YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

デジタルイグニッションシステム

2021年10月28日 | パーツなど
40年が経過している現在のイグナイター。
いつ故障してもおかしくない。

昔オークションでゲットしたスペアのイグナイターを先日チェックしたが、作動せず、電解コンデンサーを全て替えてみたが治らず。

対策として、第一候補はCARMO electronicsにリペアに出すことだったが、問い合わせのメールに返信がなかった。

第二候補はNewtronicのイグナイターへの換装。

しかし、XS250対応品はあるものの、ポイント車限定。メールで問い合わせたが、返事も同じ。
たぶんコイルの抵抗値の違いだけだと思われるので、コイルの一次抵抗を5Ωのものに換えれば使えるのではないかと思われるが、万全を期したいので却下。
GXのポイント車への代替品としてはおすすめではないだろうか?

第三候補は、アップシフトのブラストイグナイター2。
車種専用ではなく、進角設定値をパソコン等から入力するらしい。
ピックアップは今のものをそのまま使う。
使用温度範囲が5℃〜50℃となっている。自分の使用状況にするといくらなんでも温度範囲が狭すぎるのと、高額すぎる、また、XS250にはオーバースペックな気がしたため却下。

オークションで中古のイグナイターを探しかけたが、それでは根本的な解決にならない。

ネットで検索しまくり、ついに発見したのが、Sachse elektronik(ドイツ)のデジタルイグニッション。


ZDG 3.23 for Yamaha XS360/400というやつが合うのは間違いないようだ。
以下説明文。

Digital ignition system for Yamaha XS250-XS500, replacement for breaker points and advancer or the original electronic ignition on the later models.

ポイント車のほか、後期車両のオリジナルエレクトリックイグニッションの代替品とある。
取説もかなり丁寧なものがネットで事前に確認できる。
プリセットの進角カーブが9種類、ピックアップも専用のものが含まれている。
使用温度範囲は出ていないが、広範囲な車種用のものがあるし、信頼性はあると思う。

価格は、送料含めると、ブラストイグナイター2と変わらない位になる。
購入するかどうか、かなり迷った。
でもまあ、乗り続けられるのは、良くてもせいぜいあと15年位だろうし、このぐらいのことなら悔いのないようにしたいと(大げさ)、思い切って発注。

オリジナルのイグナイターより少し小さめで、同じ位置に設置できるとは思うが、ステーか何かを作る必要はありそうだ。

非常に楽しみ。