CANON FL 135mm F3.5 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F3.5(22) |
フォーカス | MF | 画角 | |
レンズ構成 | 3群4枚 | 対応マウント | FLマウント |
絞り羽枚数 | 8枚 | フィルター径 | 49mm |
焦点距離 | 135mm | 最大径×長さ | 62X83 |
最短撮影距離 | 1.5m | 重量 | 434g |
最大撮影倍率 | 発売 | 1966年頃 | |
価格 | 16900円 |
キタムラのジャンクコーナーで発見。前玉も後玉もカビや汚れが・・・
まず、前玉から分解。化粧リングをゴムで外します。
化粧リングが押えも兼ねていたので一番前のレンズが外れます。外してみたら、汚れはこのレンズの裏面で後は後玉だったので清掃して組み戻し。
後玉の分解です。まず黒いカバーを外します。
汚れがあります。ゴムで後玉群ごと回して外します。
綺麗になりました。
NEXにFDアダプターで取り付けてピントッキオ君を撮ってみる。絞り開放、最短撮影距離の割にきっちり取れてるんじゃないかな。
ただ目盛り上の1.5mより遠いような気が・・・次は外で撮影して確認します。
最初はみんな素人なので、出来ないことはありません。
ただ道具が必要で今後もレンズ分解に挑戦されるなら
レンズ分解用のゴム、カニ目レンチ、タコ棒、カビキラー、綿棒を揃えられると良いのですが、簡単に安価に済ませるなら、百円ショップで出来るだけ長いラジオペンチとカビキラーの類のカビ取り剤、ダイヤモンドやすり、綿棒全部で500円を購入ください。
ラジオペンチの先をダイヤモンドやすりで削りレンズのカニ目溝に入るように細く削ります。これが、カニ目レンチの代わりになってとても便利です。
CANON FL 135mm F3.5は前玉化粧リングにも、後玉にもはっきりカニ目溝があって分解しやすいレンズです。ラジオペンチを削った道具でカニ目溝のあるリング類を回して外して行けば奇麗にできますよ。カビや曇りはカビキラーを綿棒につけて気長に拭けば奇麗になると思います。拭き取りは新しい綿棒で拭いてください。気長に綿棒を取り替えながら拭けばokです。
自分で奇麗にすると愛着も湧きますよ。是非試してください。