メルクリンの客車を買ったのですが、3線式なので車輪が絶縁されていません。 そこで、2線用の絶縁車輪に交換する必要があります。
HRSでの購入では簡単です。車輪を2線式に交換してくださいと言うだけで車輪を入れ替えてくれます。 無料です。
メルクリンはトリックスブランドの2線式があるので、それと交換ですから簡単です。 もちろん3線式の車輪と交換ですから3線式の車輪はもらえません。
私は室内灯が無い貨車などはほとんどこれで2線式にしています。これなら2線、3線どちらでも走らせられます。
でも、時々言い忘れることがあって、帰ってから、しまったと思うのですが、その場で替えてもらわないと後からでは車輪を買うことになります。
さて、室内灯が無い客車は車輪を替えてもらったのですが、制御車(先頭車)はヘッドライトがついているので、店では車輪交換はできない。
そこで、車輪そのものは2線式のものと交換してもらったのですが、取り付けは自分で行うということで、車輪だけ別袋にいれてもらって来ました。 車体には車輪はついていません。
メルクリン3線ですから中央レールからの集電シューがついています。 ここを改造するのですが、当然自己責任です。
車体を分解。 先頭部に基板がついています。 この座席は2階の座席です。
2階の座席を外すと、下の部屋が現れました。 こういう構造なのでダブルデッカーが少し高価なのは当然ですね。
右の台車のセンターピンに赤いコードが行っているのが集電シューからの配線です。
集電シューを剥がしました。 センターピンについているようです。
シューを外して、
バネ部分を切りました。 この中心だけを使うつもりです。
この中心を取り付けて、集電ブラシをリン青銅の0.3mm線で作ってハンダ付けして、2線式の集電機構は完成。
いつもの2線式の集電方法です。
ところが、先頭車軸にはこういうものがついていました。 これをちゃんと車軸に取り付けて
プリント基板の線につなげばヘッドライトとテールライトの切り替え機構です。 これは3線式のままで車輪だけ変えただけです。
動く方向にヘッドライトが点いて
テールライトも点いて完成です。 これは基盤に電子リレーが入っているようで、切り替えた後走行中にチラつきもなく点灯しています。 先日の ROCOのフランスの気動車と同じです。
分解どきに外した、バッファや連結器を取り付けて完成です。
快調にユニトラックの上を走っています。
後ろから電気機関車が押している様は大好きなのです。
フランジが日本の車両よりも大きいので推進運転でも脱線の心配はなく、安心して走らせられます。 これも鉄道模型の性能で大事なことです。
以上、メルクリンの車両を買っても2線式にできるという事を書きました。
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