MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2です。MF 単焦点 レンズ構成 5群7枚 絞り羽枚数8枚 最短撮影距離0.6m フィルター径55mm 最大径×長さ70×54mm 重量477g フォーカスリングの滑り止めがゴム製ですからネット情報では後期型ですね。「鷹の目」という異名を持ってるそうです。
フリマであまりにも大きなレンズに驚きながら購入。50mm前後の単焦点標準レンズとは思えない他を圧倒する存在感であります。
後玉もマウント径ぎりぎりです。前玉1枚目の裏の端にカビがあります。それと薄く曇りみたいなのが・・・
一個目のリングをカニ目ラジペンで回して外します。1個目のリングが外れた本体です。
2個目のリングをカニ目ラジペンで回して外します。1個目のリングを外さないと2個目は回せないみたいです。2個目のリングが外れた本体。
これで1枚目のレンズが外れるのでたこ棒で引き抜きます。このレンズもしかしたら合わせレンズかもしれません。裏のカビはカビキラーですぐ消えましたが薄い曇りみたいなのに変化はありません。真正面から見ると見えない曇りなのでバルサム切れなのかも・・・ 後玉です。後は特に汚れたりしてなかったですが絞りが開放のまま変えられなくなっているので分解してみます。マウントに小ネジが8本ありますが短いほう4本は外さないほうがいいみたいです。長いほう4本外してマウントを外します。
結局、後玉群も外して直接絞り羽が見える状態にしたのですが油状のもので羽の動きが悪くなっていたみたいです。開けたり閉めたりを繰り返したら直りました。外したマウントの裏側です。連動レバーはNEXで撮るのには不要なのでまた絞り羽が開放で固着した際に絞り方向に動かせる位置にしてつけました。バルサム切れみたいな曇りは少しありますがカビはすべて撃退したので組み戻します。
試し撮りのために、NEX-C3につけたところです。ぶっとい感じがわかるでしょうか?
NEX-C3 絞り開放F:1.2 ISO200 1/160秒 ボケがハンパなくて何処にピントがきてるのかわからないくらいです。しかもボケ方はすごく綺麗です。でもこれだと鷹の目っていうイメージじゃないので外でも撮ってみます。
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