モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

「クリーピングタイム(Creeping Thyme)」

2007-06-07 11:07:48 | その他のハーブ

タイムは約350種あるそうだが、我が家において最も活用されているハーブだ。
といっても、知識が足らないために、タイムしか使えていないのが実情だ。



我が家のほとんどのハーブ類は、育てる、花を咲かす、香りを楽しむだけだが、
唯一タイムだけは、ステーキの香り付け、ビーフシチューのような煮込み料理での臭み消し
香辛料として活用している。
ステーキのような塩・コショウだけで楽しむものにタイムを使った場合、
味に幅が広がり複雑な或いは重層感がうまれる。
新鮮な味覚となるから試してみて欲しい。

タイムは、地中海周辺が原産地であり、古代ギリシャ・ローマ時代から薬用植物として
親しまれてきており、歴史に磨かれた安心感のあるハーブだ。
中世時代には、姿・香りのすがすがしさから、女性からの騎士への贈り物に、
タイムの葉が添えられたらしい。
四葉のクローバーの押し花を手紙に添えるなどの淡い思いが込められたのだろう。

現代風にすると、安眠促進のために枕の下に敷くなどタイムの香りを活用すると良いだろう。

 

「クリーピングタイム(Creeping Thyme)」
・シソ科・イブキジャコウソウ属の常緑小低木の多年草
・別名は、マザーオブタイム・ワイルドタイム
・原産地 ヨーロッパ
・草丈5~10㎝でほふく性がある。
・開花期: 5~7月
・耐寒性強いので、庭で栽培できる。
・クリーピングタイムの生育は早く、グランドカバーとしても最適。
・乾燥気味に育てるので、日差しの強いところでも育つ。
・湿気に弱いので、刈り込むなど手を入れる。

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