映画を観て、TV放映も何度か観ている『フラガール』
先日、新聞に小さく、あの映画のモデルになったフラガールたちが震災被害をうけて、
休業を余儀なくされた、という記事が出ていました。
一の弟子は自分の所で購読している新聞しか見ていないのですが、スポーツ紙を含め
たメディアでも取り上げられていたようです。
再開には修繕費だけで数億円という話も聞きました。
ところで。休業中のフラガール約30人は契約が維持され、今春加入のメンバーを加えて、全国巡業
をすることになったのだそうです。
震災からの復興に向けて、頑張っているのですね。
近く、首都圏や東北各地 を回るとのことで、北海道までは・・・来ないのかな。ちょっと残念。
海を隔てて北海道にいると、本物のフラガール達を見に行こう
という機会がなかなかありません。
(ダンスに限らず、演劇などの舞台にも言えることなのですが・・・)
テルコダンススタジオのフラガール達も、赤十字のチャリティーパーティーなどで、震災に遭われた方々
のために協力しています。
みんな、自分のできることで協力し合い、助け合い、自分のできることを支えにして立ち上がっているんですね。
つよいぞ、すごいぞフラガールたち
前回のご紹介に続いて、先週土曜日。
新人さん2名が新たに入会なさいました。
お二人とも、昔社交ダンスをしていたとの事。
「おいくつの時にやっていたんですか?」
なんてコトは訊いたりしませんが。
長年中断していても、一度身体に入ったものは、ちょっと復習すると甦ってくる()ようですよ。
お二入とも、とても良いカンジ。
すぐに上手になりそうです。()
(なかなか覚えられない・・・・)
と悩んでいる方は、身体が覚えてくれるまで、あとちょっと頑張ってみてネ
覚えてしまえば、そう簡単に抜け落ちてしまうことはないので。それまで、少しだけの我慢なのです。
・・・ところで、女性は男性よりちょっとラクかもしれません。
だって、男性がちゃんとリードしてくれさえすれば、な~んとなくついていってしまえることが・・・。
(もちろん、ちゃんと覚えたほうが素敵におどれるんですよ!)
その点で言うと、フラダンスは『リードされる』ということがないので、自分でしっかりと振付を覚えなけ
ればいけません。
自分の右や左で踊っている仲間を、チラッ、チラッと見ながら踊るのが得意な人も・・・いるけど・・・。
うふふふ。
それはそれで、良しとして。
でも、少しずつでも、振付をおぼえていきましょうね
昨日、基礎講座に2名のニューフェイスが入りました。
社交ダンスは本来、全身運動なのですが、ステップばかりを気にしていると、身体の
躍動がストップしてしまいますね。
特にラテンは、身体のあちこちのパーツをそれぞれに動かさなくてはなりません。
ところが、普段は使わないような筋肉を使うので、思うように動けないのです。
無理もないことですが、新人さん二人はやっぱり四苦八苦していました。
でもね、大丈夫ですヨ。身体は徐々に動くようになりますから。うふ
さて、基礎講座はウォークもたくさんやります。
ウォークレッスンに入りましたが、やはりというか・・・ステップを踏むことばかりを気にして
しまうので、今度はサポーティング・フットが使えない。
(サポーティング・フットというのは、体重が乗っている方の足のこと。その足を使って、身体を
送らなければいけません)
・・・・きれいに踊っている人の動きは簡単そうに見えるんですが、実はきれいに踊るという事は
難しいものなのです。
それゆえに、やりがいがあるかも。
・・・私はそう思っているんですが。
種類は違いますが、フラダンスにも同じことが言えます。
フラダンスは下半身のベーシックをしっかり身につけておかないと大変。
振付された部分が始まると、その型をなぞることに意識が集中してしまって、腰の動きが止まってしまいます。
同じなのですね。
やはり、すべては基本から。
ニューフェイスさんたちも、くじけないでがんばりましょうね
ひとりだけ、フォーメーションのレッスンを休んだのは一の弟子です。
・・・・サボったわけじゃーありませんよ。
どぉ~~しても抜け出せない所用が入ってしまったのです
で、教室に来てみたら衣装新調の運びになっているもようですね。
一回目の練習の時から、
『衣装を新しくしようよ~』
という話題はチラッと聞こえていたのですが、女性メンバー皆が賛同したんですね
一の弟子はフォーメーションではもれなく男性役なので、採寸したり、きれいな布地を纏って仮縫いに臨む
女性メンバーを見るのが楽しみ。
そして、ちょっとウラヤマシイのです。
なにしろダンス用の衣装なので他のことには全く転用できないんですが、キラキラひらひら華やかな服は、
やっぱりワクワクと女子の気分を盛り上げてくれます。
(・・・まぁ、無料でドレスが出てくるわけではないので、そこは大変かも知れないんですが・・・)
一方の男性はというと。
ここ数年はスタンダードとラテンのメドレーでフォーメーションをしているので、スタンダードでおかしくない
白いシャツとブラックのベスト、パンツに蝶ネクタイがあれば良いので、とっても楽ちんです。
ラテン種目だけでメドレーにしたこともありましたが、その時はラテン用のブラックの上下に、女性の衣装の余り布(!)
を飾り付けて衣装にしました。
これまた楽ちん。
でも、たぶん男性陣から
『毎年おんなじ服じゃ飽きた。男も衣装を新調したい』
という話題は・・・まあ、出てこないんじゃないかな。
社交ダンスは、踊るときには男性のリードに女性がついて行きますが、ダンスの世界で主導してるのって、やっぱりオンナノコです。
昨日は、7月10日のダンス教師協会のパーティーに向けて、フォーメーションの2回目の
練習を行いました。
なかなか全員が集まることはないのですが、なんと一人をのぞいて、ほかのメンバー全員が
集まり、まずまずの幸先の良さ
しばらく振りに顔を合わせるメンバーもいて、話がはずんでいました。
・・・・・レッスンのスタートが遅れちゃう~~~
人数が集まってくると、みんな結構ワイワイガヤガヤとして、いつも遠足の時のようなカンジになるのです。
まッ、楽しそうだからいいか
あ、でもレッスンに入ると、これがまた真剣になります。
タンゴの出だしをちょっと難しくつくったので、そこで皆止まってしまうのですが・・・
あと、もう3回くらいレッスンをすると、きっと上手く行くようになるでしょう
女性陣が、今年は衣装を新調しようと意気込んでおりましたよ
気合い入ってるわね~~
ドレスを新調するからには、踊りもカッコ良く決めなくちゃね
ダンスの頂上はどこら辺にあるんでしょうか。
迷い迷って、山すそをくねくね迂回しているかもしれない一の弟子です。
先日、二の弟子センセーと二人で過酷な修行をする羽目になったハナシをしましたが、
その後も、モチロン修行は続いております。
お師匠様から教えていただくレッスンタイムにも、二人で組んで踊ってみました。
「メタメタだわねぇ」
弟子二人を袈裟懸けに切り下げる、容赦のないひと言です。
各自、シャドーで踊ると、何とかカタチになるんですがね。
各自がお師匠様と組んで踊るのも、少しはマシになってきたんですけどね。
その二人が組むと、同じところで滞るんですなぁ、これが
「師匠、それぞれに合わせて自分で動いてくれてるんだねぇ」
「私、男役で踊ってるのに、師匠にリードされてるよ・・・」
他の生徒さんとニコヤカにレッスンしているお師匠様を見ていると忘れがちですが、
そういえばお師匠様は学生時代、熱血スポーツ少女だったと言っていたのでした。
指導もかなり熱血です。
「やりがいがあって良いわ~。ちょうど良い組み合わせだわ、この二人。ふふふふふ」
恐ろしい笑顔と共に、レッスンタイムは終了しましたが、修行はまだまだ続きます。
終わりナシ。
4/3(日)、視覚障害者ダンスサークル『ロマン』で、平成23年度1回目のレッスンがありました。
ロマンの役員の皆さん、今年度も1年間、よろしくお願いいたします。
ロマンの会員さんは、20名以上いるのですが、弱視の方がそのうち三分の一ほど。
他の多くのメンバーは全盲の方たちです。
ですが、みなさん、本当によくバランスをとって踊ってくれます。 (目の見える私たちでも難しいのです)
レッスンしていて何度も、
(このステップはどんな形になるものなのか、見せてあげられたら良いのに)
と思います。
ロマンのみんなは、いつも大変熱心なので、私はとても嬉しいのです
ハンディキャップを抱えた方みんながこんなに頑張っているのに、健常者の私たちが努力できない
はずはナイ(?)
う~ん・・・でも・・・辛いコトって、みんな嫌なのよね・・・。
なるべくなら、努力しないで上手くなりた~い
・・・何か良い方法はないかしら・・・
ああ、でも・・・山の頂上を目指すのに、間違った道を辿ってしまったら、何年たっても頂上には到着しないし。
そのうち、迷い迷ってどこが頂上かすら分からなくなってしまう人も・・・・。
ダンスは元来、楽しむものですから、かたちにこだわらなくても良いのかもしれないのですが、やっぱり
社交ダンスは美しいものであってほしいのです。
それに、相手がいるのだという難しさもありますね。
だって・・・・自分だけ気分良く踊っていて、相手の方が実は、踊りづらいと思っていたり・・・その逆も・・・
お互いに踊りづらいと感じながら、言い出せずにいたり・・・なんて、いやですもの。
楽しく健康維持をしたい!
それもあり。それが目標の人は、それで良いということにして。
少しでも上達したいと思っている方達は・・・。
『さあ、みんな頂上を目指して、今年もまた一歩でも前進しましょう』