天津ドーナツ

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ミニブログと私…中華杯スピーチコンテストのテーマ?

2012-04-13 23:54:02 | 日本語学習法
今日、学生達にスピーチの指導をしました。

備忘録代わりに、ポイントを書いておくことにします。

なお、スピーチそのものについての記述は、8割以上、NHKアナウンサーだった塚越恒爾さんから

教えていただいたものです。



まず、スピーチそのものについて。

1.一致:内容(辞書的な意味)・声(耳で捉えられるもの)・表情や動作(目で捉えられるもの)

     が一致していること

2.構成:出来事の時系列・感情や考えの変化の流れが前後しないように。

3.印象:スピーチが始まる前の態度・最初の10秒~30秒でおおよその判断をされる

4.強調の技法:声の大小・高低・スピード・間

5.一字一句憶えるのではなく、「伝えたいこと」と「話の流れ」を憶える

6.具体的に:「良い影響を与えます」「役に立ちます」「生活が楽しくなります」は、どのような対象にでも

       使うことができます。つまり、「ミニブログと私」の関わりの説明ではありません。

       「パソコン・携帯電話・ラジオ・テキスト・炊飯器・洗濯機…は役に立ちます」のよう言えるからです。

7.最初から全体に向かって話をするのではなく、まずは1人に狙いを絞って、思いを伝える。

  その後、もう1人、もう1人、というように増やしていく。

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「ミニブログと私」というテーマにきちんと答えるために。

1.次の3つの区別をつける

(1)ミニブログの特徴の紹介

(2)ミニブログでしたこと・経験

(3)ミニブログと自分の関係



今回のテーマは、「ミニブログの機能の紹介」でも、「ミニブログの長所」でもありません。

「ミニブログ」というものと「私」との関係です。



ですので、ミニブログの本質を捉えた上で、自分の経験をもとに、

ミニブログと自分との関わりを考えてみる、というのが、このテーマの要求していることだと私は考えました。

皆さんも、「このテーマは何を要求しているのか」ということを考えてみてください。

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