行きつけのカメラ店の主催で、コーヒー店で写真の撮影会がありました。 モデルはいません。 何を撮るって?
焙煎の機械などです。
京都は長岡のこんなお店。
マスターはこのお方。
左に見える樽のようなものは優勝カップです。 コーヒーのコンテストで優勝されたそうで、違う年には店員さんも優勝しておられます。 曰く「日本一美味しいコーヒーの店」だそうです。 1位なんだからそうなるよね。
一位以外にもたくさん賞を取っています、他のコンテストでも優勝したりしています。
いやいや、こういうことを聞きに来たのでは無いんです。 撮影会です。
コーヒーを焙煎しているところです。 機械全体をとっていないのはカメラマン、7〜8人ずつがグループで交代、が周りにいて写ってしまうからです。
ここで考えました。 こういう機械を写すのには白黒が良いのではないかと。
そこで、カメラ店で用意してくれてあった白黒専用のカメラを借りて写しました。 白黒専用とは受光素子が白黒専用なのでカラーはできませんが、色分解をしていないので繊細に写ります。
ちなみに、色々な高級なカメラをたくさん用意してあって、自由に使わせてくれます。 まあ、それで欲しくなって買ってもらえればと思っているでしょうが。
でもね、他の人たち、高級なカメラを持っているんです、それも2台も持っていたりして。
さて、白黒って良いでしょう?
横にはこんなグラフが出ていて、温度管理でしょうか?
時々、豆を抜いて、色とか香りを観ています。
なんのメーターか知らないけれど、こういう写真も白黒は良いですね。
でも、炎の色はカラーでなければ、と自分のカメラで撮る。
後ろには、こういう麻のコーヒー豆袋がある。
コロンビアまで豆の買い付けに行っているそうで、向こうの景色はとても良くてカメラを持っていれば写したくなる場所ばかりだと言っていました。
焙煎していると、豆の色が変わって来ます。
色も良し、香り良し。 焙煎を終わりにする最後の過程です。
初めの写真と比べてください、豆の色が黒くなって来ましたね。
焙煎終わり、焙煎機の蓋を開けて豆を下に落としています。 これをカラーで撮るべきだったのですが、カメラを2台持っていると動きが遅い。 一台は紐もついていないので、カメラから手を離すと落とす。 そこで、白黒はこれが最後で、あとは自分のカメラ、すなわちカラーだけにしました。
ここは、豆を冷やす所です。棒で撹拌してしばらく冷やして、良いなと思ったところで
下のボールに落として焙煎終了。
ミルで潰して
コーヒーを淹れてくれました。 蒸気が立っているのはミルクを温めているスチームです。
ミルクをコーヒーの上に注いで
こういう形を作るのです。
撮影会としては、こういうテーブルが用意してあって、植物の場所を変えたりして写真を撮るのです。
良い感じでしょう?
実は、ミルクを注ぐ時に私もやらしてもらって、ハートを作ろうと思ったのだけれど、難しいですね。 ハートを意識してミルクを注いでいるんだけれど、カップから溢れそうになって、こんな形で終了。 まあ、味は同じですが。
美味しいであります。 もちろんケーキも美味しい。 ケーキの芯にコーヒーの何じゃらが入っていて、それも美味しい。
このお店、こんなものや
こんなものも飾ってあって、後ろの家など欲しいです。 その周りに模型を走らせる。
お店の人がもう一杯、淹れてくれました。 今度は模様が凝っている。
ほとんど飲み干しても、まだ形が残っているんですね、 すごい。
コーヒー店での撮影会でした。 ありふれた場所かもしれませんが、いざ撮影しようと思へばこうやって貸し切らないとできません。 珍しい経験でした。
そうそう、実はこの一週間前に場所の下見に一人で行って
ランチを食べているんですよ。 たらこスパゲティー。 撮影会の時にはケーキセットが出たので、これで、この店のメニュー完食です。
撮影会終わり
。