前々回、話題にしていた4/29日のプロ向けダンス講習会、今年のラテンは『ニセコルンバ』でした。
ニセコといえば、スキー愛好者には世界的規模で馴染み深い地名だと思いますが、スキーとは縁もゆかりもないハナシです(w)
社交ダンスには、全国で、ある地域だけで知れ渡っている技やステップの組み合わせがあって、地域の名前がついていたりします。
テルコ・ダンススタジオでも、北海道版ルンバ、北海道版チャチャチャとして、特別講座で教えています。
地域限定のステップで楽しいのは、それ以外の土地のパーティーなどで踊ると、目ざとく見つけて人が寄ってくるところ。
「ソレ、今の何~? 見たことない! 教えて教えて!」
……東京で北海道版のチャチャチャを踊って、やっぱり人が寄ってきて、教えたお返しにそのダンスホール独自のステップを伝授してもらったことがあります。まぁ、1度習っただけだと、すぐに忘れてしまうのですが。
ニセコルンバも、数多ある地域限定モノの一つですね。
全体で3分程度。
『大車輪』とか『ヘンシン』などの、北海道版で使われる技も組み込まれていて、始め~終わりまででデモンストレーション1曲分相当の長さ(やや長め)という……かなり長いステップの組み合わせなのでは、と思いました。
興味深かったのは、参加者たちの間で
組み込まれている技を ①知っている ②知らない ③知っているけど、一部が違う
と、いろんなパターンに分かれたことです。
北海道のあちこちから集まっているので、遠方から来ていると全く知らなかったり、地域を飛び越えて伝播していると判明したり。
お師匠様と一の弟子も、技の中で普段1回転する癖がついていて、ニセコルンバでは回転しないのに、つい1回転してしまいました
あと、ワザの名前も面白い。
ヘンシンなどは、よく
「変身って、何!? 何に変身?」
と訊かれますが。(昔の仮〇ラ〇ダーとかが ヘン~シン! ってポーズをとってた、アレと似ているんで、ヘンシンなんです)
今回習った中に、 『ラブラブロード』 というのがありました。
実際に見るとなんとなく、雰囲気から
(ああ……うん、ここら辺がラブラブって…コトかな)
と察せられる、かも(←私見なのでアヤシイ)
……その場では周囲を見ながら真似をするので、何とか出来るんですが…長くて、覚えきれなかった……。
スタンダード講習も面白いコトはあったのですが、地域限定版のレッスンということで、より一の弟子の興味を引いたラテンの講習内容のご紹介でした
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