今年6月29日京都に新たなミュージアムが祇園にオープンしました。
日本漢字検定協会による日本初の漢字ミュージアムです。
八坂神社にも近い四条通りに面した場所で、旧弥栄中学の跡地に建設されました。
漢字ミュージアム?どんなところか興味もあり、先日妻と行ってきました。
建物外観

建物のエントランス

中に入って奥が有料の漢字ミュージアムですが、両サイドは誰でも入れる喫茶店とギャラリーになっています。

ギャラリーには祇園祭の山鉾が展示されています。
本物そっくりに作られ、山鉾の構造などがよくわかるようになっています。
また小物などが販売されています。

見送幕も展示されています。

漢字ミュージアムに入ります。
今年2015年の漢字が出迎えてくれます。

一階は漢字の成り立ちや歴史などを学ぶコーナーで、映像もあります。
受付で体験シートと鉛筆をもらいます。
漢字のルーツとされる甲骨文字のテーブルです。


漢字の成り立ちがよくわかるようになっています。
まずは砂地ややわらかい土に指や棒で文字を書きました。

その後さまざまな物に使われてきます。


万葉仮名を知ってもらおうと、自分の名前を万葉仮名で作ってもらうコーナーです。

壁一面に漢字の歴史がわかりやすく書かれています。
楽しみながら学べるようになっています。

漢字5万字タワー

二階はゲームやパズルなど遊びながら漢字を学ぶコーナーです。

いくつか紹介します。


各都道府県特有の漢字一覧

京都特有の漢字だそうです。

漢字を体でつくるコーナー

魚の漢字を学ぶコーナー

日常生活の漢字

箱を開けると読み方とその物がでてきます。

漢字縁日のコーナーもあります。

京都市内は碁盤の目になっていますが、それぞれの通り名を覚えておくと町名はわからなくてもすぐに行くことができます。
昔から通りを覚える読み方があり、京都の人はだいたい知っています。


学校が夏休みということもあり、小学生を連れた方が多かったです。