昨日習った講義の中での雑談で、
ジハイドロジェン・モノオキサイド(dihydrogen monoxide. DHMO)は
・酸性雨の主成分である。
・がん患者の悪性腫瘍から検出される。
・温室効果を引き起こす。
・多くの材料の腐食を進行させ、錆び付かせる。
その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。
・工業用の溶媒、冷却材として使われる。
・農薬の散布に用いられる。 洗浄した後も産物はDHMOによる汚染状態のままである。
・その他の食品に添加されている。
恐ろしい物ですね〜
ジハイドロジェン・モノオキサイド DHMOを法で規制すべきか?
アメリカ・カリフォルニア州のAliso Viejoの市議会でDHMO規制の決議を試みるという事態が発生(2003)。
ジハイドロジェン・モノオキサイドとは何か? 意味を考えればわかりますね。
ジは2のことです。 モノは1のことです。
2水素、1酸素ですね、 すなわちH2O 水の事です。
こういう書き方をすると、恐ろしい気がします。
もともと、冗談で書いた文章だそうで、Aliso Viejoのこともジョークだと思います。
(ちなみにAliso Viejoは私の姪っ子が住んでいるので行ったことがありちょっとびっくり)
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さて、これに似た話が東京の豊洲市場でもありました、 ジョークではなく本当に対応したので驚きですが。
毎日のようの報道されたのでご存知のように豊洲市場の地下に怪しい部屋があり、下から水が湧いていると某党が訴えてテレビカメラも入って調べました。 さらにその水は水質基準にも満たないのに上に食品を扱う市場を作るのはけしからんとメディアも毎日報道し、知事も豊洲への移転を遅らせ、誰がこんなものを作らせたのかと以前の知事を糾弾しました(この水質基準は飲み水の基準で、排水の基準ではない)。 この地下室は埋立地で汚水が出てくるのを処理するために作ったので、この地下室のおかげで上の市場は清潔を保てるもので、私はこれを作った人を表彰しても良いぐらいだと、書いたことがあります。
物の言い方や文章の書き方次第で、恐ろしいもののように感じる、そして、政治家は本当のことはわかっているのだろうけれど、それを自分の政治のために利用する。 そのために大きな損害が生じても知らん顔。
鎌倉殿の13人の殺し合いのように、今でも政敵を倒すためには、理屈で考えればすぐにわかるような理に合わない言葉、表現をいくらでも使っているようです。
アメリカ、カリフォルニア Aliso Viejo 近くの駅
ダブルデッカーのこの列車、とても大きい、 ホームも低いので尚更大きく感じます。
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