もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

先週末の新たな謎・・?

2020-06-30 20:54:09 | 淡水

水辺(淡水)で・・カワセミの羽根を探して回っていたら、お腹を食いちぎられているクチボソがフラフラと泳いでいました。

 

これ、何でしょうか?

先のクチボソ(6-7cm?)の傷口に噛みついていました。

大きさは3cm程、雷魚?には模様とシルエットに違和感と、単独でいるサイズとして小さすぎ・・・?

カワアナゴ・ドンコ・ウロハゼ系ともシルエットが違うような気が・・

形だけなら、ブラックバス? (海水だったら、ソイかメバル ?)

 

胸鰭がデカイ・・

種別判定には関係ありませんが・・背びれの後ろに寄生性のカイアシが数匹付いているように感じます。

今日も図鑑と睨めっこで・・唸ってばかりです。。

 

こちらはスジエビでいいのではないでしょうか?・・・小さなクチボソ?を目の前で捕獲しました。

 

で、これ・・・何なんだ(その2)です ??

ヌマエビには白すぎるような違和感があるのですが・・・? 

「日本の淡水生エビ・カニ102種」豊田幸詞・関慎太郎 成文堂新光社(2014)の写真では、なんとなく「ヌカエビ」に似ているような気もするのですが・・・?

識別に重要な額角も分かり難く、そもそも、ボラとアユを間違えるような私なので・・恐れるモノは無いのですが (笑)

 

あと・・いろいろと淡水生のエビの写真を見ていて思ったのですが、淡水生のエビの目の色は周りの環境や光等によって変わるのでしょうか?

ヌマエビやヌカエビ、スジエビの写真でも目の黒いのから白いのまでいろいろです。

ヤドカリやカニの目では色は変わらないように感じているのですが・・・??

 

混迷だけでは悲しいので・・・ウチワヤンマ。

ヤンマのように大きいけど、サナエトンボの仲間なので飛び回らずよく止まっている、写真に撮られるのを待っているようなトンボです。

大阪府立環境環境農林水産総合研究所のHPに分かりやすく紹介されています。

 

混迷が・・どんどん深くなっていきます。。

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

コメント (4)
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ポツンと干潟の謎・・解明編

2020-06-29 21:48:52 | 

6/26の最後に書いた「ポツンと干潟での写真ですが、奥歯が虫歯になりかけみたいな白いのは何なのでしょうか?」

の正体ですが・・・

私魚人様からの大変にありがたいアドバイスにて、「シロボヤ」と判明しました!!

 

ホヤ類は、通称、ウルトラマンホヤやポニョホヤのようなフォトジェニックな人気者から、何回か食べているのに生体は(個人的には)ゴミにしか見えないマボヤや、港湾内でうじゃうじゃと見られるユウレイボヤ等々、多種多様な動物で・・・

オタマジャクシ幼生とか原索動物・水平伝播という言葉を聞く程度で知らないことだらけです。

特に殻(被嚢)は何で出来ているのか?

透明でふにゃふにゃのユウレイボヤとゴミにしか見えないマボヤや今回のシロボヤが同じ成分とは考え難くく、調べてみると「植物繊維のセルロース」「遺伝子の水平伝播」等の定番ワードが出てきて・・・聞いたことがあっただけで何も知らなかった状態でした。

 

で・・・ちゃんとした解説からまとめてみました。

まず・・殻(被嚢)については、「セルロースの基本構造と天然分布」堀川 祥生・杉山 淳司 (第85巻 第12号(2012))にて、(ふにゃふにゃなのは草タイプで、硬いのは木なのかなぁ~と思っていた) 私の想像を超える世界でした。

気になったワードだけの抜粋ですが、

ミクロフィブリル断面形状も非常にユニーク・・

親水的な水酸基による水素結合と疎水的 なファンデルワールス力による結合によって・・

3-4nmとかの配列様式の違いが影響している・・・(図には0.39nmとの記述も・・新型コロナウィルスよりもけた違いに小さく、透過型電子顕微鏡でも見えるの?と感じるのですが・・)

等々、どれほど立派な施設で研究されているのだろうか・・??との驚きでいっぱいです。

 

いきなり殻(被嚢)から入ってしまいましたが、ホヤ類についての解説は、産総研の「その道20年の研究者が語る、実はすごい「ホヤ」という生き物の秘密 ヒトを理解するために「ホヤ」を調べる」2020年2月26日掲載(取材・文 水品 壽孝, ブルーバックス編集部)に分かり易くまとめられております。

 

拡大してみると・・・虫歯みたいなところは、上(右・青色)が入水孔、下(左・赤)が出水孔ですね。

このあたりの構造や識別は、「付 着 動 物 の 種 類 査 定 法(3) ホ ヤ 類」西 川 輝 昭(昭和55年8月9日 受理)付着生物研究 Marine Fouling 2 (1) 45-51, 1980に、イラスト付きでシロボヤも載っております。

 

ちなみに、先のセルロースについても、私の理解を超えたまとめが、筑波大学のこちらのページにイラスト付きで紹介されています。

BotanyWEB 2005 Takeshi Nakayama 「細胞壁」 筑波大学

 

いゃぁ・・・正直、ここに貼ったリンクすら読み切れていませんが、知らない事ばかりだなぁ~とつくづく感じた夜でした。

スゴイヒントをいただきました、私魚人様、「ありがとうございました。」

 

で、その他、解明したモノもサラッと・・・

ハバノリだろうと思っていた普通の磯で見つけた海藻は、webの海藻海草標本図鑑(千葉大学海洋バイオシステム研究センター 銚子実験場制作)から「ワタモ」と思われます。

ホヤのようなスゴイ情報にはあたりませんでした。

 

②鳥羽水族館 スナメリの愛称募集・・順当に外れました(笑)

(この手のモノで景品をゲットしたのは、スカパーの創成期に、当時まだFAX応募だったツールドフランス視聴者クイズで、昨日優勝した選手の今日の順位は?に、200人弱の選手の中で真ん中より後ろの順位が一人だけ当たった←たった一度の小さな成功にすがっている小心者です・・笑)

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

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ヌートリア

2020-06-28 22:22:26 | 淡水

この水田のすぐ近くの池の中島にヌートリア一家の棲みかがあるみたいで・・・

 

本日も3匹と遭遇しました。(ヌートリア/国立環境研究所 侵入生物DB)

尻尾が長いんですよね・・

 

尻尾は泳ぐときの推進力には使われていないみたいです。

 

始めて見た時は、手で何かをつかんで口をもぐもぐさせているので・・・ラッコか? と思ったり・・

 

自在な泳ぎに、カワウソ・・? (絶滅してる・・) いや、ビーバー・・? (ダムができるような木は無いぞ・・) なんて思ったりしたのですが・・・

 

普通に見られ、特にかわいくもないので・・・写真を撮ることもなくなっておりました。

 

本日この水辺に来た目的も、第1がカワセミの羽根探し(成果なし)、第2がトンボ(ギンヤンマ撮影・・これもダメ)、で・・何か無いかなぁ~と池を眺めていたら、出てきたのでした。

公園住まいとは言え、一応、野生なので、微妙な距離感を保ち、時折鋭い眼差しを向け・・・

水田の横の草を食べたり、池の中に頻繁に潜って何かをつかんで口をもぐもぐさせたり、後ろ足で起用に体を掻いたりと・・・何だか見とれてしまい、写真をバシャバシャ撮ってきたのでした。

 

半年ほど前、たまたま話した大学生が、このヌートリアの研究をすると言っていたなぁ~と、ネットを見てみたら・・その大学の先生が書かれた論文が出てきて・・

(「ヌートリアの過去,現在,そして未来」小林 秀司 , 河村 功一 、哺乳類科学 52(1):133-135,2012)

 

天敵のワニがいないのに、爆発的に増えていない・・もはや生態系の一員として機能している・・?

 

(ここからは、私の独断的な妄想です・・)

寿命が5年で、年間8.6頭も産む・・じゃ・・どうやって減っているんだ??

①ヒト、②小さな子供の時に大型の鳥やヘビに襲われる、③車に轢かれる・・???

あの大学生はどんなことをどうやって研究しているのだろうか・・????

万一、再会できたら、聞いてみよう・・・

 

草が好きみたいです。。

 

動いてる姿は、カピバラみたいです。(ネズミらしい機敏さは感じません)

 

後ろ足がデカいので、カンガルースタイルみたいな感じです。

 

硬めの茎は、上手に手で持って齧ります。

 

全く動じていませんが、一応野生です・・(笑)

 

爪は鋭そうで、目つきは優しくありません・・・

 

以上、本日もご覧いただきありがとうございました。

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ビワの苗・・・その3

2020-06-27 17:20:54 | 

今朝・・ベランダのビワの新芽に2匹付いておりました。

肉眼ではイモムシとの判別も難しいサイズでした。(イモムシが乗っているのはピンセットです)

 

0.5mmのシャープの芯です。

 

ピンセットの根元(先端の反対)・・・この端から端が5mm程なので、幅0.3mm・長さ3mm程でしょうか?

 

動きが速くてロクな写真がありませんが、足はイモムシの基本16本のようです。

 

糸を吐いてる・・

 

で、イモムシハンドブックと睨めっこで午前中が過ぎ・・・

ネットとの照合から、イモムシハンドブックで、これか?と思ったのは全部違い・・・

イモムシハンドブックの写真ではスルーしていた、ビロードハマキ ( イモムシハンドブック③ P.51 )のように感じます。

 

どうも本日孵化したばかりのようで、見る度に、幼虫が増えて・・新芽はメッシュのような感じになってます。

ビワの苗(2本)の小さい方の成長が鈍いので、葉の裏側を見たら、アブラムシが農薬宣伝の画像のように湧いておりました(画像は自粛します)。

 

先のビロードハマキは、ビワのスペシャリストではなく、何でも食べる系(安田守氏の表現では"ジェネラリスト")のようで・・・ビワには敵が多いのかなぁ・・・? と感じただけで・・ほぼ1日が終わったのでした。

ちなみに家族に、「イモムシ」の気配を悟られると、犯罪者のような扱いをうけるので、イケない画像を写したり、見たりしているような緊張感に包まれた時間でもありました (笑)

あぁ~、貴重な休日が・・・

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

コメント (2)
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特に意味はないのですが・・・海水量について考えてみました。

2020-06-26 22:40:12 | 

名古屋港の海水量について考えてみたので、サラッと数値だけ・・・

海図からの"乱暴な"手計算ですが・・・

河口部岸壁から高潮防波堤までの面積は約41㎢。

平均水深10.1m(潮位0cm)、海水量約4億1440万t、干満差(200cm)による換水量約8200万t、換水比率約17%・・・?

(誤差どころか計算式間違いも含まれていると思います・・・汗 )

 

これが何を意味するのか・・・?

他の場所を調べたことも参考になる資料を見たこともないので、さっぱり分かりませんが・・・

素人的に、こんなにも大量の海水が入れ替わっていたら、水質の自浄作用は高いのではと感じるのですが・・・・??

(ほぼ止水の日本海の方が格段に透明度が高いのは・・・日本海は栄養塩不足だからでしょうか・・・? )

 

どのくらいの水深が、植物プランクトンの発生と酸素濃度が海底まで行き渡るのに適しているのか・・・???

海水中の栄養塩はどれくらいの範囲なら適正なのか?

 

「伊勢湾における下水処理場での栄養塩の管理運転の有効性に関する試算」永尾 謙太郎1,3・中村 由行2・鶴島 大樹3・小山 悠人3(2019.3.13受付)

またまた、凄い資料に出会いました。

こちらによると・・

「貧酸素水塊の抑制・・・「きれいで豊かな海」の実現を可能にするものと考えられる」とあります。

カギは、その前段の「湾奥での浅場・干潟・藻場等の生息場の維持・保全・再生・・・・生物の食物連鎖を通じた有機物の無機化機能を高める必要」あたりでしょうか・・?

 

今回、換水量を考えてみた一番の理由は河川の流入による塩分濃度低下がどれくらいなのか・・・で、現実的に藻場が形成できるレベルなのかどうか? が分からないかなぁ~というところからだったのですが・・・次回への継続課題です(汗)

(個人的には、近所の海で磯の四天王こと、アメフラシやナマコと遊びたい!! )

 

以上、ぐだくだと書いてしまっただけなので、サラッと、先週末の残り写真を・・

高山植物とも言われれば、雑草とも言われる・・・シモツケソウ

 

葉っぱの写真は・・食痕が気になります。

 

今年はキレイ (イ〇ムシがあまりいない) です。

 

大きな葉っぱや・・

キレイなのは、何度も同じ写真を撮ってしまいます。

 

この手のオブジェも‥同じです。

 

コケも何度も撮るのですが・・・上手く撮れません。。

 

最後・・・ポツンと干潟での写真ですが、奥歯が虫歯になりかけみたいな白いのは何なのでしょうか?

 

以上、今夜も混迷が深まる日記でした。

本日もご覧いただきありがとうございました。

コメント (2)
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