

2016年11月27日にオークションで購入しました。送料込みで3100円です。特にレンズ内部にはカビや汚れはなくて前後の分解しなくても拭けるレンズに少しカビがあっただけです。

でもネットの記事で見かけるアダプトマチックのAUTO TAMRON 28mm F2.8とは少し違うようです。フォーカスリングの滑り止めの形状や幅がなんか違いますし、最短撮影距離が0.22mではなく0.25mになってるんです。交換式のマウントでこの個体にはM42マウントが付いてます。

銀色のリングで黒いマウント部分を押さえるようになっています。この形の交換式マウントは始めて見た気がします。以前紹介したAUTO TAMRON 35mm F2.8 MD(アダプトマチック)とは構造が違います。どっちがほんとのアダプトマチックなんでしょうか?ほんとオールドタムロンは謎だらけです。

さっそくNEX-3につけてみます。割と径が大きいので迫力がありますね。

NEX-3 絞り開放F2.8 1/500秒 ISO-200 派手さが無い写実的で色載りが薄い絵が撮れます。薄曇の朝、コンビニで綺麗なイタ車を見つけました。

NEX-3 絞り開放F2.8 1/50秒 ISO-200 夜景でも印象は変わりません。静岡市内の109近くにあったボール状の灯りです。

NEX-3 絞り開放F2.8 1/640秒 ISO-200 普通の何気ない景色ですが、きっちりした描写は流石このころのタムロンですね。

NEX-3 絞り開放F2.8 1/30秒 ISO-250 最短撮影距離の0.25mで撮ってますが0.22mじゃないのが残念ですがそれでも十分接写感が出てると思います。

NEX-3 絞り開放F2.8 1/80秒 ISO-200 白樺湖での撮影ですが、遠くのホテル群も良く解像していると思います。無限も出てるようです。ちょっと正体不明ですけど、やっぱり納得の写りで信頼感有りですね。

 


【第598沼】tamron 24mm F2.5 BBAR MC 01B あのころのタムロン

2016-11-27 20:49:01 | tamron

2016年3月29日にオークションで入手したものです。フリマやキタムラでは、まず出会うことがないと思ったので思い切って落札したものです。tamronアダプトール2の広角単焦点レンズです。

tamron 24mm F2.5 BBAR MC 01B  
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.5  
フォーカス  MF 画角    
レンズ構成 9群10枚  対応マウント アダプトール2  
絞り羽枚数 5枚 フィルター径 55mm   
焦点距離 24mm 最大径×長さ 64.5mmx42.5mm 
最短撮影距離 0.25m  重量 230g   
最大撮影倍率 1:7 発売 1979  
    モデル名 01B  

アダプトールの頃のタムロンがたっちゃんは好きです。だから珍しい単焦点は欲しくなっちゃう。タムロン博物館での記述は「ディストーションを最小値まで補正して、84度の画角を自然な描写力で表現します。非点収差、像面湾曲収差も徹底除去され、画面全域にわたって、コントラストの高い画質が得られます。また、F2.8と比べ、約25%も明るい光量を確保した大口径F2.5を備えて、全長42.5ミリ、重量230グラムと、コンパクトなサイズにまとめました。最短撮影距離0.25メートルも実用性を高めます。」って感じです。

送られてきたtamron 24mm F2.5 BBAR MC 01Bは綺麗でまったく問題のないものでした。真っ黒で凄みがある雰囲気を持ってますね。tamron 35-70mm F3.5-4.5 CF MACRO BBAR MCと感じが似ています。すごく写りのいい広角ズームレンズだったんでそれ以上のものを期待しちゃいますね。

SONY ILCE-7M2 1/60秒 ISO-160 曇ってたのでのっぺりした絵になってしまってますね。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/2000秒 ISO-100 ボケはうるさい感じですが、ピントの来ている部分はなかなかに良いです。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/200秒 ISO-100 紫の花の部分の解像感はtamron 35-70mm F3.5-4.5 CF MACRO BBAR MCの描写に似ています。

これは、上の写真の真ん中辺りを切り出したものです。こりゃ画素数に負けない解像です。やっぱりAFになる前のタムロンはいけてます。

更に花の部分を切り出してもまだ精細感が残ってます。tamron 24mm広角単焦点、あなどれないです。背景のボケは汚いですけど、ピントの来てる部分の解像感は確かでα7Ⅱのフォーカスエイドで拡大された映像を見てると、その差がよく分かります。花びらの裏の産毛みたいなものまで再現してますから、やっぱりこの時代のtamronはヤバイです。

 

 


【第594沼】tamron 28mm F2.5 BBAR MC 02B アダプトール2 タムロンの広角レンズ

2016-10-11 20:07:47 | tamron

 

オークションで入手したものです。フリマやキタムラでは、まず出会うことがないと思ったので思い切って落札したものです。

tamron 28mm F2.5 BBAR MC 02B
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.5
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 7群7枚  対応マウント アダプトール2
絞り羽枚数 5枚 フィルター径 49mm 
焦点距離 28mm 最大径×長さ 64.5mmx37.5mm
最短撮影距離 0.25m  重量 180g
最大撮影倍率 1:5.8 発売 1979
    モデル名 02B

tamronアダプトール2の広角単焦点レンズ箱付きです。

付いていたのはM42用アダプトールアダプター。tamronのモデルNo.は02Bです。「F2.8より25%も明るいF2.5を備えて、全長37.5ミリ、重量180グラムというコンパクトなサイズのレンズ。小型になっても、コントラストの高い描写力を特長としています。前群、後群にそれぞれ2枚ずつの凹レンズ、凸レンズを適切に配置してフレアーの発生をおさえました。絞り開放時から全画面にわたってクリアーな画質を得ています。最短撮影距離は0.25メートル。」とtamronのサイトでは記述してますね。

フィルター径は49mmでtakumarレンズ群と同じです。AEの文字があって切替レバーはありません。1979年製ですから比較的新しいレンズですね。付いていた箱に描かれていた断面図で、はっきり7群7枚のレンズ構成がわかります。

フォーカスリングの縁が厚いのがこのころのタムロン広角レンズの特徴でtamronのロゴがシンプルです。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/60秒 ISO-200 室内撮りでは渋いいい感じの絵がとれます。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/60秒 ISO-200 開放での解像感はそれ程高くは感じられませんが雰囲気はいいです。

SONY ILCE-7M2 開放F/2.5 1/2秒 ISO-6400 α7Ⅱの高感度での画質はほんとにいいですね。これ真夜中なんですけど・・・空で輝いてるのは、お月様です。

 


【第582沼】tamron AF 28-200mm Super XR F/3.8-5.6 Aspherical [IF] Macro(A03) NFマウント用

2016-08-01 20:35:02 | tamron

 

キタムラに行ったらジャンクカゴの中に転がってたので購入しました。

tamron AF 28-200mm Super XR F/3.8-5.6 Aspherical [IF] Macro(A03)  NF
レンズタイプ  ZOOM 開放F値 F3.8-5.6
フォーカス  AF たっちゃん評価 ☆☆
レンズ構成 14群15枚 対応マウント NFマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 62mm 
焦点距離 28-200mm  最大径×長さ 71x75.2mm
最短撮影距離 0.49m  重量 354g
最大撮影倍率 1:4 発売 2002年

AFのしかもタムロンなので買わないのが普通なんですが、200mmから28mmで0.49mまで寄れるのでつい買ったんですが、このタイプのタムロンは樹脂製ですが分解できるはずだなってことでやってみます。前玉のカビです。

 

まずは嵌ってるだけの樹脂製化粧リングを欠き溝でこじて外します。

 

ネジ3本を緩めてフィルターブラケット部を外して、前玉群を外します。

 

前玉群の内側にもカビがありましたから、回り止めの白い樹脂?をとって反時計方向に回して後部分を外します。後部分が外れるとその前のレンズも外れたので掃除可能なレンズ面をすべて掃除して組み戻します。

 

タムロンのIFはインナーフォーカスのことで先端がフォーカス時もズーミング時も回らないため花形のフードが使えますよね。ちなみにASPHERICALは非球面レンズを使ってるということで、XRは高屈折率( Extra Refractive Index)のガラス使用、残念ながら中国組立品ですね。

 

このマウントは当然NIKON D50にはそのまま付きましたがα7Ⅱにつけるときなぜか古いニコンFマウントのアダプターにはなぜかつきませんでした。でもEOS用アダプターにNIKON F-EOSアダプターを介してなら付けられました。200mmのときはこの長さに伸びます。室内ですが、撮って見ます。

NIKON D50 f/5.6 1/320秒 焦点距離200mm 最短撮影距離0.49m APS-C での画角です。フォーカスエイドで拡大表示してるときの感じですがやっぱりタムロンAFは解像度が今一歩ですね。ちなみにこの画像は暗かったのでISO感度を1600くらいに上げてたと思いますが、意外に高感度に強いですねニコンD50。

SONY ILCE-7M2 f/3.8 1/60秒 ISO-640 焦点距離200mm 最短撮影距離0.49m フルサイズの画角です。抜けた良さは無いですが、そこそこ写るし当時、超コンパクト・世界最軽量として発売された通り小さくて広角から望遠まで最短撮影距離0.49mで使えるのは便利です。