旧暦では八朔を迎えます!
ハツキハツヒ(旧暦8月1日・西暦2024.9.3)、中秋へと向かう新月です。
夕暮れも早くなってきましたね💦
ほつみはつひは
うけまつり ふめたつかぜに
かやおふす ふしあれのわき
そろをゑは しなどまつりに
のわきうつ ほをのはらゐぞ ミカサフミナメコトのアヤ
【ハツキ:旧暦八月】
ハツキになると、いよいよフタ・メ(メカミ2冷・ヲカミ2温)が立ち、
温かさと冷たさの裂け目が出来ます。
その間をノワキ(台風)が吹き、嵐がカヤクサ(茅・草)を伏します。
ソロ(穀物・田畑の作物)に悪影響のヲヱ(目に見える災い)は、
シナト(風の自然神)を祭って、ノワキ(台風)の害を除くようにします。
ホヲのハラヰ(祓い)です。
天気予報の天気図をみると、低気圧と高気圧の間が台風の通り道となっています。
気象衛星目線?!
縄文の先人は、それをイメージしていたのか!?と驚きます!!!
ここ数年、毎年日本の各地で豪雨による大災害が頻発しています。
大地の再生を本気で見直さないと、、
身の回りのできるところからしっかりと見直していきたいですね。
「大地の再生・結の杜づくり」←ちぇきら
木々の声を聴き、風を読み、大地の呼吸を感じる。
循環と再生を、みんなの手で。
造園技師・矢野智徳(やのとものり)氏が
長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した環境再生の手法を学び、
傷んだ自然の環境再生施工と、この手法の研究・普及啓発をテーマに活動しています。
杜人(もりびと)環境再生医矢野智徳の挑戦https://lingkaranfilms.com/
はつきはしめは
ふためさく あらしくさふす
うかほきの ほつみならふる
ほもとかみ トシウチニナスコトのアヤ
●シナトマツリ【ハツキハツヒ(旧暦八月朔)】
実りの秋を迎え、心配なのは台風被害です。
フタメサク(メカミ2冷・ヲカミ2温の裂け目)にノワキ(台風)が吹き、
カヤ・クサ(茅・草)を伏します。
田畑の作物への悪影響がないように、シナト(風の自然神)をお祭りし、
ヲヱ(災害・台風の害)を除くようにします。
「八朔祭り」(風の被害に遭わぬよう風神を祭り五穀豊穣を祈る)の起原は、縄文時代に遡ります。
伊勢神宮内宮別宮の「風日祈宮」(かざひのみのみや)と
外宮の「風宮」(かぜのみや)を中心とする伊勢神宮125社では、
西暦8月4日、風の神様に感謝しさらなる五穀豊穣を祈願する
「風日祈祭(かざひのみさい)」が執り行われます。
同祭は毎年2回、5月14日と8月4日に行われ、
5月には雨風を凌ぐ「蓑」(みの)と「笠」(かさ)を奉納し、
8月は稲がさらに実って穂を垂れて成長するようにと五穀豊穣を祈願します。
※参考:伊勢志摩経済新聞記事。
また、雑節のひとつで、立春を起算日として
二百十日目(2024.8.31)と二百二十日目(2024.9.10)は
八朔(2024.9.3)とならび農業の三大厄日とされています。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつで、
台風が来て天気が荒れやすいと言われ、
夏目漱石の『二百十日』でも、二百十日の荒天が描かれています。
台風襲来の特異日とされ、奈良の大和神社で二百十日前三日に行う「風鎮祭」や、
富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が催されてきました。
●ハツホマツリ【ハツキハツヒ(旧暦八月朔)】
稲作(陸稲)のはじまりは、三代アマカミトヨクンヌの時代(縄文中期頃)。
ウケモチが、ヒヨウルタネから実ったハツホ(初穂)をハツキハツヒに献上しました。
宮中ではカシキ(赤・白・黄)のユフのニギテを立て、
アメナカフシをお祭りして初穂をお供えします。
お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊きます。
※ウケマツリについては、ホツマツタヱ15アヤに詳しいです。
ホツマツタヱ《十五アヤ・ミケヨロズナリソメのアヤ》より抜粋。
むかしナカクニ
ウケモチの カミがうけなお
アにこゑは ヒヨウルタネお
アにくたす ひうるにはゆる
ウルのソは ウルタのそなゑ
ヨルナミに はゆるナロナは
ハタのタネ
『ヒトの食の歴史を紐解いてみましょう。
昔、ナカニク(現近畿地方)のクニカミ(国司)に、
ウケモチという人がいました。
より良い民生の向上を願い、より良い農作物の種を求めていました。
イノリは通じ、ヒヨウルタネを得ることが出来ました。
ヒヨウルタネとは、
ヒルナミ・ヨルナミをそれぞれ効率よく受けて育つ種のタネです。
ヒルナミ(太陽エネルギー)を効率よく受けるのは、
ウルタ(水田)に作ると良い苗の稲。
ヨルナミ(主に月からもたらされるエネルギー)を効率よく受けるのは、
ナロナのハタ(畑)用のタネ(種・種類)です。』
クニトコタチの
アメまつる ミケはこのみか
クニサツチ うむウケモチの
ヤヨのマコ いまのカダなり
ウケモチが ハヅキハツヒに
なるハツホ トヨクンヌシに
たてまつる
『さらに昔、、
初代アマカミ・クニトコタチの頃のお祭りのお供えは木の実でした。
二代クニサツチから別れ出たのがウケモチです。
ウケモチの子孫が八代続いて、当代(アマテルカミの世)はカダのカミです。
ウケモチは、ヒヨウルタネからの初収穫のハツホ(初穂)を、
ハツキハツヒ(八月朔)に当時の三代アマカミ・トヨクンヌシに献上しました。』
キミはカシキの
ユフニキテ アメナカフシの
カミまつる ソロのほづみの
ミケもまた ウスツキシラゲ
ハツヒには カヰとシルとぞ
『このヒヨウルタネの初穂で、トヨクンヌはお祭りをなさいます。
中心を表すカシキ(赤・白・黄)のユフのニギテ(白い植物の繊維に染色した幣)を立て、
その中心にアメナカフシ(人類初発のミナカヌシ)をお祭りして初穂を供えます。
お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊き、
ハツヒ(新月・一日)にはカヰ(お粥)とシル(汁物)をお供えします。』
ハツキハツヒ(旧暦8月1日・西暦2024.9.3)、中秋へと向かう新月です。
夕暮れも早くなってきましたね💦
ほつみはつひは
うけまつり ふめたつかぜに
かやおふす ふしあれのわき
そろをゑは しなどまつりに
のわきうつ ほをのはらゐぞ ミカサフミナメコトのアヤ
【ハツキ:旧暦八月】
ハツキになると、いよいよフタ・メ(メカミ2冷・ヲカミ2温)が立ち、
温かさと冷たさの裂け目が出来ます。
その間をノワキ(台風)が吹き、嵐がカヤクサ(茅・草)を伏します。
ソロ(穀物・田畑の作物)に悪影響のヲヱ(目に見える災い)は、
シナト(風の自然神)を祭って、ノワキ(台風)の害を除くようにします。
ホヲのハラヰ(祓い)です。
天気予報の天気図をみると、低気圧と高気圧の間が台風の通り道となっています。
気象衛星目線?!
縄文の先人は、それをイメージしていたのか!?と驚きます!!!
ここ数年、毎年日本の各地で豪雨による大災害が頻発しています。
大地の再生を本気で見直さないと、、
身の回りのできるところからしっかりと見直していきたいですね。
「大地の再生・結の杜づくり」←ちぇきら
木々の声を聴き、風を読み、大地の呼吸を感じる。
循環と再生を、みんなの手で。
造園技師・矢野智徳(やのとものり)氏が
長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した環境再生の手法を学び、
傷んだ自然の環境再生施工と、この手法の研究・普及啓発をテーマに活動しています。
杜人(もりびと)環境再生医矢野智徳の挑戦https://lingkaranfilms.com/
はつきはしめは
ふためさく あらしくさふす
うかほきの ほつみならふる
ほもとかみ トシウチニナスコトのアヤ
●シナトマツリ【ハツキハツヒ(旧暦八月朔)】
実りの秋を迎え、心配なのは台風被害です。
フタメサク(メカミ2冷・ヲカミ2温の裂け目)にノワキ(台風)が吹き、
カヤ・クサ(茅・草)を伏します。
田畑の作物への悪影響がないように、シナト(風の自然神)をお祭りし、
ヲヱ(災害・台風の害)を除くようにします。
「八朔祭り」(風の被害に遭わぬよう風神を祭り五穀豊穣を祈る)の起原は、縄文時代に遡ります。
伊勢神宮内宮別宮の「風日祈宮」(かざひのみのみや)と
外宮の「風宮」(かぜのみや)を中心とする伊勢神宮125社では、
西暦8月4日、風の神様に感謝しさらなる五穀豊穣を祈願する
「風日祈祭(かざひのみさい)」が執り行われます。
同祭は毎年2回、5月14日と8月4日に行われ、
5月には雨風を凌ぐ「蓑」(みの)と「笠」(かさ)を奉納し、
8月は稲がさらに実って穂を垂れて成長するようにと五穀豊穣を祈願します。
※参考:伊勢志摩経済新聞記事。
また、雑節のひとつで、立春を起算日として
二百十日目(2024.8.31)と二百二十日目(2024.9.10)は
八朔(2024.9.3)とならび農業の三大厄日とされています。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつで、
台風が来て天気が荒れやすいと言われ、
夏目漱石の『二百十日』でも、二百十日の荒天が描かれています。
台風襲来の特異日とされ、奈良の大和神社で二百十日前三日に行う「風鎮祭」や、
富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が催されてきました。
●ハツホマツリ【ハツキハツヒ(旧暦八月朔)】
稲作(陸稲)のはじまりは、三代アマカミトヨクンヌの時代(縄文中期頃)。
ウケモチが、ヒヨウルタネから実ったハツホ(初穂)をハツキハツヒに献上しました。
宮中ではカシキ(赤・白・黄)のユフのニギテを立て、
アメナカフシをお祭りして初穂をお供えします。
お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊きます。
※ウケマツリについては、ホツマツタヱ15アヤに詳しいです。
ホツマツタヱ《十五アヤ・ミケヨロズナリソメのアヤ》より抜粋。
むかしナカクニ
ウケモチの カミがうけなお
アにこゑは ヒヨウルタネお
アにくたす ひうるにはゆる
ウルのソは ウルタのそなゑ
ヨルナミに はゆるナロナは
ハタのタネ
『ヒトの食の歴史を紐解いてみましょう。
昔、ナカニク(現近畿地方)のクニカミ(国司)に、
ウケモチという人がいました。
より良い民生の向上を願い、より良い農作物の種を求めていました。
イノリは通じ、ヒヨウルタネを得ることが出来ました。
ヒヨウルタネとは、
ヒルナミ・ヨルナミをそれぞれ効率よく受けて育つ種のタネです。
ヒルナミ(太陽エネルギー)を効率よく受けるのは、
ウルタ(水田)に作ると良い苗の稲。
ヨルナミ(主に月からもたらされるエネルギー)を効率よく受けるのは、
ナロナのハタ(畑)用のタネ(種・種類)です。』
クニトコタチの
アメまつる ミケはこのみか
クニサツチ うむウケモチの
ヤヨのマコ いまのカダなり
ウケモチが ハヅキハツヒに
なるハツホ トヨクンヌシに
たてまつる
『さらに昔、、
初代アマカミ・クニトコタチの頃のお祭りのお供えは木の実でした。
二代クニサツチから別れ出たのがウケモチです。
ウケモチの子孫が八代続いて、当代(アマテルカミの世)はカダのカミです。
ウケモチは、ヒヨウルタネからの初収穫のハツホ(初穂)を、
ハツキハツヒ(八月朔)に当時の三代アマカミ・トヨクンヌシに献上しました。』
キミはカシキの
ユフニキテ アメナカフシの
カミまつる ソロのほづみの
ミケもまた ウスツキシラゲ
ハツヒには カヰとシルとぞ
『このヒヨウルタネの初穂で、トヨクンヌはお祭りをなさいます。
中心を表すカシキ(赤・白・黄)のユフのニギテ(白い植物の繊維に染色した幣)を立て、
その中心にアメナカフシ(人類初発のミナカヌシ)をお祭りして初穂を供えます。
お祭りのご膳には、穀物を臼で搗いたシラゲ(精米)を炊き、
ハツヒ(新月・一日)にはカヰ(お粥)とシル(汁物)をお供えします。』