アブラコウモリ(イエコウモリともいう)・・・(だと思う)
走力の衰え・酷暑・運動不足等々から、夕方に、早歩き1時間を始めた。
夕暮れの川原でコウモリの乱舞に出会い、写真を撮ってみた。
現れるのは、日没から約10分後。
最初は、捕虫(採餌)行動とは思えない、単独での偵察移動的に感じるやや高い位置の直線的な飛行の後・・
ほんの数分で、周りに10匹(頭?)以上が飛び交うようになる。
自分の機材での撮影可能時間は、暗い望遠レンズでは3分程しかなく、標準レンズでも10分程。
顔のすぐ横を通過するほど近くに来るので、望遠性よりもAFの速さがカギか・・(暗がりでの爆速レンズが欲しい)
現場では暗さと動きの速さから、コウモリの容姿がよくわからないどころか、何をしているのか自分でも不安になるほど・・
「BATSコウモリ観察ハンドブック」によると・・
日本のコウモリの中で唯一都会に適合したのがイエコウモリ(アブラコウモリ)。
コウモリの飛行技術は地球上で一番優れていると思う。
コウモリの飛行時の翼(飛膜)の使い方は、バタフライの動きに似ている。
とのこと・・
顕微鏡を覗いて初めて分かる微生物観察のように、写真を見て・・なるほど・・と唸ること多数。。。
手膜(翼の指の部分についた膜)で網のように包んで、虫を捕まえたりする・・・との写真を撮ってみたいとの野望が浮かぶ・・
撮影開始から15分程で・・撤収です。。
web検索にて・・東京大学の2021.3.6発表、「コウモリ類の進化史を解明」にいきつく・・
「コウモリの共通祖先はまず初めに飛行能力を獲得し、そのあと3つの系統にわかれ、のちに2つの系統が超音波利用能力を各々個別に獲得した。」
とのこと・・
最古の哺乳類とされる「ジュラマイア」から、最古のコウモリ「オニコニクテリス」への道筋がイメージできてしまうのもすごいなぁ~・・・
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。