札幌の夏は、早くも少しずつ、少しずつ遠のいて行きます
ウニ大好きな私、一年に一回はウニ丼を食べた~~~い!
ところが、8月は忙しかったので、ウニ丼を食べに行く暇がありませんでした
そして26日、8月最後の日曜日、やっと時間が空いたのです‼
これは行かずにはおられない。
『ウニが私を呼んでるーーーッ』
ってな訳で、食べに行ってまいりました。
エゾバフンウニ
私たち小樽人は、これをガンゼと呼んでいます。トゲが短くて、紫ウニよりも味が濃厚で甘い
……のですが、値段を見ると、あまりにもガンゼがお高価いので…今年は紫ウニ丼に……。
でも、美味しかったです。モチロン
美味しいウニ丼に満足して帰る途中のこと。
(あら? フゴッペ洞窟がきれいな建物に……?)
行くときには気が付きませんでした。
国指定史跡”フゴッペ洞窟” 入館してみることに。
実は昔、何度か入ったことがあるのですが、火山灰が固まった柔らかい岩に刻画されているのです。
自然のままでは風雨で刻画が消えてしまうかもしれないため、以前からガラス越しに観覧するようになっていたのですが、現在はどうなっているのか?
好奇心と期待が入り混じる中、新しくなった建物の中へ。
発掘された土器や、大小さまざまな骨製針、ナイフや鋸なども展示されていて、続縄文時代、1500年も前に思いをよせてみました。
私は寒がり屋なので、まず思ったのは
(どうやって寒さをしのいでいたのか? )
いや~、この時代に生まれなくて良かった~💦
ところで、記憶の通り岩面は、やはりガラス張りの中。
岩面刻画は、800点を超える数のようです。
以前にはなかった、面白い工夫がされていました。
日本全国でも、小樽の手宮洞窟とフゴッペ洞窟にしかない、貴重な刻画。
近いところに、そんな場所が2ヶ所もあるのは、すごいことですよね
たまに歴史を遡ってみるのも、良いものです。
展示を見ていて、私が特に驚いたのは、貝や魚、鳥や小動物を狩猟対象にしていたのはわかるのですが、なんとクジラも捕っていたようで。
(えッッ、余市の海にクジラが!? それ、一体どうやって仕留めたの???)
すごいですよね。
その時代の洞窟近辺の模型を見ながら、それはそれで幸せな時代だったのではないかと考えながら、その場を後にしたのでした。
受付の方から、ここから5分ほどのところにストーンサークルがありますよ、と教えていただいて、ついでにそれも見て帰ってきました。
続縄文人は、アイヌ民族の祖先かもしれませんし、私たちの祖先にも連なるかもしれませんし(??? 古人類学者とかの分野ですかね?)
ルーツをたどるのもおもしろいかな~、と思いました
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