喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

アオイマツリ(ウツキ末・西暦6月4日晦日月)

2016-06-05 17:01:59 | こよみ


京都の葵祭りは、西暦五月十五日ですが、
そのもとおりはなんと縄文と呼ばれる時代!
夏の三分の一が終わり、盛夏に入る準備が、メヲのお祭り行事です。





ツキスエは アオヒカツラの   
メヲまつり
  (トシウチニナスコトのアヤ)


ウヲ(最強の温)の和暦ウツキ末(西暦六月初め頃)、
夏至る前のヲメまつり、、
ヲ・メ、どちらの働きもなくてはならない大切ないのちの源。

ヲの象徴として「アオヒ・葵」を飾ります。
アオヒの葉は、滴ってくる雨に活き活きしてきます。
『ア・天空に オ・固まる働きが ヒ・開き来る』
サツユのサミダレ(梅雨)がもうすぐ降り出だす恵みを実感するお祭りです。

ヲの温める働きが地上いっぱいになり、
秋に実ってゆく力を貯め込んでおこうとする配慮から、
カツラ(ヒカゲカツラ)をメの象徴として祭ります。
 『カ・赤くなる秋の要素 ツ・集まって ラ・下の方に広がっている』


アオイまつりには、逸話もあります。
ニニキネさまが、トヨタマヒメさまをおさとしになり、
アオイの葉を男性に例え、カツラの葉を女性に例え、
どちらかがかけているのではありませんか?とお尋ねになりました、、。

十代アマカミ・ニニキネ(瓊瓊杵尊)さんは、灌漑用水による京都の新田開拓の際、
災害をもたらす雷雨を火と水に分け、人の役に立つようにコントロールできるようにと、
雷の害を防ぐため、火のカミは愛宕神社に、
水害を防ぎ利水をはかるため、水のカミは貴船神社にまつりました。
アマテルカミはたいそうよろこばれ、『ワケイカツチ』の讃え名を賜りました。

十一代アマカミ・ホオデミと御后トヨタマヒメ
トヨタマヒメさまが産屋の屋根の吹き合わせず状態でお生まれになったのが、
ウガヤフキアワセズ、十二代アマカミ・カモヒトさんです。

ホオデミさまが皇位を継がれたのちも、ミヤコに上がろうとしないトヨタマヒメ、、
トヨタマヒメは、身重の身体で難破した船から岸まで自力で泳ぎ着いたことを恥じ、
また、産後の養生で寝転んでくつろいでいる姿を夫に見られてしまったことを恥じて、
ツクシの郷へ帰ろうと、貴船神社に居られました。

皇位を譲られたニニキネさまはオオエキミとなられ、
貴船神社のトヨタマヒメのもとへ訪れ、

アオイの葉を男性に例え、カツラの葉を女性に例え、
どちらかがかけているのではありませんか?とお尋ねになりました、、。

のぞいたのはホオデミの恥じで、あなたの恥ではありません。
海に落ちて、岸まで泳ぎ着いたことは立派な事で恥ではありません。
初代クニトコタチさまからの連綿と続くアマカミの御子を守らんとした、
健き(たけき)心をお褒めになり、
大切なことには執着し、つまらぬことから離れる、、
ツク・ハナルの教えに、トヨタマヒメをおさとしになられました。

後に、ニニキネさまはツクシ高千穂に向かわれ、
高千穂峰でカミアガリなさいました。
中腹の霧島神宮でお祭りし、
トヨタマヒメがワケイカツチの宮(上賀茂神社)でお祭りし、
ホオデミさまが都のミヅホの宮(琵琶湖東南岸)でお祭りしました。

喪があけて、ホオデミさまはトヨタマヒメに和歌を届けました。
トヨタマヒメはアオヒとカツラの葉を添えて返し歌を詠みました。
迎えの輿にのり、トヨタマヒメはミヅホの宮にお輿入れです。
京都上賀茂神社の葵祭りは、ニニキネさまの教えの様子を現在に伝えるお祭りです。





梅雨入りです、、
まだ揺れの続く中、避難されている大勢の方々へ心を寄せて、、
熊本・大分で復興支援活動を行っている『一般社団法人OPENJAPAN』、
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安心して暮らせる日々が一日も早く訪れますように


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日々の暮らしの中、縄文の息吹を感じていただけたらと思います。
ありがとうございます。



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