モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ブータン・ルリマツリの花

2008-11-04 07:27:07 | その他のハーブ

セージを中心に育てている我が家同様の考えの庭が散歩コース途上にあり、
そこで前から気になっていた植物があった。

晩夏から咲き始めた深いブルーの花が赤茶色の枝とよくマッチし、
ひときわ目立つ存在だった。

何だろうと疑問に思っていたが、やっと手に入れることが出来た。
『ブータン・ルリマツリ』だった。

(写真)ブータン・ルリマツリの花


原産地はヒマラヤの高地で、ルリマツリモドキと同じ属で、ルリマツリに似た花を咲かせる

深いブルーの瑠璃色はヒマラヤの光に育てられた色なのだろうか
吸い込まれる深さがありとても魅力的だ。

よく見ると、花は、フロックスにも似ている

(写真)ブータン・ルリマツリの立ち姿


ブータンル・リマツリ
・イソマツ科ケラトスティグマ属の耐寒性がある半常緑低木。
・学名はCeratostigma griffithii C.B.Clarke。和名がルリマツリに似ているのでブータンルリマツリ。
・原産地はブータン、ヒマラヤの標高2200-4000mに自生する。
・草丈1mほどに成長するがいまは15cm程度。葉は晩秋に紅葉する。
・晩夏から秋にかけて瑠璃色の小輪花を咲かせる
・耐寒性耐暑性強い
・水はけが良く陽のあたるところ。夏場の乾燥に弱い。
・繁殖は挿し木、株分け。

命名者:Clarke, Charles Baron (1832-1906)
クラークは、英国の植物学者で英国殖民地の行政官でもあり、1865年から東部ベンガル・インドの学校及び軽かった植物園の管理者を勤めた。
この間にベンガル、アッサム、カシミール、ネパールとブータンを旅行し、植物の採取を行っており、この地で143もの新種を採取しているが、ブータンルリマツリは彼が採取したかどうかは確認できない。

【参考リンク】ボタニックガーデン
ルリマツリモドキ
http://www.botanic.jp/plants-ra/rumamo.htm
ルリマツリ
http://www.botanic.jp/plants-ra/rurima.htm

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