もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

春の大潮 名古屋港の片隅

2023-04-28 22:41:55 | 

今月から使いだした望遠コンデジで、まずは広角・・

 

手前の船をアップ・・

 

右端の船と奥の橋・・

 

デジタルズームも使って、換算2000mm?

軽くて楽しい。。

 

いつもの干潟で・・・謎の黄色い粘液状のもの・・・なんだこれ?

 

低潮線近くの石の上に点在していた。アメリカフジツボらしき残骸の周りにも少しだけついていたり・・

 

ナミマガシワの近くの単独フジツボの残骸には塗装のように周りについてたり・・

 

拡大すると・・どうも卵塊か卵のうという感じ。。

1週間、図鑑やネットを探しているものの、未だ不明。

ウミウシ・巻貝・ゴカイ・ヒラムシ等々・・・徘徊性だと思うのですが・・・(通い詰めて、何が出てくるかを見るにも小さすぎるか。。)

 

イボニシもホットスポット的に集結していて・・

 

近くには多くの卵塊が産み付けられている・・

色は似ているけど、粘液状な卵のうは、ゴカイ・ウロコムシ・イソメ系か・・?

 

アゴハゼか・・? 春は稚魚も多い季節。

 

フサギンポの仲間か? ハゼやギンポの仲間も、さっぱり区別がつかない。

 

たくさんいるのを・・

 

拡大・・ボラだった。。

 

干潟を歩くと、多くの稚魚たちは海の方へ逃げるけど、引き潮時に心配になるくらい浅い所に留まるハゼ科も写真での同定不能。

黒いのはチチブなどのダボハゼ系?とか・・(写真のはミミズハゼか?)

 

細長いのは、ミミズハゼの仲間?とか・・

 

マハゼっぽい色合いのは、一旦全部、ヒメハゼにしたくなるけど・・何なんだろうか???

 

この感じのは、もぅ、全部、アゴハゼ・・と決めつけている・・我ながら無茶苦茶だと思う。。

きっと、名前も知らないような種や、外来種もたくさん混じっているんだろうなぁ・・と思う。

自分の無知さはさておき、こんな何でもあり的に、どこからでも次々と稚魚が出てくるのが、海の豊かさだと思う。

透明な水にきれいな魚が泳ぐ水族館では味わえない感覚だ・・

 

タカノケフサイソガニ・・だと思う。この干潟では結構多数派。

 

写真が微妙だけど・・イソガニか・・?

少ない水分からより多くの酸素を取り込むためとかいうけど・・・単純に泡ぶくぶくのカニを見ると嬉しい。

 

とても分かり難いけど・・・真ん中のカニのハサミの破片に、ヤドカリが入っていた。

 

アオサギ・・・干潟の生き物の最大の敵か・・?

 

ミドリイガイ・・随分と少なくなったように感じる。

 

コツブムシの仲間・・ここで見るのは地味な色合いのばかり。キラキラと輝く系を見たい・・

 

見慣れないイトカケガイの仲間と思われる貝殻に入るユビナガホンヤドカリ・・

こんな貝が棲んでいると嬉しいけど・・外来種のような気がする。。

 

タテジマイソギンチャク・・干上がった時は、体の中に水を貯めているので、微妙な形のも結構いる。

 

イソギンチャクは、クラゲを逆さまにしたようななもの、と紹介されるけど・・・こいつは、そのままクラゲに見えるぞ。。

 

どうでもいい話ですが・・・スマホの機種変から、いろいろと悩ましい日々を過ごしております。

公財)水産無脊椎動物研究所のツイッターにリツイートされていた、 『磯の生き物図鑑』の新刊が来月中旬に発売されるらしい・・・個人的に一押しの図鑑なので、従来よりも100種増はとても楽しみだ。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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クモ散歩・・春

2023-04-21 06:11:03 | 日記

桜の花びらが舞い、葉が伸びだした頃・・・

 

マイフィールドの小さな公園にも、クモたちの姿が目立つようになってきた。

コガネグモ類の幼体が、脚を2本ずつ揃えてX字型で垂直円網の真ん中にたたずんでいた・・小さくても強そうに見えた。

 

フジが満開になると・・

 

コガネグモ類の幼体は随分と立派になった。

 

ローアングル・・・液晶画面を動かせる10年落ちの望遠コンデジは、意外と使いやすかった。

軽さとAFの速さは有難い。

 

体の厚みも増し、随分と精悍な感じになった。

 

田んぼの散歩道では・・謎の緑色のクモが帽子に飛んできた。新緑のような柔らかな緑色だった。

 

橋の下で川面を覗いたら、50cm超のコイが集結していた。何故か・・全く逃げなかった。

 

アシナガグモ類は、晩秋と同じサイズのが出てきた。越冬か?

 

アシナガグモとヤサガタアシナガグモの違いはよくわからない・・・田んぼの用水だからヤサガタアシナガグモか?

 

田んぼから離れた公園のアシナガグモ類は、どっちだ ? 、これも越冬か ?

 

チュウガタシロガネグモか・・? 見ている間にアブラムシを2匹食べた。

桜の花の頃には、小さな幼体がそこら中にアミを張っていたのに、フジの花の頃には激減し、残った固体が大きくなった。

 

デカすぎるのは、別種か・・?

このクモのアミは、風に大きく揺れていた。まるでバーテンダーが振るシェイカーのように・・・

クモの三半規管というか平衡感覚はどうなっているのだろうか・・?

ハエ等の平均棍のようなものがあるのだろうか・・?

 

ゴミグモは、桜の花の頃にそこら中にいた小さなのが、そのまま大きくなっていたように感じる。

この小さな公園の円網種では、圧倒的な最大多数派だ。ゴミでのカモフラージュ効果か?

 

ギンメッキゴミグモは、この1匹しか見つけられなかった・・

 

主がいない放置されたと思われるアミ・・・

クモの糸と、海のイガイ類などの足糸では、どちらが耐久性に優れているのだろうか・・?(そもそも条件が違うか・・)

 

複眼が緑色に輝いていた。これも構造色か・・? 何て名前のアブなんだろうか・・? 昆虫は深すぎる・・

 

テントウムシもよくわからない・・ナミテントウでいいのだろうか?

 

羽根を出す瞬間かと思ったけど・・・???

 

アミの感じから、ヒメグモ類か・・?

 

そんなヒメグモ類と思しきアミの中で、不自然なほどに動かないネコハエトリを見つけた・・

 

クモを捕まえている・・?

 

クモは餌を咥えたら離さない・・と聞いていた通りだった。

少し上に写るアブラムシと大きさの比較ができる写真か・・?

 

左は、ナナホシテントウの幼虫ではないか?

ネコハエトリよりもでかいのに、アブラムシを食べていた。

小さなオキアミを食べる巨大なナガスクジラと、同じくらいなイルカを食べるシャチのようなものか・・?

 

いゃぁ・・春は楽しいぞ!!

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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紀和鉱山資料館・・

2023-04-17 19:38:05 | おすすめ?

串本・・その3です。

紀伊半島にその昔あったとされる巨大カルデラと関係があったのでは・・?

なんて妄想を抱く、丸山千枚田近くの紀和鉱山資料館へ行った。

 

鉱石や・・

 

町の歴史と鉱山にまつわる展示がわかりやすくまとめられていた。

 

たたら製鉄で・・

 

作られた刀等・・

 

各所に貼られた、ワンポイント的な解説には感心させられた。

 

メインは鉱石を運搬したトロッコ列車か・・

 

いろんな車両があった・・

近隣には、現存の軌道と車両を観光用に運航している温泉旅館もあるみたいだった・・(現在は車両点検による運休中?)

 

数か月前に土肥金山を見ていたので、手掘りの時代と、削岩機やトロッコを使った採掘との違いや、

大量の金が採れた幕府直轄の金山と、会社経営の銅山との違いを感じることができた。

 

坑道図は分かりにくいものの、現存するトロッコ軌道あとや採掘量などから想像すると、相当な規模だったように感じる。

 

ここでは金はあまり採れなかったそうで、入口に飾られていた金鉱石は、土肥金山のものと記されていた。

 

磁石にくっつく、握り拳大の鉄鉱石・・

 

石の楽器・・きれいな音色だった。

 

産出された鉱石の紹介・・

天気や職員などの条件が合えば、石をハンマーで割って、太陽の光にキラッと光る鉱石を見つける採集体験ができるらしい・・

 

4cm程の小石の表面に、なんとなく見える金色の粉のようなモノが、自然金らしい・・

 

拡大・・実に少ない。

金沢土産の金箔入りカステラの一切れ分に載る薄く小さな金箔片でさえ、どれだけの量の岩の採掘が必要なんだろうか・・?

金が採算に合わない・・と言われる理由が分かった気がした。

紀和鉱山資料館は、山深い場所だけど、熊野本宮大社と丸山千枚田の間なので、アクセスは悪くない。

 

熊野本宮大社 大斎原(おおゆのはら)・・・日本一大きい鳥居(全高33.9×全幅42m)らしい。

 

丸山千枚田・・

 

少し写真で遊んでみた・・

 

大量に蜜柑を買ってきたのに、翌週には・・

香川からの宇和ゴールドと土佐文旦に、知人からの甘夏が届き・・

毎日気合で複数種のミカンを食べています。

今日は、カラオレンジ・スマイル・一木オレンジ・三宝柑を食べた。。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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串本・・その2

2023-04-15 14:24:09 | 

まずは潮岬灯台。

 

明治11年(1878年改築)にしては結構高いのでは・・?

 

平均水面からの高さは、灯火まで49mとあり、観覧デッキ?上の目線からの水平線は24kmほどか・・?

 

西側・・

手前の丘の上の潮岬中学まで約1km、奥の紀伊半島海岸で約5kmなので、だいたいあっているような気がする。

 

北側・・新緑の小高い森。

 

東側・・

 

南側・・ぐるっと360度、景色を見られるのは楽しい。

 

灯台入口・・

入った暗がりに、平成8年の耐震工事(清水建設)の紹介パネルがあった。

 

灯台入口の横には、潮岬灯台資料展示室があった。

 

チャンス式石油蒸発白熱灯器の内部が見られるようになっていた。

燃料の石油が自動で供給される仕組みだったとは考えにくい気がする・・? 

あの狭い急な暗くて目が回る螺旋階段(最後は梯子)で石油を運んでいたのか・・?

 

敷地内の壁画・・・「平成28年に潮岬小1.2.3年生の合作」と記されていた。

良い絵だと思った。

 

南紀熊野ジオパークセンター・・潮岬並びに紀伊半島について、形成からわかりやすく紹介されていた。

 

最初に紀伊半島形成紹介の短い動画を見た。相当な制作費がかかっている気がした・・

 

地質図・・この色分け通りに、特色を感じられる。

より詳しいものも・・・実に複雑に地層が入り乱れている。

 

付加体・・前弧海盆堆積体・・不整合面がわかる場所など、解説は実に興味深い内容だった。

 

手が汚れない・・化石発掘体験。。(化石は、苦労して見つけるから価値があるんだなぁ・・と再認識した)

 

全体的に、無料とは思えない、新しく見やすい展示だった。

 

「紀伊半島は巨大地震が来るたびに大地が急激に隆起し、その後ゆっくりと沈んでゆく動きを繰り返した・・」

潮岬の80mと50-60mの2段の海岸段丘がまさに、南海トラフの巨大地震のたびの繰り返し隆起したあと・・・との説明もあった。

 

一番足が止まったのは、顕微鏡観察コーナー・・

 

海岸の砂コーナー・・

 

産地の記載がない有孔虫の化石・・・

 

同様の微小貝。

ボランティアさんによると「どうも、外国で買ってきたものをサンプルとしておいてあるだけのようで、採取地は不明」とのこと。

なんとなく、(消滅してしまった・・)かつては近隣で採れたものだったような気がした・・・

 

微小貝の世界も楽しそうだ・・

 

パンダ号の横にロケットのパネルが・・・

なんと、ロケットカイロス号のJR特急ができたからのようだった。。

ロケットも、いよいよ今夏に打ち上げか ?

 

さて・・本日もだらだらと、とりとめもない写真をあげ連ねてしまいましたが、最後にもう一つ、こちらのうみうし通信

このブログと同じく、4年目目に突入。

正直、記事の大半はよくわからないのですが、書籍の紹介や、図鑑に載っていない海の無脊椎動物についての説明がされていて、とてもありがたい情報紙です。

今回も、行くことは無いと否定はしつつも、観察会などの実に魅力的なイベントの紹介もあった。

一般人では接する機会が殆どない、海産無脊椎動物に詳しい先生との観察会には、猛烈に惹かれる・・・

こんなウキウキ&ドキドキを継続するためにも、個人的な観察のレベルアップを目指さねばと思う。

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串本へ行った・・

2023-04-10 22:12:15 | 

柄にもなく、芥川賞とかギリシャ神話に基づく星座の話などの本を読んでしまった。

科学的根拠のあまりのなさに頭がくらくらしたけど・・

某ノーベル賞受賞者等がいう、今証明されている科学的な根拠の大半は未来には否定されるとの話からも、わけの分からないことに振り回されていてはいけないことと、どんなことでも自分が正しいなんて思いあがってはいけないことを再認識した。

 

そんな中、頭がスカッとする本にも出合えた。「ヒルは木から落ちてこない」著者:樋口大良。

活動場所と時期が自分とリンクしていて、知人からも、ヒルは木から落ちてこないことは、観察や実証実験から確かめられたとも聞いていた。

文章も読みやすく、構成もわかりやすく、「そうだったのか・・」「なるほど・・」と考えさせられることが満載だった。この本はおすすめです。

 

で、先週の海岸俳諧・・・

満月がほぼ真東から昇る某日、串本近辺の海岸からの撮影を狙って宿を予約したが、月も太陽も登る時間は厚い雲に阻まれてダメだった。

 

でも、黒潮が打ち寄せる海岸の俳諧は心が弾む。

 

薄日が差すときもあり・・・

 

やや平坦な岩場や・・

 

ジオパーク感満載な岩場に・・

 

波穏やかな入江状の波打ち際や・・

 

潮だまりの石の上に溢れるイシダタミに・・

 

沖縄などで話題なっている毒クラゲ(カツオノカンムリ)の漂着があったり・・・

 

ミニトマトらしきものが生えていたり、鹿らしき頭骨(写真自粛)があったり・・

 

ロケット発射基地の看板があったり・・

 

謎のおもちゃの漂着があったり・・

 

苔のような海藻?が打ち上げられていたり・・

 

ヤクシマダカラなど、名古屋近郊では見慣れないちょっと大きな貝殻が転がっていたり等々、潮だまりの生き物の動きが活性化してくるのはもう少し先な感じだったけど、楽しい時間だった。

 

熊野本宮大社・・・

 

和歌山県世界遺産センター、紀和鉱山資料館、潮岬ジオパークセンターなどへも行った。

 

熊野本宮大社の八咫烏は、サッカー好きな知人に置物付きのおみくじを買った。

おみくじとか占いも科学的な根拠とは無関係だけど、勝手なものでこの手のものには、ごちゃごちゃいう気にならない。(そもそも科学的な根拠があったら八百長?・・笑)

 

何故か、おみくじの置物だけが可愛らしかった・・

 

熊野本宮大社はフォトスポットに配慮しているような空間に感じた。

 

外人が目立つ観光地でありながら、未だにマスクをつけよう・・と、唱えることには、虚しさを感じる。

 

次こそはここに入りたい・・・

 

世界遺産センターには、日本サッカー協会関連の展示も少しあった・・

 

JA熊野ほほえみ館は良かった・・

 

ソウダガツオが激安だった・・・30cm超だった。。

 

花も咲き乱れ・・

 

今回も、良い刺激を受けた気がする。。

ジオパークセンターや鉱山資料館などの展示は改めて紹介したいと思います。

 

買ってきた各種みかん。結構、味に違いがあり、毎回、食べるのが楽しい。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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