モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

時間をかけるとうまくなる ビーフシチュー(beef stew)

2007-05-08 08:12:29 | 男の料理
デミグラスソースではなく、ドゥミグラスソース(demiglace sauce)というのが
発音的に近いということが百科事典の『ウィキペディア(Wikipedia)』でわかったが、
この手間のかかるソース作りに一度チャレンジしてみたかった。

しかし、時間がかかりすぎるので、ハインツのデミグラスソースを購入し、
ビーフシチュー作りのほうに時間をかけることにした。
それでも、出足のタマネギを炒めるのに40分ほど時間がかかってしまった。

16時30分にスタートし、出来上がりが19時なので、
手際よくやっても2時間30分かかる。
ただ、煮込んでいる時間は、タイマーをかけておけば、ほかのことが出来るので
実質は下ごしらえ、タマネギ炒めの1時間ちょっとぐらいですむ。

とにかく、大きな鍋一杯に作り、最初はスープ的に食べ、
温めなおすうちにデミグラスソース的に使うことが出来るので重宝だ。
オムレツにかけたり、ステーキに添えたり使い勝手がよい。
1週間のメニューとして応用性がある柱ができるので、男の料理としては合理的だと思う。

 
【材 料】
・牛肉600グラム (1256円)
・タマネギ2個 (56円)
・ジャガイモ2個 (116円)
・にんじん2個 (70円)
・マシュルーム (248円)
・ぶなシメジ (88円)
・エノキ (200円)
・ホールトマト (99円)
・ハインツデミグラスソース2缶 (700円)
・日本酒、赤ワイン、コショウ、片栗粉

【手 順】
1.下準備
・牛肉 600グラムを一口サイズに切る。
・これに、こしょう・日本酒の順で下味をつけ、片栗粉をまぶし10分ねかせる。
・タマネギ2個を千切り。
・ジャガイモ2個、にんじん2個を一口サイズに切る。
・マッシュルーム、ぶなシメジ、エノキを切る。

2.炒める
①シチュー用の深鍋で、タマネギをアメ色になるまで炒める。(30分くらいで透明になる。)
②ジャガイモ、にんじんを炒め、炒めたタマネギが入っている深鍋に入れる。
③この深鍋にカップ8杯の水をいれ、強火で沸騰させる。沸騰したら弱火にする。
④鍋が沸騰するまでに、フライパンで牛肉を焦げ目がつくまで炒める。
赤ワインお猪口2杯をいれアルコールが飛ぶまでさらに炒める。
⑤炒めたものを野菜などが入っている鍋に入れ、最後に、きのこを炒めて入れる。

3.煮込む
①ホールトマト1缶を入れる。
②ブイヨン2個をいれる。
③1時間煮込む。

4.味を調える
①ハインツデミグラスソース2缶をいれる。
②ブルドックソースを大さじ2杯程度入れ味を調える。
③さらに30分煮込む。

【感 想】
調味料は、肉の下味(こしょう、日本酒)、赤ワインお猪口2杯、ブイヨン2個、
デミグラスソース2缶、ブルドックソース大さじ2杯のみで
他の調味料は使っていないが、素材からの甘味が引き出されており、
塩味はこれだけで十分にある。
赤ワイン1本をあけたが、使用したのはお猪口2杯だけであり、後は飲むしかない。
のんべいの割には、ワインはあまり飲まないのでこの後始末に困る。
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「ワイルドストロベリー(Wild Strawberry)」

2007-05-07 06:32:31 | その他のハーブ
5月を過ぎるといちごの季節が終わる。
夏場に、甘くて、さわやかな酸味を食したくなり、
「ワイルドストロベリー(Wild Strawberry)」の苗を買ってしまった。


いつも行くハーブ園で、やせて枯れたいかにも野性味がある
ワイルドストロベリーを見るにつけ気になってはいたが、
果実関係は、育ててみようとは考えたこともなかった。
セージなどは、花を楽しめばよいが、
果実は、食べてあげないと失礼にあたる。

ゴールデンウイークに、食べ忘れて冷蔵庫の下でつぶれそうにしていた
いちごを見出し、つぶれたところを除いて食べてみたら、うまかった。
夏場に食べてみたい。
酸味が利いているのがいいかも・・・

今から40~50年前に食べたいちごは、酸味の方が強く甘みは後から
かすかにやってきた。
生食よりは、ジャムにして食べる方がおいしかった。という記憶がある。
だが、20センチくらいの小さいざる一杯分を食べたものだ。
口を真っ赤にして・・・・

甘いがおいしい時代が頂点を迎え、甘いは危険という時代に入ってきて、
甘いだけでは魅力がなくなってきた。
野菜・果実ですら、いちご、メロン、スイカ、ぶどうなど甘さを競うものが多くなり、
違った味が評価されていない。

青臭い酸味があるトマト、味がないがのどの渇きを癒すスイカ、
苦いきゅうりなどなど多様な素材の味が消えつつある。

いちごも品種改良が進み、甘く・大きく・ジューシーにワンパターンで
進化してきた。
こんな流れになってしまったが、原点にあるのが、
「ワイルドストロベリー(Wild Strawberry)」。
ここに戻っていちごを食したい。
“すっぱ~い”そして“あま~い”こんな味覚を期待して、
初めての果実栽培に挑戦することにした。



「ヘンデルとグレーテル」などの童話に出てくる野いちご、
歴史は古く、石器時代からあったそうだ。
(野いちごの種がこの時代の化石から出てくる。)
コモンセージよりも古いハーブだが、日本へは、オランダから長崎出島に伝えられ、
1900年に入って普及し始めたというから、100年ちょっとの歴史しかない。
40~50年前のいちごは、といっている私は、相当古い人間でもあり、
日本のいちごの歴史の半分を食してきた人間でもある。
自負を持って食したい。
その前に栽培がうまくいかなければならないが・・・・

「ワイルドストロベリー(Wild Strawberry)」
・バラ科の多年草というから驚きだ。
・開花期は5~12月。いちごが少なくなる時期から楽しめる。
・乾燥・湿気に弱いというから我が家ではちょっと栽培が難しい。

ではあるが、“さわやかなすっぱさ”期待大のため、最大級の育成環境を準備した。
大きな火鉢を半日陰のところに置き、乾燥への対処とした。
栽培日記は後日。
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世代交代を進める混血 めだかの棲みかに新人君投入

2007-05-06 05:45:59 | メダカ・昆虫
メダカの住まいが庭にある。

黒メダカ二瓶(カメ)、ヒメダカ一瓶で、それぞれの瓶には世代交代をしながら
10匹前後のメダカが棲んでいる。
正確に数えられないのは、20~30分くらい粘らないと安心して姿を現さないからである。
放し飼いの犬が、メダカの瓶から水を飲んでおり、これでは警戒心が強くなるのは当然だ。
私の知らないところでも、小鳥・犬などの動物の水のみ場になっているのかもしれない。
瓶の中といえども、自然の環境と同様に安心しては生きていけないのだ。

ゴールデンウイーク頃には、瓶の水温も高まるので、
ホームセンターからメダカを買ってきてそれぞれの瓶に追加する。
理由は簡単で、混血を進めるためである。
効果のほどはよくわからないが、この3年間、氷が解けた冷たい水の中で
メダカが泳ぎ始めていることを見るにつけ、
生き延びていくための力として、混血による世代交代を手伝うようにしている。

今年も、黒メダカ10匹、ヒメダカ5匹を買ってきた。
瓶の中の水の取替え、伸びすぎて泳ぐ空間が狭くなってきた水草のカット、
新しい種類の水草の追加などを行い、それぞれの瓶に5匹ずつ新人君達を入れた。

しばし観察をすると
新人君は、新人君達だけで集まり泳いでいる。
先輩達は、そ知らぬ顔をして、脇を通り抜けたりしている。

しばらくすると、先輩にすり寄るものが出てきて、新人君達の群れが分解し、大きな群れで泳ぎ始める。
やれやれ、何とか新人君達も仲間になれそうかと安心するが、
この環境に適応できないのか、孤高の志を持っているのか、孤独なメダカがやはりいました。
いじめられるなよ! 生き抜くんだぞ~と声をかけつつも
メダカを通じて、社会の縮図を垣間見た。
 
メダカの個体識別が難しく、先輩に擦り寄ったのが翌年生き延びたか、
孤高なメダカが翌年生き延びたかよくわからない。
ただ、昨年からの生き残り組み10匹を見るにつけ、新人君及び昨年生まれた子供で生き延びたメダカは少ない。
何故? 2~3年たった瓶の主(ぬし)的なメダカが多いことでわかる。
適者生存が現実とはいえ厳しいものです。
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田植えとバッタとカエルの合唱

2007-05-05 06:59:51 | メダカ・昆虫
休日慣例の散歩に出かけた。

体重を減らすには、食べる量を減らすか運動で減らす以外ないが、
タバコを中断して3年ぐらいになるが、そこからやせなくなってしまった。
やせなくなったということは、油断すると太るということなので要注意である。

いつもとコースを変えたら、季節の移り変わりがそこにはあった。

田植えの季節になりました。
何気ない風景です。
疑問もありません。


しかし、地域によって田植えの時期がものすごく異なっているのには驚いた。
沖縄が最も早いが、2番目に早いのが三重、私が住んでいる千葉であり4月下旬に、
四国・関西は5月中旬以降、東海は5月下旬以降、九州は6月上旬以降と
県内の5割で田植えが終わった時期を農林水産省が過去5年間調べたデータが示している。

さて、皆さんのところでは、田植えは始まっているでしょうか?
スーパーのお米売り場だけでなく、田んぼなど眺めてみるのもいいことですよね!
最近は、農薬を使わない田んぼが増えてきているので、
5月末以降になると、雑草の間にオタマジャクシなど子供が喜ぶ生き物がうごめくようになります。

あぜ道から田植えの写真を撮っていましたが、(最近の農道は、舗装するから色気がありませんよね~)
フット足元を見ると、バッタがいるではないですか。
 
写真から調べると、「ショウリョウバッタ( Acrida cinerea)」のようです。
日本に分布するバッタの中では最大種で、このような成虫が発生するのは梅雨明けらしいのですが、
いい天気が続いているからでしょか5月連休中に出現です。

ちょっとした小ネタですが、
①飛ぶのはオス、はねて逃げるのはメスと子供の幼虫です。
②「ショウリョウ」の由来は、精霊流し(しょうりょうながし)の精霊船に似ているからという説がある。
③オスは“キチキチ”と鳴いて飛ぶので、「キチキチバッタ」、
メスは、捕まえやすいので後ろ足二本を持つと体を前後に振るので、「コメツキバッタ」
「ハタオリバッタ」とも言うようだ。

田んぼでは、耕運機が稲を植えており、結構なエンジン音を出していましたが、
この音を消すくらいに、
カエルのグワグワグワ~グワ~グワ~グワグワ~・・・・・・・・・・
ものすごい大合唱が続いていました。
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やっと古代ローマからの花を見る 「コモンセージ(common sage)」

2007-05-04 06:35:26 | セージ&サルビア
「コモンセージ(common sage)」がやっと咲きました。
2年目です。
薄紫の小さな花が対になって咲いているが、セージ・サルビアの特徴である、
受け口の花弁が見られます。

 

「コモンセージ(common sage)」は、古代ローマ時代から
薬用として珍重されており、
その効用は殺菌・止血などであり、
ローマの兵士とともにその時代時代の未開拓地に携帯されていたであろうと
想像すると歴史に興味が持たれます。

塩野七生(shiono nanami)さんの「ローマ人の物語」は大変な大作で、
毎年年末に1冊続編が刊行されている。
この本で言っているローマ帝国の維持・拡大の要因の一つとして
「全ての道はローマに通じる。」という道路網の整備をあげている。

首都ローマから帝国の周縁・隅々までに至る道路を整備し、
拠点拠点に軍団を置き、高速でローマの軍団が移動できるようにした。
この関係は、ネットワークとハブという関係であり、統治の戦略的な手法が
発明されたが故に、ローマ帝国を維持する安全が確保できた。

また、この制度を運用するためには兵士が必要であり、
ローマ市民の義務としての税金でサラリー(給与)を出す職業軍人制度を
編みだすなど、現代の仕組みがローマ帝国時代に発明された。
なお、サラリーの語源は、ラテン語の「Salarium(塩の)」であることは有名だ。

ローマ帝国中興の祖としてカエサルが著名だが、
彼が生きていた時代は、紀元前100~紀元前44年であり、
日本では、稲作が定着した弥生時代の中期にあたるからすごい。

この高速道路を、ローマの兵士とともに、
武器・食料・動植物などが同行され、
コモンセージも行き来したのではないだろうか?

そう考えると、なかなか奥ゆかしき灰緑色の葉であり、
ノーブルな薄紫の花である。
2年目にして初めて見た花に歴史ロマンを感じた。

セージは、古から生活によってチョイスされ磨かれてきた人間の知恵の宝庫であり、
興味・関心がますます高まってくる。


コモンセージ(common sage)
 ・シソ科、
 ・ヨーロッパ原産
 ・常緑・多年草
 ・低木、50cm
 ・陽あたりの良い水はけの良い土壌
 ・夏場は半日陰が良い。
 ・乾いたらたっぷり水をやるが乾燥気味が良い。
 ・耐寒性強いが霜には当てないほうが良い。
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「シラスと大根の葉の炒め」 生活習慣病予防効果ありそう?

2007-05-03 07:07:20 | 男の料理
相模湾のシラス(白子)は、ブランドになっているらしい。
春と秋がシーズンになっており、そういえば、

先日、神田錦町に「と志松(toshimatu)」という日本料理の店があるが、
ここで、生シラスのつきだしを出してもらい、酔っ払った後の軽い食事をと思って
22時頃行っただけだが、お銚子1本、さらに・・・・と相成ってしまった。
その後は、この店のおやじさんと再々度呑みに行くことになってしまった。

 

生シラスは、相模湾ならいざ知らず、神田錦町では珍しい上に、
うまいときているから墓穴を掘ることになる。
白魚の踊り食いというのがあるが、生シラスは、ちょっと違うドヨ~ンとした
初めての食感でした。
生きが悪ければ食べられないものかもわかりません。

ところで、“シラス”、“ちりめんジャコ”の違いがわかるだろうか?
カタクチイワシの雑魚を、薄い塩水でゆでて七分乾きにしたものが“シラス”
さらに乾燥させたものが“ジャコ”というそうです。

じゃこ=雑魚(じゃこ)ですが、2センチくらいまでのいわしの稚魚を
作り方によって、“シラス”“ジャコ”と区別して呼んでいます。
さらに、“シラス”を型に入れて干したものが“タタミイワシ”と呼びます。

ちなみに、成長して10センチ未満のものを干したものが“ごまめ”といい、
塩水で煮て干したものが煮干と呼ばれている。
いわしは、カルシューム豊富な食物の代表でもあり、
最近は、漁獲量が減っているので高級魚の仲間入りをすることになった。
残念なことだ。

先日、「たべごろまんま」(NTV 土曜日 18時30分~)を見ていたら、
シラス+大根の葉の料理があった。

大根の茎のシャキシャキ感、シラスがこれに絡まる味付け役となり、
さらに、細かく千切りした油揚げの炒め物とくれば、酒の肴ともなる。

 

これをつくってみた。
ご飯にかけてよし。肴によし。

特に、大根の葉は、生活習慣病予防効果ありの味がしており、
貧乏を楽しむつもりになると体にいいことがありそうだ。

ただし、大根を選ぶときは、無農薬・減農薬・有機農法と表記されている
こだわりの逸品を選びたい。
農薬を使っている場合は、葉にふりかかっているので、逆に健康貧乏になってしまう。
当然、いわし類に保存料を使っているものも要注意です。

追加)
前日作った冷めたものを食べてみましたが、おいしくありませんでした。
暖かいうちに食べきれる量が良いかと思います。
頭で食べているレシピかもわかりません。

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ときめきの 「ライラック(Lilac)」

2007-05-02 07:34:24 | その他のハーブ
サクラが散った後は、ライラックがいい香りとともに
満開に咲き誇るようになりました。

5月中旬までは、ライラックを楽しめますが、
我が家では、残念ながら今年はライラックが楽しめません。
昨年は、夏の強烈な日差しでいじめ、
反省をして、半日陰の裏に持っていったままにしておいたら
今度は、日当たりが弱すぎたせいか芽すら出ていません。

致し方なく、情緒を刺激する香り豊かなライラックを、よそ様の借景・借写で
楽しませていただいています。
 

5~6月頃に札幌に行くと、ライラックの花と香りが迎えてくれて、
札幌の春の上質な一日が堪能でき、日本でありながら日本でない感覚を満喫できます。

ライラックは、バルカン半島などが原産地で、
フランスではリラ(Lilas)と呼ばれているが、
その最初の一本は、1890年に現在の北星学園の創始者である
サラ・クララ・スミス女史が故郷のアメリカから持ち帰ったものといわれている。

蛇足だが、北星学園の命名者は、女史を助けて教鞭をとっていた
新渡戸稲造(nitobe inazou)というから
ライラックの歴史には、札幌のいや日本でのキリスト教教育の曙と遭遇していた。

このような歴史を知るにつけ、単なる情緒とは異なる信念っぽいものが感じられる。

ライラックの花言葉は、“恋愛でのはじめての喜び”とか
シャンソン“リラの花咲く頃”
寺尾智沙・田村しげる夫妻の“リラの花咲く頃”(楽曲が聴けます)などといった
信念と異なる情緒そのものがあることが感じられる。

そう、リラの花咲く頃?
あまずっぱい思い出と未知の刺激に期待して一生が過ぎるのであろうか?

 

ライラック(Lilac)
・モクセイ科
・日本名は、ムラサキハシドイ。別名 リラ(Lilas)
・原産地は、東欧バルカン半島
・開花期は、4~5月
・落葉小木で、日当たりのよいところ。夏場は、半日陰がよい。

「リラの花咲く頃」(以下のサイトに行くとメロディが聞けます)
   作詞:寺尾智沙
   作曲:田村しげる
   歌唱:岡本敦郎
   MIDI制作:滝野細道
http://www.duarbo.jp/versoj/v-folksong/lilanohanasaku.htm
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月桂樹の下に移動した「ラムズイヤ(lamb's ears)」

2007-05-01 07:57:09 | その他のハーブ
昨年からラムズイヤーを育て始めたが、ラムズイヤーは、湿気・雨に弱いため
軒下で日当たりのよい月桂樹の後ろに鉢を置いていた。
 
昨年咲いた花の種がこぼれたのだろうか、前方に30センチほど移動し、
月桂樹の木下で新芽を出し始めた。
月桂樹も乾燥気味がよくラムズイヤーの生育環境に似ているのかスクスクと育っている。

移動できるものを動物といい、移動できないものを植物と区分けするが、
なんのなんの、見事に30センチも移動できました。

このラムズイヤーは、名前が体を見事に表し、子羊の耳そっくりの触感と
形態をしている。
うすみどり色に銀灰白色の毛が一面にあり、なでるとフワフワスルーと
ビロードをなでたような感触があり気持ちがよい。
ほふく性があり、しゃきっと天に向かって伸びないが、
繁殖力があるので刈り込みをしっかりし、風通しが悪くならないように注意する。

風通しが悪かったり、湿気が強いと、銀灰白色の葉がキャメル色の
腐ったような色に変色する。
これからだと、梅雨の時期は雨のあたらない軒下などで育て、
夏場は半日陰で風通しのよいところで育てる。
花壇の彩として、灰白色の白妙菊同様に貴重な色彩を提供してくれる。



「ラムズイヤ(lamb's ears)」
・ シソ科の多年草ハーブ
・ 原産地は、南ヨーロッパ・中近東(コカーサスからイラン)
・ 草丈は30センチでほふく性があるので横に広がる。
・ 花は、初夏から秋の赤紫の小花が穂に付く。
・ 湿気・夏場の直射日光に弱い点を注意。
・ 耐寒性は強いので、霜が当たらないところであれば戸外でもOK。
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