もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

拾ってきた貝殻をマイクロスコープで見てみた

2020-04-29 15:15:06 | 

ナミマガシワ、サルボウ、マガキ・・? 放射助の凸凹が大きなカキはベッコウガキ系にも似ているような・・?

(先日の野外観察にて拾ったものです)

 

まずはサルボウと思われるものから・・

干潟生物観察図鑑によると、放射助(ほうしゃろく)が、サルボウ・クイチガイサルボウ32本、サトウガイ38本、アカガイ42本。

数えてみると32本なので、貴重になったと言われる(福岡では準絶滅危惧?)アカガイではないことは判明。

 

では、4000円で買った200倍と書かれたマイクロスコープで・・

細かな粒は、泥・砂・塩・・?  微妙です。

 

続いて、キラキラ系のナミマガシワ・・裏面です。

 

「・・・」よくわかりません ( 汗 )    (個人的な感想ですが、顕微鏡ではキレイよりもキタナイ系の方が面白い気がします・・)

 

明らかなマガキは面白くなかったので、凸凹系の牡蠣殻へ。。色的にも混じりけがあって少しは期待が・・

 

「おっ・・・」

楽しくなってきた。 放射助の谷の部分・・・なんとなく雪渓に似ている?

 

尾根筋はうろこ状・・? 色の分かれ目を見ていると、同じ組織で色だけが違うように感じる。

色の違いの理由を少し調べてみたけど、簡単ではないらしい。wikiを見ても理解不能。。

 

黄色やオレンジの牡蠣殻もあったんだよなぁ~

 

以上で持ち帰った貝殻編は終了。何だかイマイチだったので、スーパーで買ってきた生きたアサリのマイクロスコープ編です。

殻の表面はザラザラ&トゲトゲの層状・・生きている感が伝わります。

 

接合部には砂粒? らしきものがいっぱい挟まってます・・(砂を吐かせる大切さを認識しました)

 

接合部周辺のモヤモヤしたものにピントを合わせると・・コケムシ系かヒドロ虫系かという雰囲気のものが揺らめいてます。

限界画像・・・(4000円のマイクロスコープでは頑張っているかと・・ちなみに水中撮影画像です)

ちなみにこのアサリは、一晩砂を吐かせてから酒蒸しで食べました。とっても美味しかったです。

 

結論、やっぱり・・生き物の方が楽しい。

そんな訳で、マイクロスコープを持ち出してのリベンジを真剣に考えてます(笑)

 

以上、今回もご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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野外観察

2020-04-26 19:24:21 | 
楽しみにしていた磯の観察会が中止になったので・・・ランニングコース沿いの干潟?へ、
(あまり近づけないので)双眼鏡と望遠レンズを持って行ってみた。
 
小魚が群れている・・・脂鰭がある!! (脂鰭の役割)
 
稚アユ?!  (←トウゴロウイワシの間違いと思われます )  ← 更に、ボラの仲間の間違いでした。
河口と間違えたのか、工場排水に集まってました・・
(注 : 現場はこの写真から連想されるような景観の場所ではありません(笑))
 
マガキ?  グレー基調な景色の中、カラフルな色合いに癒されます。
 
磯の観察会の四天皇「ヒトデ・ウニ・ナマコ・アメフラシ」は皆無ですが・・・ヒライソガニ?はチラホラ。
 
オウギガニ系か?
工場地帯の干潟?の海中をくまなく双眼鏡で見ていきます(笑)
海中も藻類等付着系が殆ど無いグレーな世界です。
写真の水が透明なのは、透明な工場排水が流れ込んでいる為のようで、少し離れると「港湾」系の暗い色です。
 
そんなグレー基調な干潟ですが、一人でアサリを採っていたおじさんがいました。
「ここは、俺しか採る人はいないよ。去年捕り過ぎたから今年は少ないな。まぁ、食べる分だけだから・・」
えっ・・食べるのですか?!との言葉は飲み込み、干潟に近づいてみました。
 
おっ・・タテジマイソギンチャク!!
緑が映えます。
アサリ捕りのおじさんの近くは、さっきの場所よりも、アオサやフジツボ(死んでますが・・)があります。
アオサを見ただけでこんなにうれしい気持ちになったのは初めてです。(それほどグレーなロケーションです)
 
アサリ捕りのおじさんの他に、釣り餌のカニやイガイを捕りに来たおじさんのミドリイガイをアオサと撮影。
(色がある景色にはホッとします)
ちなみに採っていたカニはヒライソガニで、貝はカラスガイとインコガイ(??)とのこと・・
 
低潮線近くの石にはイガイ系満載も・・(フジツボも生きている! )
 
ちょっと大きなイシダタミ発見。テンションが上がってきます!
 
イボニシか?! (東京大学三崎臨海実験所コレクションを見て以来、似た貝が沢山あることを知りました)
 
タマキビ ?!
磯の観察会では、海に入る前に見つかるので、見向きもしない系ですが・・・見つけてとても感動しました!!
 
石の下には、ヨコエビがうじゃうじゃ。最短撮影距離が1.5mのレンズなので・・不明瞭でスイマセン。
(マイクロスコープを持ち出してリベンジマッチに行くか・・?)
 
場所を移動して、休館中の某水族館。
 
ここでも稚アユが・・・ここからだと、清流に辿り着くのがより厳しい気がします。  (←トウゴロウイワシの間違いと思われます )
←更に「ボラの仲間」の間違いでした。
以上、個人的な野外観察報告でした。
見て頂き、「ありがとうございました。」 次はあるかなぁ~(笑)
コメント (2)
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