たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第182沼】RICOH XR RIKENON 50mm F2 L 分解掃除再び!

2013-05-19 20:49:33 | RICOH

 

たっちゃん2個目のRICOH XR RIKENON 50mm F2 Lです。古いレンズの分解清掃はまったく同じレンズでもまったく同じように分解組立できたことはほとんどありません。前に分解清掃した個体の分解清掃工程との違いをみると興味深いです。【第8沼】RICOH XR RIKENON 50mm F2 L PK 分解清掃レンズ構成5群6枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.60m。この2個目は単品でキタムラで購入しました。今回のXR RIKENON 50mm F2 Lも前玉、後玉ともにカビています。実は前回と同じように後玉から分解しましたが後玉のレンズ押えが何をしても回らないので壊してしまうのも嫌なので、前玉からの分解にします。

 

接着してあるだけの化粧リングを回そうとしましたが今回はしっかり接着されてるのか回らないのでカニ目のように外周に2箇所ある小さな切り欠きに小さいマイナスドライバーの先を入れてこじて外しました。樹脂なので割れてしまわないように身長にはがします。外した樹脂の化粧リングです。

 

板金のリングが小ネジ3本で固定されているので、これを緩めて外すと、フィルターブラケットが板金と一緒に外れた。前玉群の本体が見えます。

 

小ネジ3本を外して前玉群全体を外します。外した前玉群の後側。この凹になってるレンズのカビを掃除します。

 

絞り羽部分が見えます。後玉が分解できなかったので絞りを開放にして向こう側のレンズのカビを綿棒で清掃。なんと、運がいいことに後玉は掃除したレンズだけカビてたようで綺麗になってました。前玉群を戻して覗くとまだカビがあります。

 

カニ目孔のあるリングをカニ目レンチで回して外します。一番前のレンズの裏を掃除して完了です。

PENTAX *istDSで撮影してみます。これは静岡市の時計塔です。実は、この写真含め日の当たっているところを撮ると、ほとんど露出オーバーでした(^_^;)シャッタースピードは1/4000までしかありませんし、絞りを16にしても明る過ぎでした。露出補正してますが、しょせん露出オーバーの写真は、ダメですね(>_

護國神社のフリマにあった古いハーレーのおもちゃ。

同じくフリマにあったブリキの自動車です。接写は開放で撮ってます。

前の分解の時は回った部品がまわらなかったりするとびっくりしますが、それが案外面白いかもです。

 

 

 


【第181沼】RICOH XR RIKENON 50mm F2 S の分解清掃

2013-05-12 17:38:43 | RICOH

 

単焦点 レンズ構成5群6枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.6m フィルター径52mm  最大径×長さ63X35mm 重さ141.6g。

 

RICOH XR RIKENON 50mm F2 S キタムラのジャンクコーナから救出。パッと見カビも汚れもないみたいだったけど。よーくみると前玉、後玉共ほんの少しカビらしきものが・・・

 

XR RIKENON 50mm F2 Lと構造は似てると考えて、まず、マウント部を外して後玉から清掃。絞りリングを外す。クリック感出しの小さな玉をなくさないように外す。

 

ゴムで後玉全体を覆っているような押さえの樹脂リングを回して外す。タコ棒でレンズを外す。XRレンズはここでネジのない押さえリング含めレンズ2枚が外せる。

わずかなカビだったから、どこにあるかわからない。とにかく外したレンズは全部綺麗にカビ取り。

 

前玉郡の分解は化粧リングから。ゴムでぐりっとまわしてネジのない接着だけのリングをはがす。この辺りは同じRICOH XR RIKENON 50mm F2 のLタイプと同じです。

 

カニ目用の孔が2つ開いたリングを、あえてカニ目レンチは使わないでゴムで回します。タコ棒でレンズを外します。

またこの奥の押さえリングとレンズもそのまま外れました。外れて拭けるレンズをすべて清掃して組戻して完成。綺麗になりました。

PENTAX K100Dに取り付けての写真です。珍し系のレンズばっか見てたので目からウロコの高精細です。

目からウロコのPENTAXブルーです。

 

 

 

 

 

 


【第136沼】RICOH RIKENON P ZOOM 28-70mm F3.5-4.5 S分解清掃

2013-03-24 20:45:46 | RICOH

 

RICOH RIKENON P ZOOM 28-70mm F3.5-4.5 Sです。キタムラで救出。全体にカビあり。薄いけど。単焦点のXRとは作りが全然違う。

 

でも後玉はカニ目溝のない似た感じだったので後玉から分解してみる。レンズの周りの黒い樹脂部品を横から締めているビスを3本緩めて取り外す。少し作業しやすくなった。後玉が出っ張るようにしてゴムで押しながら回す。なんとか1個目の押さえリングが外れる。

タコ棒でレンズを外す。この下は押さえてるだけのネジのないリングでこの感じはまさにRICOH XR 50mm F2.

右から最初の押さえリング、レンズ押さえリング、レンズ。

2枚レンズを取ると・・・まだ、レンズがあってその向こう側にカビが・・・残りの1枚が奥だし押さえリングが取れそうもない。いったん前玉分解に移る。ってこれが、どこから分解していいのかわからず。で結局ゴムバンドの下が怪しいとゴムバンドを外す。ゴムバンドの下はピントリングとフード取り付け部の筒がテープで位置決めされてるだけ。フード取り付け部の筒はヘリコイドで出入りする前玉郡の抜け止めになっていたようで、これを外して前玉郡を回すと案外あっさり外れた。

テープの粘着剤がベトベトになっていて返って滑りやすくなっている。アルコールで掃除してつければテープなしでも行けそう。ところが、前玉郡のヘリコイドを外したとき位置の確認しなかったので後で組んだとき、ピントが合わなくなってしまった。

 

前玉郡を外して露出した左のレンズ&押さえリングをゴムで回して外す。ここにカビがあったので更に分解してカビキラーで撃退。

上の写真のレンズを外したら、絞り羽が露出。運良く、後玉から分解できなかったところのカビ取りが可能になったんですかさずカビキラーと綿棒そしてエタノールで掃除。で、全体のレンズが綺麗になったので組み戻し。最初組み立てた時最短撮影距離は0.5mくらいで合ってるけど無限遠がメモリで2.5mくらいのとこできちゃうのでどれかのレンズを表裏逆につけたかもしれない・・・仕方ないので前玉郡のヘリコイドと噛み合う位置を少しづつずらして無限遠を確認しながら良いとこを見つけて組立。とりあえず目盛りの通りにピントが合うようになった。ただ、ピントリングのゴムは、後でべとつくと嫌なので接着してません。ぎゅっと押さえて回さないとゴムだけ回っちゃいます(>_

Pentax *istDに付けたところ。カメラが小さいので丁度バランスとれていい感じかな。 

 

 

Pentax *istDに付けて試し撮り。撮られてるのは、ピントッキオ君だと小さ過ぎなので代わりに最近使ってるカメラ仙人です(*^^*) 

 

 


【第99沼】愛機2 Pentax *istDに接写リングとXR RIKENON 50mm F1.7付けて撮った写真

2013-02-07 12:04:50 | RICOH

愛機、PENTAX K100Dに加えて最近大好きな*istDの以前撮った写真です。上の写真の組み合わせに接写リングを入れて撮影したものです。レンズはたぶんXR RIKENON 50mm F1.7 だったと記憶してます。この*istDの小さいけど高品質な感じがほんといいんです。今ではもともとの愛機K100Dより愛着あるかもしれません。XR RIKENON ついた姿も小さいのに品格が高そうな感じするでしょ?ちなみにレンズの絞りは解放で接写してます。

ぽわわんとした白い花です。夢見てるみたい・・好きな感じの絵を出すんですよまた*istDちゃんが!この写真は接写リング無しですね。

蝶ネクタイとか、枕みたいな形の花です。接写リングありだともう背景なんかなんとなくもやーですね。

めしべの産毛みたいなのがいい感じだったです。

たまたま撮ってたら寄ってきた虫です。この黄色の出方がなんとも言えないす。で何度も言ってる魅惑のシャッター音ですから、たまりません。また暖かくなったころは*istDしか使わないんじゃないかと自分を恐れてます(笑)このブログへの登場回数もどんどん増えそうです。


【第21沼】 RICOH XR RIKENON 50mm F2 (初期型)PK 分解清掃

2012-09-30 00:07:23 | RICOH

 

護国神社のフリマで救出。写真の通り、まさに泥の中からの救出って感じ。

 

泥を落として全体をエタノールで拭いてフィルターは、ほんのちょっと曲がってたけどそのまま使えそうなんで外しておいて、細かいとこに入り込んでる泥を綿棒で掃除。以外とレンズの中は汚れてなかったけどやっぱり、カビは生えてたので前玉から分解トライ。

タクマーみたいに化粧リングから回そうとしたけど回らない。横の芋ネジを外して、再度化粧リングを回そうとしたら、フィルター取付け部全体が回って外れたんでびっくり。

外したカバーの下にカニ目用の孔があったのでカニ目を使って回したら前玉群全体が外れた。絞り羽も直接見える。前玉群の中も全体にカビカビ。

最前玉の押さえリングを外す。カニ目の溝や孔があっても、もし固いとき傷つけないようになるべくカニ目は使わないでゴムで回すようにしてる。

 

押さえリングを回して外してレンズを外しその次のレンズも同じように押さえリングを外してレンズを外す。向きを間違えないように注意しながらカビキラーとエタノールでレンズを清掃。

 

 

レンズ2枚外して掃除して前玉群の最後のレンズ面を掃除したら大体きれいになった.前玉群を外しているとき、絞り羽を開放して、後玉最前のレンズ面をカビキラーとエタノールで掃除。後玉はこれだけで綺麗になったので前玉群と化粧リング部をつけて出来上がり。ただ、泥が絞りや距離の文字の凹みにこびりついていてとれない。芋ネジがあったことと、最短撮影距離が0.45mなことから評価の高い初期型だと思う。

シリアルナンバーはここにあります。

おなじみピントッキオ君で最短撮影距離を確認。

中距離の確認によく撮る隣家のアンテナ

 家の前の電信柱