昨日は、夏の再来のようなむっとした暑さだった。
夜になっても30度越え。
窓全開で寝ていたら、夜中の強風で目が覚めた。台風の余波?
今も時折強い風が吹いているけど、予想最高気温28度だ。
今度こそ、夏よさようなら
土鍋が並ぶ季節になったなあと、何気なく眺めていると!?
羽釜タイプのご飯釜に目が留まった。
蓋をひょいと、が予想より重かった。
ううむ、本格的。
日本の職人が一つずつ手造りした・・・むむむ、物欲を刺激する。
デザインもかっこいい。
後日、ネットのついでにふと思いたち検索してみると、同じものらしき鍋をみつけた。
「釜炊き三昧」というのだ。
おいしく炊けました、と評判もいい。
普通の土鍋でもおいしく炊けるというのでチャレンジしたけど、加減が分からなくて鍋底を焦がした。
ル・クルーゼでは上手に炊けるけど、ご飯粒のあとが残るので、気になるから何度かに一度ごしごし洗う。
・・・・ポチ!
注文しちゃいました
今夜も蒸せるねと言いながら梅の段まで上がると、涼しい風が吹いてきた。
最終日の今夜もにぎわっています。
あれ?観客の中に昨夜見かけた人が。
同じく神楽の魅力にはまってしまった人がいるようです
初めて観る名野川磐門神楽は栄華を誇った平家時代の優美さがあって、他とまた違う魅力があります。
くるくる回るってぴたっと止まる。
その足さばきはとても軽やかで、目は足先に注視してしまいます。
バレーの心得あり?
「こんなに神楽が楽しいとは思わなかった!」 (うん、うん)
「秋祭り観に行かなくちゃね」 (そう、そう)
こんな声が聞えてきました。
池川神楽は疲れてて、津野山神楽はカメラを持ってなかったので・・・残念。
中秋の月と神楽にすっかり酔いしれた「秋の夜のお城祭り」でした。
少子高齢化の中で伝承保存していることに感謝。
「本物?」
「真剣に決まってるやない。神様の前で踊るがやも。」
そりゃそうか。
「手から抜けたりしたら危ないねえ。」
昨夜は初めて観る本川神楽。
開始前のアナウンスで、「県内9神楽の中で、唯一真剣が使われています」と!
真剣です。
鈍い光を放ってます。
刀をぶんぶん振り回すと、近場の観客みんな(その中の一人)の体は後ろにそります。
でんぐり返ります。
怪我なく終れたことに手を合わせます。
バサッ。
薙刀も真剣です。
神楽に酔った最後の夜は、名野川磐門神楽。
雲ひとつない夜空にぽっかり浮かぶ十五夜の下、秋の夜のお城祭りが始まりました。
追手門には、煌々と光る月ををバックに大きなまわり灯篭。
ウサギがぐるぐる。
ちょうちん片手に(風流)足元をを照らしながらキャンドルのともされた長い石段を上がると、二の丸ステージでは
神楽競演初日の500年の歴史を持つ大豊町・永淵神楽。
手杵の舞。
二の腕が盛り上がっていたので、杵はかなり重い?
弓の舞。
いざ、弦の間を通り抜こうぞ!
両手に刃を持ってでんぐり返る
この獅子の顔、カゼをひいたパグみたいで愛嬌がある。
いやあ、初めて観た「岩淵神楽」は楽しかった。
10月22日の午後、秋の祭りで舞うそうだから行ってみようかな。
涼しくなった秋の夜に、高知城を眺めながら土佐神楽を楽しめるなんて
23日まで日替わりで、19時、20時の二回開催。
今夜は仁淀川町・池川神楽。
梼原町・津野山神楽、いの町・本川神楽、仁淀川町・名野川磐門神楽と続きます。
なんとも贅沢な企画だ。
作家自身が選んだ人気作家に、自身の好きなモチーフでの小説をお願いしたという新作短編集。
初めに読んだのは、近藤史恵リクエスト「ペットのアンソロジー」
同じモチーフでも、書き手が変わればもこんなにも切り口が違うのだ。
愉快な作品、そうそうと、ついうなづいてしまう作品。
柄刀一さんの作品では、涙腺うるうるから・・・
ペットを飼ったことのある人だったら、大泣き間違いありません。
続くは、大崎梢リクエスト「本屋さんのアンソロジー」
文筆業を生業とした方達だから、当然のことながら本屋さん・本への思い入れには力がはいっている。
謎として登場した本、石持浅海「君がいなくても平気」、他の作品も読んでみたいと宮下奈都「誰かが足りない」など、出合いから波及していくのが競作本の醍醐味だ。
ロバ君にもまた会ってみたい。
そして、今読んでいる坂木司リクエスト「和菓子のアンソロジー」
和菓子にまつわる話だから、かなり異色な作品がある。
「チチとクズの国」は爆笑もの。
「和菓子のアン」を読んだ時、日頃あまり縁のない和菓子を食べたくなったものでしたが、台風が去りぐっと涼しくなってきた今日この頃、熱く渋めの緑茶に餡子の入ったお菓子が浮かぶ。
ちなみに、つぶ餡派。
季節によって名前の変わるおはぎは秋の呼び名で、春には牡丹餅、夏には夜船。
日本語は美しく繊細だ。
おたまじゃくしは カエルの子
なまずのなまこじゃあるまいし
それがなによりしょうこには
やがて手がでる 足がでる ♪
数年前のだし時期はずれだけど、だめもとで落花生の種を植えてみた。
満々にたまった(やれやれ)バスタブの水を汲んできて、さあまこうと
あれ?
れれれ???
おたまじゃくしが泳いでいた!
まだいたの・・・
よーく観ると、ちっちゃな手と足がある
まだまだ暑さが残ってるとはいえ、そろそろお彼岸。
こんなにのんびりしてていいのだろうか。
ケーブルテレビで「まほろ駅前多田便利軒」を観た。
まじめな人柄の多田と、同級生だっただけの理由である日突然転がり込んだ行天二人のコンビが便利屋家業で出くわす人々とのあれこれ。
これがなんというか奇妙で変に心地よく、最後のシーンと共に心に余韻の残る映画だった。
まほろという言葉にどこかで出合ったぞ、もしかしてと思っていたら、エンディングテロップに三浦しをんさんの名が。やっぱり。
そういえば「船を編む」も、世間からちょっとずれていて同じ匂いを持つ主人公だった。
ミステリーもいいけど、たまにはこんなあくせくしてない話がいいな、と三浦さんの本を物色していたら「まほろ駅前番外地」が出ていた。
嬉しいことに続編があったのだ。
しかも、前回登場した個性的な面々のその後がある。
星や頑固親父に、ユラコーも。
先に映画で観たせいか、読みながら眼前には二人が映像として浮かぶ。面白い。
パート2の映画にならないかなあと思っていたら、これテレビ化されていたのだ。
知らなかった。
しかも来月ケーブルテレビで一挙放送。
刃物を持ったストーカーに追われているのにだらんとさげた両手をぶらぶらさせて逃げていた行天は、金剛力士像の吽を目指しているらしい。
酒に加えて固形物も食うようになり、かさむ食費に日々頭を悩ませる多田。
飄々とした奥に潜む狂気を垣間見てしまっては、この疫病神の居候を見捨てるわけにはいかないだろうな。
二人の関係は続く。
さらなる続編待望す。
「まほろ駅前番外地」 三浦 しをん
昨年だったら二匹は買えた秋刀魚が、今年は円安燃料費高騰で一匹の値段・・・
庶民の味方とはもはやいえない秋刀魚だから、ここはふさわしく炭火でしょ。
てなわけで、お山の菜園でうちわでパタパタ炭をおこし、盛大に煙を出しながら七輪で焼き
下の段で調達してきたもぎたてぶしゅかんをブシュと絞る。
「いっただきまあす」
学校給食の前になんで言わなきゃいけないんだといちゃもんをつけたモンスターペアレントがいたとか。
馬鹿じゃない。
命に、恵みに感謝するのは日本人だったら当たり前でしょ。
世界に類をみない言葉なんだから。
いやあ、やっぱり秋刀魚はおいしい。
炭火で焼けばさらにうまい
どんな高級料亭にも負けないねぇ、などといいながらの昼食後のデザートは、これもまたもぎたての柿。
早くも柿色に染まっていた一個・・・
どうなんだろうね、と半信半疑で食べてみるとこれが甘くて驚きでした。
渋柿も6個くらい色づいているのがあったりと、これもやっぱり前倒し?
栗拾いもまだなのに。
黄色い花が咲いて、蔓を土中に伸ばし、順調に葉を茂らしていた落花生が。
草が茂っているともぐれないそうだからと、周りの草もきれいに刈ったばかりなのに。
たった二株の落花生が。
久しぶりのからっと秋晴れ金曜日、一週間ぶりの菜園をチェックしてると・・・一株の一部をのぞいて消失した。
その隣の茶枝豆も。
・・・
・・・・・・
ぶちっと引きちぎられた枝の痕跡は、先日茎だけ残し突如消えた茶枝豆の犯人と同じ手口か。
多分野ウサギの仕業だ。
豆類は、双葉の頃鳥などに食べられるから注意が必要とは知っていたけれど、成長した落花生まで狙うやつがいるとは思っていなかったので、精神的ダメージが大きい。
何を植えてもダメじゃない!
猪にウサギをお山の菜園で飼っていると思えば・・・んなこと思えるわけない
餌台にやってきてはひまわりをコンコンやってるヤマガラは可愛いけれど。
ストレスが尾を引いているのか、はたまた夏ばての後遺症なのか、なんだかやる気が出ない。
あまりにも暑い日が続くので、あれから結局冷蔵保存した自家製の味噌。
やっとまとまった雨の降った昨日、取り出して久しぶりの味噌汁に使ってみました。
すくってみると。
米麹のつぶつぶ感が残っていて、ちょっとさらっとしてます。
味のほうは。
うーん、まろやかさがなく、まだ塩がとんがってる感じ。
熟成が進んで茶色くなっていたので冷蔵庫に入れたのですが、まだ熟成が必要かな。
今週はずらりと傘や雲マークが並んでいるので、もうあんな暑さは戻って来ない?
そう信じて、このまま室温で本格的な秋まで追熟してみることにしました。
今朝見ると、下に茶色い液体がたまっていたので二回目の天地返しをして新しくラップを貼り付けたのですが、あとから思えばこの液体は醤油として使えるとあったような。
惜しいことをした。
今年の夏は+1.1とタイで一位の暑さだった
家庭菜園先輩のゴーヤもこの夏はダメだったそうだから、順調に育っていたトマトが突然枯れたのもやはり暑さのせいだったのだ。
おっ、また激しく雨が降り出した、と思ったら止んできた。
鏡の水量はまだまだかな。