ウィルミントンに本社がある企業わかりましたか?
テフロンやシルバーストーンのフライパン、そしてケプラー繊維などなど、私たちの生活に密着している製品を作っている会社です。 ね、多分お家にあるでしょうし、その繊維で作った服も着ているでしょう?
さて、バスはニューヨークに向かいます。
地図で見るとウィルミントンからニューヨークは、大阪ー名古屋ぐらいか?
高速道路なのだろうか、周りに家もなく殺風景な草原の中をバスが進むと、遠くにビル群が見えて来ました。
それは、箕面から梅田を見た感じか、それよりも遠い養老の滝のリフトから名古屋を見た感じか。
やがて、車は地下のトンネルを通って、ニューヨーク市街に入りました。 ニューヨークは島ですから橋かトンネルを通って行くのです。
こういうところ、ハーレムだろうか、少し怖い感じだなというところを通って
寒ーい、12月初め頃なので寒いんです。自由の女神はここから見るだけ。
これはエンパイアステートビルの展望台からの景色です。
エンパイアステートビルは他にも高い建物はあるでしょうが、なんと言ってもすごい人気で、お上りさんたちもいっぱい。
この娘さんもどこかからのお上りさんで、一緒に大喜びで記念撮影。
この後私は一人で、ニューヨーク近代美術館に行きました。 ここは絵画ではなくて工業製品が並んでいるので興味があったのです。 我が家にある ニイ・チェアーも展示してありました。 これを見たいので行ったんです。
ロックフェラーセンターの大きなクリスマスツリー
この時期はあちこちにクリスマスツリーが飾ってあって、とても綺麗なのです。
当時日本のクリスマスツリーは綿の雪を被せて、色々ごちゃごちゃ飾り物があったが、アメリカのものはどれもシンプルにスカッとしている。 感心しました。
街はクリスマス一色です。
ティファニーに行って
お土産を買って、そう嫁や子供を大事にしないと。
夜には皆んなで、ブロードウエイに繰り出し、ミュージカルを見ました。
何だったろうか? キャッツではない、ウェストサイドでもない、オペラ座の怪人でもない、劇団四季の演目を並べただけです。 ひょっとしたらシカゴだったのかもしれないけれど、疲れていて寝てしまっていたのだろうか。
ホテルに帰ってバタン、
アメリカの上等なホテルはテレビが似合わないので、戸棚に隠すようにしてあった。
そうそう、外に出て部屋に帰って来た時に、ホテルからリンゴが一つサービスで机の上に置いてあった、さすが高級ホテル。
明日はニューヨークを立ちます、すなわちアメリカ最後の日です。
つづく
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