まだ冬だけど・・今季一番の昼間の干潮に海辺を散歩した。
激寒だったけど、良い散歩になった。
この日は14km歩いた。いろんな景色を楽しめたということにしたい。(激寒で凍えたともいうか・・)
干潮時の広い砂浜も、ほぼ貸し切り。(←だから寒くて誰もいないだけ・・この日も、仕事休んでなんでこんなことやっているんだ系です。)
この手の人工的な景色にも惹かれる・・
水中を写したあとは、水滴でレンズが曇って、所々、不鮮明になった。
それでは、この日出会った生き物シリーズです。
まずは水中編。マナマコ・・の背中に・・
ワレカラ・・SP不明(そもそもワレカラの種名なんて3種くらいしかしらない・・)
別のナマコの肛門と糞(浄化された砂)。休憩状態だったようで、肛門にあると言われる5枚の歯(肛歯)の動きは確認できなかった・・
ナマコは漁業権上の重要種なので、基本、触らないようにしているけど・・波打ち際で転がってたこいつは、波の静かな所へ移動しておいた。。
その昔のようにゴロゴロいるのは気持ち悪く感じるけど、ナマコを見つけただけで嬉しくなるような現状は何とかしたいなぁ・・・
こちらは、ゴロゴロいるアメフラシの出水孔。この後端に肛門があって、その前に紫汁線があるらしいけど・・・どこだか分からない。
前(顔)からの全身。
安物防水デジカメの水中撮影は、ほんの少し深いだけで遠く小さく不鮮明になり、浅いと部分写真になってしまうけど、これは何とか収まった・・
拡大したら、2本の触角の付け根の目がわかった。(黄色の矢印です・・)
先のワレカラと言い、肉眼では殆どわからないものを写真で見られるのは嬉しい。
ミドリイソギンチャク・・・前日までの波が高かったのか、イソギンチャクは砂を被ったものばかりで、触手を伸ばしているのも少なかった。
名古屋港のタテジマイソギンチャク等は、冬でも活性は下がらないように感じるけど、この日見たものは大半が休眠のように感じた。
ムラサキウニ・・・
拡大・・棘の筋が見えるのも嬉しい。
それにしても、海藻の識別は全くダメだなぁ・・・
ヒラタブンブクの打ち上げ殻・・こいつに出会えるのも、なんかウレシイ。
背中の長い棘が健在な個体もあった・・
このブンブク系のウニは、もっとも進化したタイプのウニで、移動速度も速いなんて話をどこかで聞いたか、読んだかしたような気がする。
殻は薄くて脆く、指で簡単に割れる。
写真の赤っぽいのを割ったら、腸のようなものに泥と砂がいっぱい詰まっていた。取り出して水ですすいだら、棘がとれた殻と同じような白っぽい色になった。
靴より大きなヒガンフグが打ち上げられていた。写真を撮っていたら動いたのので・・・
海に戻したものの、お腹が膨らんで、上手く泳げなかった・・
生きたマヒトデも打ち上げられていた・・・
タバコくらいの大きさのカイメンのような物がライン状に打ち上げられていた・・
中は空洞みたいだった・・何なんだろう。。不思議な出会いもいつも多い。
キンセンガニ・・冬は臭わない、色がキレイなカニの打ち上げ死体に出会えるのも嬉しい。
タイワンガザミの打ち上げは多く、足がそろっているのにも出会えた・・!!
甲羅を拡大すると、表面の凸凹がわかった。甲羅の表面の凸凹もいろんな違いがあって楽しい。
貝殻が多い所には、何かありそうな気がして、通過には、いつも時間がかかるなぁ・・・
以上、まだまだ、とめどなく、あーだ、こーだが続いてしまいますので、この辺でやめておきます。
「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」