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昼間に干潟が大きく露出するのは今季は終わってしまったものの、タカノケフサイソガニの集結がワンチャンあるかもと、先日の大潮にて、いつもの名古屋港の某所(自称ポツンと干潟)へ行ってみた。
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気候も良くなったので、干潮2時間半前から干潟にスタンバイ。
港湾の片隅で潮だまりに向かって双眼鏡と望遠レンズを構えるのは、明らかに不審者。
でも、すぐ近くをトレーラーや大型トラックが通過するだけで、人通りもなく、好きなように観察ができた(笑)。。
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例年なら、気候が良いこの時期は、風光明媚な潮だまりへ遠征しているのですが・・・自然らしき環境はほんの一角だけ。。
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生きものの生息密度もそれなりだけど、活発に動き回るユビナガホンヤドカリに癒される。。様々な巻貝に入っていておもしろい。
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石の間に挟まったような古びた貝殻からも体が出てきた・・
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起き上がって歩き出した・・・劣化したイボニシの貝殻には大きな穴が開いていた。
ここでも大きな貝殻は貴重か・・?
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結局この日、波打ち際の石の上にタカノケフサイソガニの集結は見られなかった。
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アサリらしき死骸も多い。真ん中にポツンと置かれたようなタイワンタマキビらしきのもユビナガホンヤドカリが入って歩き回ってたもの。
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アサリらしき死骸には様々な大きさがあり、小さな貝殻には以前はあまり見なかったキレイな模様のも多くなってきた気がする。
アサリにはそれなりに汚い(富栄養化の高い)水質が必要な気がする・・
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それにしても、ユビナガホンヤドカリは多い。
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いつも思うけど、ここでは、水の中よりも、水の外を歩き回っている奴の方が多いように感じる。
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サイズ的な問題か・・この日は、圧倒的にタマキビ類に入るユビナガホンヤドカリが多かった。
少し大きなイシダタミは、だいたいこの時期に一旦減り、夏場は殆ど見なかったタマキビが増えてくるように感じる。
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タマキビたちが高潮線付近に集結しだした・・
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ちょっと拡大・・この写真にはタイワンタマキビはあまりいないか?
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イソガニ類たちの動きは、干上がる前の海水中でも、潮だまり内でも、露出した干潟上でも基本は隠れられる場所から大きく離れることは無く、動きもひっそりと、抜き足差し足みたいな感じで、先月までの集結のように、岩の上でのんびりするような姿は無かった。
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牡蠣殻などの二枚貝には様々な付着生物が付き、殻は牡蠣礁に、破片は砂になっている。巻貝はやどかりに必須で、貝殻は海に必要なんだと感じる。
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この小さな干潟を観察して早6年目。
まだまだ知らないというか、全然わかっていないことだらけだけのままだけど、季節の移り変わりを感じるようになった。
このコンクリート面も、以前は一面イガイ類が覆っていたけど、今夏の猛暑の影響かコンクリート面が露出した。
でも、季節が変わり低潮線あたりにまた黒いイガイ類が付着しだした。
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同所の拡大・・コウロエンカワヒバリガイか、ムラサキインコガイあたりか・・?
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ボラも多い。
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飛び跳ねているのはだいたい同じ大きさ(40cm程?)に感じる。
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撮るのは、なかなか難しい・・
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ちょっとデカイか・・?
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ボラを撮っていると海面に浮かぶゴミも気になる。
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先日の藤前干潟クリーン大作戦では、驚くほどの浮遊ゴミを回収した。(写真は回収ゴミのほんの一部)
芦原がまるで定置網のように、潮の流れで漂うプラスチック系の浮遊ゴミを溜めこんでいるので、泥と汗にまみれて掻き出して回収した。
悲しいけどこの手の活動を広めて継続していかなければいけないと思う。
唐突ですが・・個人的に興味がある自転車競技に話は変わります。
先日のUCI自転車世界選手権で日本選手の金メダルラッシュが起きた。
素晴らしい!!!
山崎賢人選手、窪木一茂選手、佐藤水菜選手、おめでとう&ありがとうございます。
銅メダルの太田海也選手、小原佑太選手、長迫吉拓選手に、日本チーム全員にも、ただただ感謝です!!!
世界チャンピオンだけが着られるアルカンシェルを複数の日本人が着られる日が来るなんて・・
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。