オークションを見てると知らないレンズが数多く出品されていて面白いですね。形で言えばまさにパンケーキのようなレンズを見つけました。Industar-69ですね。
Industar-69 28mm F2.8 |
レンズタイプ |
単焦点 |
開放F値 |
F2.8-16 |
フォーカス |
MF |
画角(35mm換算) |
|
レンズ構成 |
3群4枚 |
対応マウント |
M39 |
絞り羽枚数 |
5枚 |
フィルター径 |
34mm |
焦点距離 |
50mm |
最大径×長さ |
47.5x 13.5mm |
最短撮影距離 |
0.8m |
重量 |
54g実測 |
最大撮影倍率 |
|
発売 |
|
マウントがM39というマウントでライカL39マウントにつけられるんですが、微妙にフランジバックが短いので無限が出ないんです。よくネット上にレンズ自身を改造したりマウントアダプターを改造して無限が出るようにしてあるのを見かけますが、絞ればほぼ合った状態にもなりますから、そのまま使うことにします。ハーフ用レンズの28mmですから35mm換算ですと39mm相当になるかと思います。
Industar-69 28mm F2.8はインダスターのレンズ群の中でも特殊な存在で、CHAIKAチャイカというハーフカメラ専用のレンズです。
なんでL39に酷似したマウントなのかはわかりませんが、ほかのIndustarと違って想定したフィルムがハーフサイズなのでフルサイズのカメラで撮ったらけられが盛大にでるわけでAPS-Cでもギリギリかわずきあにけられが 出るくらいですね。
もともと薄いレンズで、しかもL39アダプターにつけると非常にコンパクトでNEXのAF広角単短焦点レンズより小さいかもしれません。ただ薄すぎて絞りリングがレンズサイドに設定できなかったのかレンズ前面にあって指の腹でまわすようになっていて超使いにくいです。
NEX-3 1/1000秒 ISO-200 このレンズ、絞って使えば略パンフォーカスで全体にピントが合ってますからスマホのレンズと同じような感じなんです。つけっぱなしにしておくには最適かも。
NEX-3 1/2500秒 ISO-200 と言っても、解像度は高くないけどすっきりした画像が得られます。画角がAPS-Cに対してもギリギリなのが原因なのか周辺減光が目立ちますが、これも雰囲気出してるからいいんじゃないでしょうか。
NEX-3 1/2500秒 ISO-200 手前のBMW K100RS 4Vにピント合わせてます。やはりこのレンズも近い被写体、でも」接写ではないものに対する描写がいいなって思います。周辺減光が目立ちますが、これも雰囲気出してるからいいんじゃないでしょうか。
意外と逆行でも普通に撮れちゃうので気を使わなくて良いレンズですね。