もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

春の大潮・・

2023-02-26 18:18:24 | 

まだ冬だけど・・今季一番の昼間の干潮に海辺を散歩した。

 

激寒だったけど、良い散歩になった。

 

この日は14km歩いた。いろんな景色を楽しめたということにしたい。(激寒で凍えたともいうか・・)

 

干潮時の広い砂浜も、ほぼ貸し切り。(←だから寒くて誰もいないだけ・・この日も、仕事休んでなんでこんなことやっているんだ系です。)

 

この手の人工的な景色にも惹かれる・・

 

水中を写したあとは、水滴でレンズが曇って、所々、不鮮明になった。

それでは、この日出会った生き物シリーズです。

 

まずは水中編。マナマコ・・の背中に・・

 

ワレカラ・・SP不明(そもそもワレカラの種名なんて3種くらいしかしらない・・)

 

別のナマコの肛門と糞(浄化された砂)。休憩状態だったようで、肛門にあると言われる5枚の歯(肛歯)の動きは確認できなかった・・

 

ナマコは漁業権上の重要種なので、基本、触らないようにしているけど・・波打ち際で転がってたこいつは、波の静かな所へ移動しておいた。。

その昔のようにゴロゴロいるのは気持ち悪く感じるけど、ナマコを見つけただけで嬉しくなるような現状は何とかしたいなぁ・・・

 

こちらは、ゴロゴロいるアメフラシの出水孔。この後端に肛門があって、その前に紫汁線があるらしいけど・・・どこだか分からない。

 

前(顔)からの全身。

安物防水デジカメの水中撮影は、ほんの少し深いだけで遠く小さく不鮮明になり、浅いと部分写真になってしまうけど、これは何とか収まった・・

 

拡大したら、2本の触角の付け根の目がわかった。(黄色の矢印です・・)

先のワレカラと言い、肉眼では殆どわからないものを写真で見られるのは嬉しい。

 

ミドリイソギンチャク・・・前日までの波が高かったのか、イソギンチャクは砂を被ったものばかりで、触手を伸ばしているのも少なかった。

名古屋港のタテジマイソギンチャク等は、冬でも活性は下がらないように感じるけど、この日見たものは大半が休眠のように感じた。

 

ムラサキウニ・・・

 

拡大・・棘の筋が見えるのも嬉しい。

それにしても、海藻の識別は全くダメだなぁ・・・

 

ヒラタブンブクの打ち上げ殻・・こいつに出会えるのも、なんかウレシイ。

 

背中の長い棘が健在な個体もあった・・

このブンブク系のウニは、もっとも進化したタイプのウニで、移動速度も速いなんて話をどこかで聞いたか、読んだかしたような気がする。

殻は薄くて脆く、指で簡単に割れる。

写真の赤っぽいのを割ったら、腸のようなものに泥と砂がいっぱい詰まっていた。取り出して水ですすいだら、棘がとれた殻と同じような白っぽい色になった。

 

靴より大きなヒガンフグが打ち上げられていた。写真を撮っていたら動いたのので・・・

 

海に戻したものの、お腹が膨らんで、上手く泳げなかった・・

 

 

生きたマヒトデも打ち上げられていた・・・

 

タバコくらいの大きさのカイメンのような物がライン状に打ち上げられていた・・

 

中は空洞みたいだった・・何なんだろう。。不思議な出会いもいつも多い。

 

キンセンガニ・・冬は臭わない、色がキレイなカニの打ち上げ死体に出会えるのも嬉しい。

 

タイワンガザミの打ち上げは多く、足がそろっているのにも出会えた・・!!

 

甲羅を拡大すると、表面の凸凹がわかった。甲羅の表面の凸凹もいろんな違いがあって楽しい。

貝殻が多い所には、何かありそうな気がして、通過には、いつも時間がかかるなぁ・・・

 

以上、まだまだ、とめどなく、あーだ、こーだが続いてしまいますので、この辺でやめておきます。

「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」

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ブラックバス ゲット・・

2023-02-20 19:20:17 | 日記

雨の中、水辺を散歩していたら、怪しい魚の死体を見つけた。

 

棒きれでひっかけて取ってみると、模様が殆ど消えた白っぽい皮と一部の骨だけになった、40cmを超えるブラックバスと思われるものだった・・

 

椎骨の大半は欠損しているものの、頭骨はほぼ完全体。職質されて困るようなナイフやハサミは持っていないので、肉が若干残る尻尾も含めてそのままビニール袋に詰めてお持ち帰りした。

 

改めて見てみると、表皮は模様だけでなく1/3以上が欠損しており、相応の臭いからも剥製化チャレンジはあきらめて頭骨標本化へ。

皮が付いているおかげで、「オオクチバス」と言われるゆえんの大きな口を、どぉーんと縦横自在に広げることができた。

ブラックバスは、普段は一般的な魚のように縦に平たい形だけど、口を大きく広げると、まん丸や、横に平たいナマズの口のようになる。

素晴らしい・・・

 

臭う肉が残る尻尾を切り捨て、パイプ洗浄剤に浸け洗いの後、薄めの漂白剤にて当面放置へ。

臭いが無くなったら、皮を外して頭骨標本と、何となくの剥製もどきにチャレンジしてみたい・・

剥製ができるようになれば、海辺でフグ等の真新しい死体を見つけた時に、「持って帰る」の選択ができるようになる(笑)

フグ提灯を作ってみたいなぁ・・・

 

ちなみにこの川には魚や水草が多い。

写真の水草は、セキショウモと思われるけど、既に開花しているようにも見えるので、観賞用外来水草バリスネリアなどの仲間なのかも?・・とも思う。。

一面に繁茂している場所も・・・

正直、キレイに感じる。

 

この河川は、温排水や下水処理水による豊富な水量があり、在来種・国内外来種・外来種・特定外来種に、更に都市の流入ゴミが見事に共存して、とても豊かな生態系に見える(爆笑)

 

チリメンカワニナか?

 

拡大・・

 

ここだけ切り取れば、キレイな水源地のようにすら感じるけど・・

 

繁茂しているのは、侵入生物データベースに記載のブラジルチドメグサのように感じる。。。

この河川は、市の環境調査部署による発表会なども行われている調査場所なんだけど、正しい発表を聞いた覚えはないなぁ。。。

 

異様なほどにお腹が膨れた50cm超のコイ・・

シラハエ(オイカワ)の群れも普通に見られるし、大きなナマズやスッポンも近くで見た覚えがある。

もう少しすると、外来種のキショウブも咲き、更に彩が増す。

生き物の姿がたくさん見られる、緑の多い環境には、正直、癒される。

この河川からは、ブラックバスだって、いてはイケナイとは思えない。ブラックバスも普通に見られるし、他の生物が減っているとも思えない。

ブラックバスには釣り人という、手ごわい敵が存在しているからか・・?(釣ったら、殺して、捨てられ、その死体の慣れの果てを拾う変人までいる・・・)

 

ブラックバスの処理をしていた際に、放置していたクロダイと思われる顎の骨に気づいた・・

 

魚も体長が50cm程になると、顎の骨も迫力があるなぁ・・・

 

こちらは、カサゴの胸鰭の付け根にある、通称「鯛のタイ」と言われる、鯛のような形の骨。

これは、煮つけを食べた残りを洗って干しただけだった・・

 

雨上がりの雲は魅力的だ・・

 

チリグモの仲間と思われる、2mm程のクモにも遭遇した。

やっぱり、生き物に出会えると楽しい・・・

花粉は辛いけど、生き物たちがたくさん出てくる季節ももうすぐだ!!

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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名古屋港水族館へ・・

2023-02-15 21:53:29 | 日記

かつては月2回ほど訪れていた名古屋港水族館へ、半年ぶりに入館した。

 

コロナ前には特別展が行われていた南館2階のエントランスホール?に、かつての特別展の一部が再現されていた。

 

ガランとしたスペースに展示があるのは嬉しい。

 

名古屋港の外来種などを使った創作寿司・・この特別展には見入った思い出がある。。

 

見た目はウニの軍艦巻きだけど、絶対に食べたくないなぁ・・・

これだけの量の生殖巣を集めるには、何匹のマヒトデがいるんだ・・??

 

名古屋港 外来種の3種盛り・・これなら食べてみたい気もする。ちなみに以前の写真もピンボケだった。。

 

前回は調整中だったホウライエソの捕食シーンが稼働していた。

餌の魚の輪郭が光って、デカ過ぎる歯を交わして、飲み込んでいる様子がわかりやすく紹介されていた。

でも・・エサとなる深海の中層域の魚って、このモデルのような標準的な形なのかが気になる。

ハダカイワシ系ならもう少し細くないか・・?

捕食シーンや生態、生息環境の映像を見たいなぁ・・・と思う。。

 

ここで生まれた時から背骨が曲がっているハンドウイルカのハッピー。

他のイルカとは一目で見分けられるので、来るたびに姿を確認している。

 

この日は、スパイホップのような動きを何度もしていた。

 

ヒト以外の動物は絶望しない」と理解しているつもりなのに、イルカの可愛らしい表情に引き込まれて自分勝手な応援したい気持ちにかられる。

欧米人のイルカ愛護の気持ちもわからなくもない気もする。

 

大きくなったシャチを見るたびに、水族館に閉じ込めることはイケナイことだと感じる。

シャチを継続的に飼育する以上、些細なことでも、解明したことや解明しようとしていることなどをどんどん発表し続けてほしいと願う。できれば、国際的に・・・

 

微妙な感情とは関係なく、骨と歯は楽しい・・と思う。

この、ハップスオウギハクジラの歯・・オスの下顎に2本だけ、こんなへんてこな形の歯が生えている。

全身骨格が飾られている、キタトックリクジラの可愛らしい2本だけの歯とともに、見るたびに少し嬉しい気持ちになる。

 

ヒゲクジラの祖先で、歯があり、ヒゲもあったとされている化石のレプリカ・・

名古屋港水族館でのお気に入り場所を3つと言われたら、ここ「進化の海」と、

 

南館2階「日本の海」と、

 

無料で入れる「カメ類繁殖研究施設」になる。

 

カメ類繁殖研究施設からの海側の眺望・・

 

その他、毎回写真に撮ってしまう、デカイ、ミズクラゲ・・

写真だと、肉眼ではわからない、へんてこな形に写っていて楽しい。

 

光の色が変わるだけで、体の様子が違って見えるのも不思議だ・・

 

毛のようなヒラヒラが写ると嬉しい・・

 

ギヤマンクラゲ・・・刺されるとヤバイ系だったような気が・・??

 

アマクサクラゲ・・長い触手の粒々のようなキラキラをよく見てみたいと思うものの、ベタピンの写真がなかなか撮れない。。

 

カラージェリーの水槽前に飾られていた・・なかなかのクオリティだ。

 

サカサクラゲの水槽前・・

 

コンゴウフグ・・・頭の角に目が行くけど、長い尻尾の付け根にも鋭い棘がある。

フグには惹かれる・・

 

イワシもいつも撮るなぁ・・・

どうも自分が毎回撮るのは、骨を除くと、安い(どこにでもいる)種類が多いように感じる。。

 

こんな水槽が、一番好きかもしれない・・

なんだかんだ言って、やっぱり、水族館は良いなぁ・・・また、来ようと思う。。

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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名古屋ラーメン祭りに行った。

2023-02-08 19:35:36 | 日記

全国の有名ラーメン10店(週替わり×3週)を集めた"名古屋ラーメン祭り2023"・・ある平日の朝一。

 

「札幌みその」は美味しかった。

ラーメンを語れるような経験値は無いけど・・信用できる知人のアドバイスに従ったのが正解だった。

 

遠方の美味しい店の味を体験できるのならと・・

 

2店目、超絶に並んでいた鯛出汁の群馬「らーめんダイニング庵」へ、なるほどと感じる美味しいラーメンだった。

 

3店目、これも凄い列の「拉麺 久留米本田商店」へ・・

 

雰囲気に慣れてしまったのか・・感動が少なくなった。。

行列の長い店なら感動的な美味しいラーメンに出会えるわけではないことを知った。

 

週が変わりお店が入れ替わった・・

 

4店目、時間がなく、並んでない「ナベラボ渡なべ  熊本ラーメン」にチャレンジ・・・感動もなく食べ終わった。

選りすぐりの人気ラーメン店とはいえ、人が並ばない店には理由があると知った。

 

総じて人気店はスタッフの数も多く、見事な動きで活気があったけど、閑散としている店は、悲しい雰囲気だった。。

掲出されている写真とキャッチコピーには、トッピング(別料金)の有無を明記してほしいなぁ・・

 

(どうでもいいことだけど・・)キレイな生き物が少ない名古屋港の岸壁観察をライフワークにしている身としては、人の少ない店に惹かれるというか、人気店の行列に並ぶのはイケナイことのように感じるところもある。。

 

ラーメン引換券は残り1枚・・

最後は、試していない"少し並んでいる店"にチャレンジか、最初の知人に勧められた、石川「金澤濃厚中華そば 神仙」のどちらかか・・??

以上、最初に食べたラーメン「札幌みその」は美味しかったという話でした。

 

話は変わって・・J-STAGEでクモを検索したら、とても面白い論文に出会えた。

「ハエトリグモにおける視覚機能とオプシンの吸収波長特性の関係 」 永田 崇、寺北明久。

比較生理生化学、 2019年 36 巻 3 号 175-181 、発行日: 2019/12/20、公開日: 2020/01/10。

 

ハエトリグモの単眼は、特殊な4層の網膜構造から、分解能の高い部分と、ピンボケ量による正確な奥行き感知能力を持ち、獲物へ一度のジャンプで跳びついて捕らえることができる・・・というようなことが記されていた。

更に、この仕組みの応用や、別の光受容の仕組みの発見や応用が続くことが期待される・・とあった。

 

「どうして、ピントが合わないのに、すばしっこい餌の昆虫を正確に捕まえられるんだ ? 」との積年の疑問が解けた気がした。

多種多様な生き物の仕組みを解明して応用するバイオミメティクスには、いつも感心させられる。

 

ハエトリグモではないけど・・先日、公園のケヤキの樹皮の下にクモを見つけた。

 

木の枝で突いたら落ちた・・

webによると、クロガケジグモという、オーストラリアからの移入種らしい。

バルーニングをせず、自ら徘徊するだけで、1970年代の大阪から各地へ広まったとのこと・・

 

死んだふりというか、全く動かなくなり、木の枝でそっと掬って網に戻したものの、数日後に再度見ても、網の中にクモの姿は無かった。

 

クモは嫌気呼吸で代謝が低くく、冬季は結構長い期間餌を食べなくても生き延びられる・・というようなこともどこかの本に載っていたような気がするけど、自分のせいで姿が見えなくなったのは悲しい。。

身近なクモの観察も続けていきたいなぁ~と思う。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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オオスズメバチを拾う

2023-02-03 23:08:28 | 日記

先週、凍結した通勤路で・・足元にオオスズメバチが転がってきた。

複眼がブーメランのように凹だ形だとは知らなかった・・・

 

体が丸まっていて、上手く測れないけど・・

 

頭から胸で約2cm・・

 

腹部だけで約3cm・・合計5cm程。越冬の嬢王バチか・・?

 

脚には鋭い爪と棘があった・・改めて、顕微鏡で見ねば・・

冬山で、使っていなかった部屋に暖房を入れると、いろんな虫が出てくるように・・

市街地の越冬場所で同じようなことが起きて、這い出した先が寒波の襲来時だったのか・・・?

オオスズメバチがいるようにはとても思えない、コンクリートに囲まれた市街地で拾った。。

 

歩き回ると、いろんなことがあって楽しい・・

オオスズメバチ撮影のついでに、先日完成したプラスチック封入標本も写してみた。

海辺やらで拾ったものをプラスチックに封入して、磨くだけだけど・・結構手間がかかる。

 

ツクツクボウシ・・

昆虫は、体内の空洞に溜まった空気が、微妙な味わいを出す場合もあるけど、だいたい失敗になる。。

 

横から‥

 

ちょっと拡大・・透明な翅には惹かれる。。

 

こちらは、大失敗のウバタマムシ・・・

 

裏面・・

表面の微細な毛や構造?についた気泡や、体内から染み出した気泡、それらを取れないかとあがいた為に取れてしまった脚や破片等々・・

今回は、これと、オウギガニ(気泡がプラスチックを貫通して異臭が漂ったので、写真も撮らずに廃棄)が、最大の失敗作になった。。

失敗すると、こうしたらよかったんじゃないか・・との思いが湧き、今度はうまくやれるんじゃないか・・と、また挑んでしまう。。

 

脚や触角がちぎれたフナムシ・・・意外と悪くないか??

 

ニイニイゼミの抜け殻・・体内の空気で目が光って、キレイに感じる。。

 

ツユクサ・・

葉の表面の細かな気泡が光ってはいるものの・・・なんか微妙。。そもそも葉のハート形に目がいかない・・

 

横からの方がキレイかも・・

 

ツルボ・・(だったと思った・・)プラスチックに封入すると、花は色が抜けたり、雰囲気が変わるものも多い。

 

マヒトデの拡大・・乾燥と洗浄が上手くできて、微細な構造が分かりやすく感じる。。

 

スナヒトデ・・こちらは、砂が残ってしまった。。

 

ケガキ・・・小さな貝殻に棘のような突起が面白く感じる。。

 

サンゴモ・・? 

 

イッカクモガニ・・タカアシガニをとっても小さくしたみたいだ。

 

キンセンガニの甲羅・・・カニの甲羅は、顕微鏡で見ると、更に味わい深い(笑)

 

バフンウニ・・良い出来と思ったけど、拡大したら、気泡が・・・

 

ああすればよかった・・の反省の大半は、もう少し、丁寧にやるんだったというようなことばかりだ。。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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