重度訪問介護サービスの支給量(介護員派遣時間数)の市区町村への更新手続きが
毎年、それを利用する方の誕生日月にあります。
ただ、生活している(食事してトイレに行ってお風呂に入って寝る・・・)だけなのに
毎年、更新手続きをせねばならないのは、本人にはかなり重荷だと思います。
まして支給時間増の変更申請となると大変です。
毎年、毎年、一生懸命、介護員派遣時間数の増量申請をしても、なかなか増やしてはもらえません。
障害がある人は家族に依存して暮らすか、グループホームに入るか、入所施設に入るかの
他に、今の日本には選択肢がありません。
これらの用意された選択肢の中から選ぶのではない生活、
用意された事ではない他の生活がしたい人もいます。
これが、今の日本では、命をかけて一人で暮らすことになってしまいます。
介護員が行ったら命がなかった、
「でも仕方ないですよね!」
重度訪問介護員派遣時間数の増量申請を断られることは、こういうことです。
てくてくは、
家族に依存する、グループホームに入る、入所施設に入る、以外の、
その他の方法で生活したい方のお手伝いをさせていただいています。
ささき