たっちゃん2個目のRICOH XR RIKENON 50mm F2 Lです。古いレンズの分解清掃はまったく同じレンズでもまったく同じように分解組立できたことはほとんどありません。前に分解清掃した個体の分解清掃工程との違いをみると興味深いです。【第8沼】RICOH XR RIKENON 50mm F2 L PK 分解清掃レンズ構成5群6枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.60m。この2個目は単品でキタムラで購入しました。今回のXR RIKENON 50mm F2 Lも前玉、後玉ともにカビています。実は前回と同じように後玉から分解しましたが後玉のレンズ押えが何をしても回らないので壊してしまうのも嫌なので、前玉からの分解にします。
接着してあるだけの化粧リングを回そうとしましたが今回はしっかり接着されてるのか回らないのでカニ目のように外周に2箇所ある小さな切り欠きに小さいマイナスドライバーの先を入れてこじて外しました。樹脂なので割れてしまわないように身長にはがします。外した樹脂の化粧リングです。
板金のリングが小ネジ3本で固定されているので、これを緩めて外すと、フィルターブラケットが板金と一緒に外れた。前玉群の本体が見えます。
小ネジ3本を外して前玉群全体を外します。外した前玉群の後側。この凹になってるレンズのカビを掃除します。
絞り羽部分が見えます。後玉が分解できなかったので絞りを開放にして向こう側のレンズのカビを綿棒で清掃。なんと、運がいいことに後玉は掃除したレンズだけカビてたようで綺麗になってました。前玉群を戻して覗くとまだカビがあります。
カニ目孔のあるリングをカニ目レンチで回して外します。一番前のレンズの裏を掃除して完了です。
PENTAX *istDSで撮影してみます。これは静岡市の時計塔です。実は、この写真含め日の当たっているところを撮ると、ほとんど露出オーバーでした(^_^;)シャッタースピードは1/4000までしかありませんし、絞りを16にしても明る過ぎでした。露出補正してますが、しょせん露出オーバーの写真は、ダメですね(>_
護國神社のフリマにあった古いハーレーのおもちゃ。
同じくフリマにあったブリキの自動車です。接写は開放で撮ってます。
前の分解の時は回った部品がまわらなかったりするとびっくりしますが、それが案外面白いかもです。