MINOLTA AUTO TELE ROKKOR-PG 135mm F2.8 前期型 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F2.8 |
フォーカス | MF | 画角 | |
レンズ構成 | 5群7枚 | 対応マウント | SR |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 55mm |
焦点距離 | 135mm | 最大径×長さ | 63×96mm |
最短撮影距離 | 1.5m | 重量 | 535g |
最大撮影倍率 | 発売 | 1959 |
この個体は2012年 フリーマーケットで購入しました。このレンズは前期中期後期と3種類あるAUTO TELE ROKKOR-PG 135mm F2.8の内絞りのプレビューレバーがないので前期型だと思われます。
後玉にカビがあるので後ろ側から分解して掃除します。黒いフレアカッターがついたまま、マウント部分を外します。
後玉群のスカートにカニ目溝があります。
スカートの部分だけ外れました。
と、思ったら、外れたのは後玉群のスカートじゃなくてレンズ群含む前側とヘリコイドのある後ろ側を固定してる部品だったので後ろ側部分がごっそり外れてしまいました。
外れた後ろ部分の前側です。レバー状のものや切れ込みがあるので、元に戻せるか心配になってきました(笑)
前側部分はレンズ後玉群が飛び出してるので回しやすそうです。
後玉群が無事外れました。
外した後玉です。そのままふける部分にもカビがあったので掃除してとりましたが、内側にもカビが残っています。
後玉の前のカニ目溝のある押さえリングを外してレンズの裏をカビキラーで掃除したら綺麗になったので組み戻して完成です。曇りもカビもなく綺麗な状態になりました。
付いていたリヤキャップが古風でいい感じです。
フレアカッターが印象的なマウント部分。
変わった形の6枚羽の絞り部分です。
このレンズにはミノルタ純正のフィルターが付いていました。NEX-C3で試し撮りしてみます。
NEX-C3 絞り開放F2.8 1/125秒 ISO-200 最短撮影距離は1.5mと長めですが、画像は非常に良いと思います。精細とかそんなんじゃなくて良く研がれたナタで撮ったようなイメージです。刃物のイメージにレンズの描写をたとえるのは変かも知れませんがそんな感じを受けました。
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