名古屋城春祭りの期間限定公開、 西南隅櫓へ行った・・
休日とはいえ桜も咲いていない雨・・(少し咲いているか?)
30分待ちで入れた。
中は薄暗くて、物品の類は無く、ビルやマンション空室の原状回復済みたいだった・・
使用部材は当時の木材・・素晴らしく手入れされていると感じた。
もっと大きかったのか・・?
攻撃部材だった石を、保管していたと考えると、結構な重量に耐えられる木造建造物だったのだろうなぁ~
階段の傾斜は梯子なみに急で、石落としの設置からも、生活の場というよりは防衛上の拠点という感じだった。
2階の屋根瓦・・
こちらは3階・・真ん中の作りと模様が違った。下の段は天皇家の菊の紋章か?
格子窓は、閉めることができたのだろうか・・?閉めたら、見張りにならないけど・・
西南面に広くあり、閉められないと、台風などでは相当な雨が入ってくるように感じた。
櫓最上段からの眺めは良かった。
それにしても・・天下泰平の江戸時代に、ここで働いていた人たちは、どんなことをしていたのだろうか・・?
鷹の渡の観察のように毎日空を眺めていたり、雲の図鑑みたいなものを作ったり、天気予報で賭け事みたいなことをして台帳のようなものをつけたりしていなかったのだろうか・・?
そんな記録が、どこかから出てこないかなぁ‥
堀を見下ろして、あたり前だけど、石垣は堀の外側にもあると気づいた。
北側に1つだけある小窓からは、金のしゃちほこの天守閣が見えた。
確かに、あっちの方が随分と高い。子供の頃にエレベーターで登ったはずだけど、どんな景色だったかなどは何も覚えていない。
防衛拠点の内装や装備品に興味があったけど・・・何も無かった。唯一目についたのはコレ。
何の紋章だろう・・?
続いて、本丸御殿の離れみたいな、黒木書院と湯殿書院へも入った・・
豪華さを感じた襖はここだけ・・
本丸御殿に比べると地味で狭い・・
田舎の民宿にありそうな感じか・・
素朴だ・・
親戚のおばあさんでも出てきそうな感じか・・
続いて湯殿書院・・
家光のサウナだとか? 再建途上らしく、おそらくサウナとしては未使用な感じだった。
是非、使用できるようにしてほしい。入湯料はいくらになるのだろうか?
西南櫓のより豪華だけど、模様は似ている・・
結構な雨だった・・
何気に好きな、乃木倉庫の裏・・
正面手前の佐藤桜、開花はまだ。。
掘りの北側から、西南隅櫓・・
「1615年、初代藩主徳川義直が大阪に出陣するにあたり、身を食したと伝えられる。1945年の空襲で火を浴びたが枯死をまぬがれた・・」と記されている天然記念物のカヤの木を見て帰った。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。