京都 嵐山です。
一応、渡月橋の写真を載せなければならないでしょう。 かなりの人出で、外国人も多い。
龍があるのは天龍寺、有名な天井画の公開は毎日ではないので見られなかった。
天龍寺に行ったのは、先日後醍醐天皇を書きましたが、天皇が吉野で崩御した後に足利尊氏が後醍醐天皇の供養のために建てたのが天龍寺だからです。 後醍醐天皇を祀ってあります。 それにしても後醍醐天皇を京都から吉野に追い遣って戦っていた足利尊氏ですが、本当は後醍醐天皇が好きだったそうです。
どの店も混んでいたので空いた店、というか京都の有名どころの漬物屋、西利で寿司弁当です。 すべて漬物です。 初めは良いけれど、漬物ばかりなので、だんだん口の中が酸っぱくなってしまいました。
さて、いつもは行ったことがない方向、渡月橋から川を少し遡ったところにこんな建物がありました。 レストランも入っていますが、美術館です。
こういう展示をやっています。 今年の大河は、ひかる君へです。 ですからどこに行っても紫式部と源氏物語の事ばかり。
と言いつつ、それにあやかって中に入りました。
ここは、写真撮影可能です。
紫式部の図です。 こういうものも撮影可。
しかし私の目に留まったものは、百人一首ですが、読み人が絵ではなく人形で作られています。 百人全てあります。
どれもとても良く出来ていて、人柄までわかるようです。
良く出来ているでしょう? 大きさは握り拳ぐらいか。
花の色は、うつりにけりな、 日本一の美人と言われた、小野小町ちゃんです。
紫式部の歌はこれ、 めぐりあひて 見しやそれとも分ぬまに、雲がくれにし 夜半の月かな
夫が会いにきたのによくわからないうちに帰ってしまったと思ったら、どうも女友達が来たとか、
先日、孫に百人一首でぼろくそに負けたので、上の句と下の句を覚えようと読んでみたり、人形の出来の良さに感心したり、結構楽しめました。
いろいろな屏風絵も飾ってあって、こういう絵も見るのが好きです。 当時の生活様式がわかるからです。 でも、貴族ばかりで、まあ貴族は遊んでばかりだと思ったら、よく見るとこれがお仕事ですよね。 これはこれで大変だったようです。
2階の広い部屋。 ここで大の字に寝たら気持ちがよさそうだ。 十二単の着付け体験も行われるとか、
この部屋から外を見たら、大堰川が見えて、保津川下りの船が下って行きました。 撮り損ねちゃいましたが、こういうロケーションにある美術館です。
ここを出てすぐの所に、こんな羅漢像が沢山ありました。 数えきれないほど何回も嵐山には来ていますが、少し道が違うとこうやって見たことがない景色がありました。 観光客もほとんど来ないし。
横には立派な湯豆腐屋があったり、
こちらはパン工房なんです。 こんなところにこんな建物があってパンを作ってレストランになっている。 全く知らなかったけれど、やはり知っている人は知っているので次々に来ます。
ということで、嵐電に乗って帰りました。