天津ドーナツ

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日中青年交流会  2011年5月8日 愛大会館

2011-05-09 10:02:25 | 結果報告
愛知大学現代中国語学部のみなさん、本当にありがとうございました。



表の責任者を務めたKさん、

裏の責任者を引き受けてくれたYUTETSUさん、



○×ゲームの司会をしてくれたKさん、

会場作りからおにぎり・餃子作りで走り回ってくれたIさん、

最後まで黙々と会場セッティングと片づけをしてくれたKさん、

中国語での開閉会の言葉にチャレンジしてくれたTさん、



当日、朝早くから会場整備や小道具作り、受付などを

引き受けてくれたボランティアスタッフのみなさん、



本当にありがとうございました。



私は、このような活動が日中友好に役立つなどとは言いません。

国と国との関係は、そんなに簡単なものではないからです。



しかし、みなさんがしてくれた仕事の意義を、ここで強調しておきたいと思います。

ひとつは、数字ではかれるもの、

もうひとつは、数字でははかれないもの

です。



まずは、数字で表すことができるものからです。

昨日は

「雨」

「会費聴取」

「遠いところは2時間以上バスに乗る学校もある」

「中国人学生は各大学6名までに制限」

という条件の中、50人の中国人学生と50人の日本人留学生(スタッフを除く)が集まりました。

これは、昨年度の好天のもと行われた第1回(合計で75~80人)を上回る数字です。

4つの条件のうち、一つでも変わっていたら、もっと多くの人が集まったのではないでしょうか。



次に、数字では表せないもの、です。

1.日中両国の学生が協力して企画・準備をした

  昨年は、中国人学生側が準備をし、日本人留学生はお客さま、という形でした。

  今年は、企画段階から愛知大学の事務局および各クラスの班長さんが加わってくれ、

  会場設営・受付・案内・誘導などの仕事を、全面的に引き受けてくれました。

  中国人学生にとっても、日本人留学生と一緒にイベントを運営するというのは、

  今までにない経験だったのではないでしょうか。



2.当日、来てくれた人の一部の人の人生の一部に影響を与えた(と信じています)

  この日が初めての同年代の日本人との交流、という学生もいました。

  また、一緒に餃子やおにぎりを作ることも、○×ゲームも、初体験の学生が大部分でした。

  普段、教科書やメディアを通じてのみ接していた日本人と、直接接し、一緒に遊んだ経験は、

  彼らの学生生活、そして、将来、どんな仕事をするにせよ、何らかの形で生かされていくことでしょう。

  もしかしたら、それは日本語とは関係のない部分かもしれませんし、自分でも気がつかないかもしれません。

  

  しかし、私がこのことを信じられるのは、

  「教育とは学校で習ったことを全て忘れた後に残っているところのものである」(アインシュタイン)

  と、私も考えているからです。



  会場に来た学生達が、日本語学習はもとより、

  普段の生活においても、ほんのちょっと明るくなってくれること、

  それが、この交流会の本当の意義だと、私は思っています。



最後になりましたが、

留学生のお姉さんこと事務局のHさん、

留学生のお母さんことX先生(当日は母の日でした)、



本当に、ありがとうございました。

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