「大阪大学の近藤滋先生は・・とても簡単なやり方で、生物の模様は「波」であることを証明しました。」
と・・昨年の今頃、名古屋港水族館で行われていた特別展の解説に書かれていた。
で・・この近藤滋先生の本を読まねばと思っただけで忘れていたのを、ようやく図書館で見つけて読んだ。
凄い内容が、ものすごく簡単な言葉で書かれていた。。
本書引用・・・
「読み続けて頂くためには、出来るだけわかりやすく、面白く、疲れてきそうなところには適宜ボケをかましながら、なんとか読者を最後まで引っ張ろうとした結果、このような文体に辿り着いた・・」
この近藤滋先生、少しネットで調べると、あのノーベル賞をとった本庶佑氏の研究室にいたとか・・
その激務の本職とは別の趣味?で取り組んだのがこの研究みたいなことも・・
近藤滋先生のホームページは凄すぎる。。
「Research」の中に公開されている記事は、素晴らしすぎて・・・ただ、拝読するだけ。。
「波紋と螺旋とフィボナッチ」では、wikiのひまわりの写真も調べてみると21以降はなっていないとあったのに・・
HP内の「単行本用: フィボナッチらせんの謎<ロシアンヒマワリの逆襲>」では、「89まですべての花で確認できた」と具体的な考察が展開されております。
ため息しか出ません・・・
(またしても、読みたくなるものが増えてしまった・・)
ちなみに、冒頭のタテジマキンチャクダイの模様は・・
タテジマキンチャクダイの幼魚
ちょっと大きくなったの・・
(別の水族館で撮った大人のタテジマキンチャクダイ・・ホワイトバランスが合っていないので色は違います)
その他、昨年の名古屋港水族館の展示の一部・・・
ドット模様・・
サラサハタ
ユカタハタ
サンゴ礁のカラフル系・・
インドフウライチョウチョウウオとミヤコキンセンスズメダイ
これは、「ベイツ型擬態」の解説ですよね・・
色については、情報元を忘れましたが(葛西水族園のクロマグロで聞いたような・・)、
「クロマグロには色を感じる能力はない。タイやサバや金魚等には色を感じる能力がある・・」
等から、少しネットで調べてみたところ・・・
またまた、凄すぎるページに行きつきました。(読むだけで倒れそうです・・)
webナショジオ「研究室に行ってみた」東京大学 河村正二先生の
「第1回 色覚はどのように進化してきたのか」~「第6回 正常色覚が本当に有利なのか」
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。