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明治時代に制定された尺貫法で、1尺は30.3cmということになったが、
もともとは、大人が親指と人差し指を広げた長さを「尺」といったみたいで、
この長さは、だいたい18cmであった。
「尺」という文字自体が、親指と人差し指を広げた形を現しているというから面白い。
ついでに、東海道などの主要幹線には、一里塚などが立っており、
この距離は、人間が一時間歩いた距離であり、「1里=約4km」であった。
このような尺度は、身体を基準とした尺度であり「身体尺」といえるが、
人間の知恵は素晴らしい。
さらにさらに余談であるが、「時間」はどうして認識していたのか?
というのもまた興味が出る。
洋の東西とも、日の出または日の入りを基準に次の日の出・日の入りまでを12等分して「刻」を計ったみたいだ。
日本では、十二支で時刻を表現し、十二支最後の“亥の刻”は22時であった。
明治6年(1873年)1月1日から現在の時刻制度が導入された。
ハーブ類の多くは海外原産地であり、貿易・交流によって日本に入ってきたが、
江戸時代の鎖国政策のため、明治時代からの歴史となる。
そうなると、「三尺バーベナ(Verbena)」の長さは、×30.3cmであり、90cmぐらいの丈が高いバーベナを意味している。
ひょろ長いだけでなく、頭に紫のステキな花がかんざし風に咲き乱れ、
風にそよぐ姿はとても美しい。
この花は、開花時期が長く、秋の夕陽を背景に、そよぐ姿も素晴らしい。
残念なのは、我が家の庭の前では、子供達が遊んでおり、
野球のボール、サッカーボールなどがぶつかり、
骨折状態に早い時期になってしまうことである。
こぼれダネで、小さな芽が出ており、鉢に植え替えたりすると
18cmを基準とした「三尺バーベナ(Verbena)」が出来上がる。
これは、ボールが当たらないところに置くので、強い。
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「三尺バーベナ(Verbena)
・別名 バーベナ・ボナリエンシス、立バーベナ、柳花笠
・原産地は、中央アメリカ、南アメリカ
・クマツヅラ科 バーベナ属の耐寒性宿根草
・草丈 40cm~1mと細長い
・花期は、6~10月 紫色の花が咲く
・風通しの良い乾燥したところが適している。