「障害(があると社会的に言われている)当事者は
その人をよくわかっている親などより長く生きて
兄弟姉妹に負担をかけるよりも
その人をよくわかっている親などより長く生きない方が幸せだろう。」
という意見を聞いた。
一瞬、何時代にいるのか? と混乱した。
話した方は、本当に真剣に親切に当事者や親や兄弟姉妹のことを思って話をしているのだ。
社会的にも地位があり、ゴルフによく行く人たちこそ、
ハンディをつけて上手な人も下手な人も一緒にプレーする
ゴルフというスポーツの特殊性を理解しなければいけない。
怒り、失望、憐れみ、悲しさで頭が真っ白になった。
でも、冷静になって考えた時、こういった話は昔も今も良くあるのではないか。
この根っこが解消されない限り、差別解消法は絵に描いた餅のようだ。
どんな生でも、その命の平等と尊さがわからない限り、差別は続く。
それでも共に生きている人たちがいる限り、
てくてくは希望を持って続くだろう。
ささき