真っ青な空に雲ひとつなくまぶしいくらいの陽光の中、少し歩けば汗ばんでくる。
風もないので、午後から一昨日満開宣言の出た高知城の桜を見てきました。
石段を杖をついて登る人、観光客らしき人たち、花見の宴で盛り上がっている人たちでにぎわってます。
八部咲きで満開、それから二日たって・・・九部咲き、かな。
本丸の売店ではアイスクリンが人気を集めてます。
終わってしまった梅のかわりにかぐわしい香りを漂わせているのは
りんご?あんず?
今年の標本木の開花は早かった。
遅れをとった近くの公園の桜並木も午後からさらにつぼみを開いたようだ。
報道されるニュースにストレスのたまる毎日だけど、ほんわか和みます
術後まもない天皇陛下たっての希望だった自らの言葉で語った追悼の辞に深い感銘を受けた日、この時を待ってたかのように居丈高に瓦礫の広域処理の熱弁をふるった野田には驚いた。
災害地で活動しているNPOの人が、縦割り役所仕事で処理が進まない、復興庁にはもっと迅速に出来るようしてもらいたいと訴えていたのを聞いたのはつい先日だったのに、よく言うよ。
「福島第一原発 真相と展望」の中で著者のアーニー・ガンダーセン氏、バンダジェフスキー氏も瓦礫を分散させることに警鐘を鳴らしている。
健康被害の拡散が狙いなのか、利権がらみなのか。
ツイッター上での情報によれば、いち早く受け入れを表明した東京の瓦礫処理元受け業者の株95.5%は東電が保有とあった。
「絆」で瓦礫は処理できるのか
みんなで瓦礫処理の裏側
笑止千万!「みんなの力で瓦礫処理」
門前払い
↑ 広域にばら撒くと聞いて一番に思ったことだったけど、やはりこんなことがあったのだ。
利権にしがみつく人たちのなりふり構わぬ行動は、tunamiについでgensiryokumuraという言葉を世界に定着させた。
昨日日本で一番早く桜の開花宣言がでました。
こんなことがやたらと嬉しい土佐人なもので、これから現地取材に行ってきたいと思います。
ドンドン気温上昇中、さらに開きそうだ。
いる、いる、桜の開花を見に来た人たちが。
昨年は上のほうに数輪でしたが、一日早く開花した今年は数も多く
暖かいというよりも・・・ブルゾン要らなかったな。
一週間から10日で満開の予報です。
リョーマの休日は、花見一色だぁ
「サマーホリデー」続編、坂木司「ウィンター・ホリデー」・北森鴻「邪馬台」・明野照葉「東京ヴィレッジ」・笹本稜平「所轄魂」
どれもこれも面白く完読。
賞味期限今日までのおからが安くなっていたので、冷凍しちゃうからと買ってきて小分けした残り。
さてこれをどうしようか。
酒粕の残りもあるし、アーモンドプードルもある。
おだんごカフェの「からだにやさしいお菓子」から、おいしすぎーと評判の良いおからと酒粕のリッチパウンドケーキを焼いてみることにしました。
メープルシュガーはあるけどメープルシロップはない・・・同量の水で溶けばシロップになる、が、ここは甜菜糖大匙1杯に変更。
白味噌の代用は赤味噌でもいいか、でもちょっと待てよ。これは甘味の補充なんだよね。
で、思いついたのがデーツ。
これをひとつ入れブレンダーで攪拌した酒粕クリームは、あー、なんておいしいんでしょ。
おからと地粉とアーモンドプードル・ペーキングパウダーにこれを加え、菜種油を入れてさっくり
混ぜる。このさっくりがいつも過剰になるようで。
型紙の必要ないちょいと大きめパウンド型で焼いたので高さがないのですが
酒粕香るリッチパウンドケーキ完成。
夕方から焼いてもすぐ出来る。これはいいわ
塩麹を使った料理を調べていると、豆腐がおいしいの書き込みが目に付く。
それはまるでチーズのようらしい。
赤ワイン漬け、味噌漬けなんてあるから、なるほどおいしいのだろう。
室戸海洋深層水を使った昔ながらの固い木綿豆腐を買ってきて、まずは水切り。
もともと固いからあまり水分は出てこないけど、まあこんなものかな。
一丁を横半分に切って大匙1の塩麹を両面に塗り・・・でも塩加減がどんなになるのかわからないので、トーストにバターを薄く塗る感じにしてそれぞれをラップでぴっちり包み、ZIP袋に入れ冷蔵庫で3日。
うむ、それらしくなってきたけどまだ豆腐の味が残ってます。
5日目どれどれ、まさにこれはチーズだ
子供のころ田舎で食べて気に入っていた、味噌汁に入ってたチーズのようなもの(なんていってたかな)それを思い出す味。
ポイポイと、隣の味噌汁椀に放り込めばほんのり温かくなってこれまたいい。
気に入ったので、今度は高濃度豆乳の昔ながらの木綿豆腐を買ってくる。
やぎねこさんのブログを参考にさせてもらって、カブのべったら漬けも作ってみました。
砂糖と塩麹でもみもみ。
昨日は寒かったけれど、今日は予報に反して日中暖かでした。
寒くなると嫌だなと思ってましたが、最高気温は15度予報。
午前中は、高知駅土佐テラス前旅広場ご当地グルメ屋台村に行ってまいりました。
秋にべふ峡温泉前で連続売り切れ空振りだったシカドッグがお目当てです。
あるある。
評判がいいので期間延長となったおもてなし勤皇党のステージを見ながら、嶺北牛串焼きに四万十市つがにうどんをスルスル。
割りいれてもらった卵の黄身はプルルン、お箸でつまめます。
お昼は(まだ食べる!)シカハンバーグのモミジバーガーと佐川町黒岩プリン。
そして、土佐テラスで売っていた本家本元大月町のひがしやま。
8センチくらいが3個入って500円・・・むむむ、やっぱりお得感のある840円がいいよね、で。
芋(紅ハヤト)と水だけ、潮風とお日さんで干した究極のひがしやまは、芋キャラメルでありました。
うーむ、弟子入りしたい。
夕方からは中央公園に突撃ぃ
詩画展の帰り、お城の梅の段に登ってみました。
気になる空模様だけど、花見見物の人でにぎわっています。
梅の香りが一面に漂い。
「うわー、きれい!」
梅の咲き初めに訪れることはあっても、このしだれ梅が咲いているのを見るのは初めてです。
お城の黒い門をバックに桃色が映えます。
今ではお花見といえば桜ですけど、昔は梅見物のことだったのですよね。
うす曇の中こうしていると、なるほど、歌など詠んで梅の花を楽しんだ昔の人の気持ちになってきます。
いつもは閉じられている門が開放されていました。
やっと雨が上がったけれど、寒くなってきた。
明日は土佐の「おきゃく」第二弾。
金目鯛の炊き込みご飯や干物を炭火で焼いて、と楽しみにしてるのに・・・寒いと嫌だなぁ。
「やさしさと生きる喜びに出会える春」
星野富弘 花の詩画展に行ってきました。
口に筆をくわえて作画している絵のことはかなり前から知ってはいましたが、原画を見るのは初めてです。
脊椎を損傷し手足の自由を奪われたのは24歳のとき。
自暴自棄になるのを救ってくれたのは三浦綾子さんの「塩狩峠」だったそうです。
推理小説一辺倒だった私が、何がきっかけだったのか高校のときに読んで衝撃と感銘を受けた本でした。
当初書けたのは黒い点、それからアという形になり・・・
どんな逆境においても努力すれば報われるのだと改めて思わされます。
目を近づけて食い入るように見ては、「すごい」のため息。
バックを塗った桜の絵に白い文字をのせるのなんてかなり大変だと思うのですが。
これがくわえた筆で描かれた(書かれた)とはとても思えません。
レイアウトが秀逸で、こんな味のある文字を書きたいものです。
五体満足なんだからもっと努力しろよ、努力が足りないよの声が聞えてきそうです。
故郷の群馬県勢多郡東村(現みどり市)の自然の素晴らしさ。
今は廃校になったという木造の校舎、春花盛りの駅舎・・・日本の自然は本当に美しい。
観覧料500円で、とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました
「失ったものが大きいほど与えられるものは大きい」
もうすぐ一年がたつ大震災について、こんな風な言葉がありました。
お城の下の高知県立文学館で3月31日まで開催中(会期中休館日なし)です。
「ここに人あり、自由あり」
井沢元彦、夏野剛、松本大、奥田瑛二、犬養裕美子さんたちを講師陣に、そして高知県知事・市長も加わってのエンジン03シンポジウムが昨日開催されました。
始まってから一時間もたってないころ、静寂を破るグォーガガーと響き渡る音・・・
周囲にお構いなしの大爆睡なものですから、ついに夏野さんに「数多く講演してきたけれど、こんな経験は初めてです。いやぁすごいなぁ」と爆笑されてしまいました。
会場笑いの渦の中でも目覚めなかったおじさんは、やっぱり土佐の豪傑!?
スティーブ・ジョブスが言った「Stay foolish」 「Stay hungry」
馬鹿であれ、まあこれは県民性の自然体やきオッケーね。
ハングリー精神は・・・高知の将来は明るいと思う人、に元気よく挙手する人が多い(私も)ってことは、これがないがやろうね。
何の根拠もなくと、これも笑われた
水があって食べ物がおいしくて気候が温暖で、ないのはお金だけとはよく言われますが、沖縄にも抜かれたビリだけど誰もさして気にしてないもん。
世界で一番の少子高齢化国の中で一番の高齢化県。
えっへん、視点を変えれば世界一の先進県です。
バイオチップなど林業の活性化が出来れば、再び「自由は土佐の山間」よりです。
この山間を舞台に来年春奥田監督による映画撮影があるとの発表がありました。
講師陣は酒豪揃いで、特に松本氏は並みいる飲んべえを打ち負かしたうわばみ・・・今回も勝利したのでしょうか。
犬養さんは土佐ジロウの卵かけ食べたかな。
ヘイ♪
夜は土佐の「おきゃく」スペシャルライブで盛り上がる。
編み始めたのは、林ことみさんの「編み地を楽しむリストウォーマー」の青海波だったのですが、これが何度編み直してみても模様にならない。
疲れた・・・
で、第二候補の木の葉模様に変更して編み始めたのはいいけれど、これがまた間違いの連続で。
そもそもが勝手な思い込み、勘違いなどが原因。
一体何度やり直したことやら。
でも、頭に編み図がしっかり刻まれれば、あとはリズムでどんどん進む。
が、セーターに前後があるように、手袋にも左右の二枚がある。
二枚目はきつく編んだので、大きさがかなり違ってます。
うーん、うーん・・・すごく悩んだけれど結局全部ほどいて編みなおし、こうして完成したのでした。
我ながら、編み物に関しては嫌になって途中で放り出さないことに感心する。
昔初めての棒針で、しかも細い糸で無謀にも挑んだ五本指の手袋だって、なぜか目が増えたり減ったりの編みなおし30回以上。
周りもあきれる中、よく完成させたものです。
この時までずっと不器用だと思っていたのでしたが・・・今では一本の糸から生まれる編み物好き