最近、車両工作をしてませんが以前に作った蒸気機関車の工作を書きます。
これは多分高校生の頃に描いた絵です。
この時にはこれを作るとは夢にも思っていなかったのですが。
2004年頃に、珊瑚のキットを買いすぐに組み立てを始めました。 この時には上のような絵を書いたことも忘れていたのですが。
車体は当たり前に作って、
動輪押さえ板の下に、プリント基板で作った板を重ねています。
先輪に集電シューつけるためです。
カマキリの手のように見えるのが先輪の裏を擦る集電シューです。
ここに先輪を入れますが、集電シューが台枠と擦れてショートするのを防ぐために、紙を貼っています。
ここで、先輪を3点支点のようにするための棒が台枠から出ているのが見えますが、珊瑚の工夫です。
先輪を抑えるためにバネを入れました。
先輪をつけました。 これで先輪も両車輪とも集電できて、機関車全体で全車輪集電になりました。
この効果はものすごく大きい。 鉄道模型は電気で動く、集電の重要性は嫌というほど認識しているので全車輪集電は極力行うようにしています。
動輪の集電シューの写真がないのですが、動輪の裏を擦るように集電シューをつけています。 時々車輪のタイヤ(踏面)を擦るようにしている例がありますが走っているうちに線路からゴミを拾って集電シューがゴミだらけになり集電不良の原因になります。 車輪の裏を擦るかフランジを擦るかが原則です。
このような処理をしていることで、私の機関車の走りはどれもとてもスムーズです、ゆっくりとスムーズに走る。 集電の工夫だけで随分走りはスムーズになります。
つづく