Ⅰ.大学日本語科の現状…卒業して社会に出るときに、「浦島太郎」
☆浦島太郎とは?⇒助けた亀に竜宮城に招待され、楽しく時を過ごしているうちに、ふるさとでは100年のときが流れていた。
☆天津の人的・物的・社会的・情報リソースを活用した日本語教育!
⇒「日本語教育が、学習活動の現場を教室や教科書に限定することをやめ、地域社会の日本語学習リソース(資源)に目を向けだしてから久しい」(1997年6月 トマソン)
⇒「教科書・教室・教師」だけでは第二言語習得は進まないと発表されたのは、20年以上前のことです。
Ⅱ.ドーナツが必要とされる背景
1.効果的な学習法
(1)脳科学の知見:「カハールの呪い(脳細胞は再生しない・記憶力は20歳がピーク」?
☆脳は、状況から受ける刺激に対応して発達⇒刺激がないと?
☆記憶は、「扁桃体」⇒「海馬」⇒「大脳皮質」の順で定着
①扁桃体(喜怒哀楽・感情)「美しい・嬉しい・楽しい」
②海馬が刺激される(短期記憶:1~数ヶ月)繰り返し、継続。(復習)
③大脳皮質(長期記憶)
(2)学習ピラミッドー学習の方法と効果
聴講する(5%)
本を読む(10%)
視聴覚教材を使う(20%)
レポートを書く(30%)
討論する(50%)
体験する(75%)
人に教える(90%)
⇒「自分で発見する」は、95%です。
⇒日本語科の授業はどんな方法で行われていますか?授業中に皆さんがしていることは?
2.環境の影響
(1)語学
☆英語が上手なのはどっち?
Aさん:日本人・生後すぐにアメリカへ。アメリカ人夫婦に英語で育てられた。
Bさん:アメリカ人・生後すぐに日本へ。日本人夫婦に日本語で育てられた。
(2)やる気
☆やる気になるのはどっち?
A:クラスのみんながつまらなそう。宿題もやらない。授業中の携帯は当り前。
B:教室に行くとクラスメート同士、学生と教師が楽しそうに日本語で話をしている。
(3)持続
☆やる気が継続するのはどっち?
A:周囲の人が「やめようよ。めんどくさい」
B:周囲の人が「がんばろうよ。楽しくやろうよ。大丈夫だよ」
(4)人間性
A:周囲の人が、「失敗したら人のせい、成功したら自分の手柄」
B:周囲の人が、「失敗したら自分を振り返り、成功したら他人に感謝」
3.社会人基礎力
☆前に踏み出す力(アクション)~一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力~
(1)主体性―物事に進んで取り組む力
(2)働きかけ力―他人に働きかけ巻き込む力
(3)実行力―目的を設定し確実に行動する力
☆考え抜く力(シンキング)~疑問を持ち、考え抜く力~
(1)課題発見力―現状を分析し目的や課題を明らかにする力
(2)計画力―課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
(3)創造力―新しい価値を生み出す力
☆チームで働く力(チームワーク)~多様な人々とともに、目標に向けて協力する力~
(1)発信力―自分の意見をわかりやすく伝える力
(2)傾聴力―相手の意見を丁寧に聴く力
(3)柔軟性―意見の違いや立場の違いを理解する力
(4)情況把握力―自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
(5)規律性―社会のルールや人との約束を守る力
(6)ストレスコントロール力―ストレスの発生源に対応する力
4.多文化共生
☆世界日本語教育研究大会のテーマ「異文化コミュニケーション力を育てる日本語教育」
(1)国・地域 (2)性別 (3)立場・思想 (4)分野
⇒学校の人間関係は?
(1)中国人同士 (2)学生同士 (3)学生と先生 (4)恋人?
⇒さまざまな背景を持ったいろいろな立場の人と、
人間関係を始め、構築し、修正し、終わらせる必要はない。
5.自分が幸せになるために・周囲を幸せにするために⇒卒業するときの気持ちは?
(1)7つの方法
①他人のためにお金を使う ②親切にする ③感謝する
④許す ⑤自分の尺度で考える ⑥細部より全体で見るようにする
⑦ その日の良い出来事を3つ記録する
(2)幸せの連鎖(影響は3人まで)
笑顔のAさん→Bさんも笑顔→Cさんも笑顔→Dさんもうれしい→Eさんは?
6.天津ドーナツの目指すもの
(1)「天津に来てよかった」(2)豊かな感受性≒記憶力
(3)日本語の人材になる (4)自分も周囲も幸せにできる力をつける
Ⅲ.ドーナツは正しいのか
1.学校の試験の答え⇒教師・教科書が決める 2.企業の答え⇒社会(顧客)が決める
3.ドーナツの答え⇒ が教えてくれます!
Ⅳ.ドーナツらしいイベント運営
1.北京の先生の評価:こんなに気配りをしてくれるイベントは北京にはない。
2. ホスピタリィ・もてなし・気配り
☆浦島太郎とは?⇒助けた亀に竜宮城に招待され、楽しく時を過ごしているうちに、ふるさとでは100年のときが流れていた。
☆天津の人的・物的・社会的・情報リソースを活用した日本語教育!
⇒「日本語教育が、学習活動の現場を教室や教科書に限定することをやめ、地域社会の日本語学習リソース(資源)に目を向けだしてから久しい」(1997年6月 トマソン)
⇒「教科書・教室・教師」だけでは第二言語習得は進まないと発表されたのは、20年以上前のことです。
Ⅱ.ドーナツが必要とされる背景
1.効果的な学習法
(1)脳科学の知見:「カハールの呪い(脳細胞は再生しない・記憶力は20歳がピーク」?
☆脳は、状況から受ける刺激に対応して発達⇒刺激がないと?
☆記憶は、「扁桃体」⇒「海馬」⇒「大脳皮質」の順で定着
①扁桃体(喜怒哀楽・感情)「美しい・嬉しい・楽しい」
②海馬が刺激される(短期記憶:1~数ヶ月)繰り返し、継続。(復習)
③大脳皮質(長期記憶)
(2)学習ピラミッドー学習の方法と効果
聴講する(5%)
本を読む(10%)
視聴覚教材を使う(20%)
レポートを書く(30%)
討論する(50%)
体験する(75%)
人に教える(90%)
⇒「自分で発見する」は、95%です。
⇒日本語科の授業はどんな方法で行われていますか?授業中に皆さんがしていることは?
2.環境の影響
(1)語学
☆英語が上手なのはどっち?
Aさん:日本人・生後すぐにアメリカへ。アメリカ人夫婦に英語で育てられた。
Bさん:アメリカ人・生後すぐに日本へ。日本人夫婦に日本語で育てられた。
(2)やる気
☆やる気になるのはどっち?
A:クラスのみんながつまらなそう。宿題もやらない。授業中の携帯は当り前。
B:教室に行くとクラスメート同士、学生と教師が楽しそうに日本語で話をしている。
(3)持続
☆やる気が継続するのはどっち?
A:周囲の人が「やめようよ。めんどくさい」
B:周囲の人が「がんばろうよ。楽しくやろうよ。大丈夫だよ」
(4)人間性
A:周囲の人が、「失敗したら人のせい、成功したら自分の手柄」
B:周囲の人が、「失敗したら自分を振り返り、成功したら他人に感謝」
3.社会人基礎力
☆前に踏み出す力(アクション)~一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力~
(1)主体性―物事に進んで取り組む力
(2)働きかけ力―他人に働きかけ巻き込む力
(3)実行力―目的を設定し確実に行動する力
☆考え抜く力(シンキング)~疑問を持ち、考え抜く力~
(1)課題発見力―現状を分析し目的や課題を明らかにする力
(2)計画力―課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
(3)創造力―新しい価値を生み出す力
☆チームで働く力(チームワーク)~多様な人々とともに、目標に向けて協力する力~
(1)発信力―自分の意見をわかりやすく伝える力
(2)傾聴力―相手の意見を丁寧に聴く力
(3)柔軟性―意見の違いや立場の違いを理解する力
(4)情況把握力―自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
(5)規律性―社会のルールや人との約束を守る力
(6)ストレスコントロール力―ストレスの発生源に対応する力
4.多文化共生
☆世界日本語教育研究大会のテーマ「異文化コミュニケーション力を育てる日本語教育」
(1)国・地域 (2)性別 (3)立場・思想 (4)分野
⇒学校の人間関係は?
(1)中国人同士 (2)学生同士 (3)学生と先生 (4)恋人?
⇒さまざまな背景を持ったいろいろな立場の人と、
人間関係を始め、構築し、修正し、終わらせる必要はない。
5.自分が幸せになるために・周囲を幸せにするために⇒卒業するときの気持ちは?
(1)7つの方法
①他人のためにお金を使う ②親切にする ③感謝する
④許す ⑤自分の尺度で考える ⑥細部より全体で見るようにする
⑦ その日の良い出来事を3つ記録する
(2)幸せの連鎖(影響は3人まで)
笑顔のAさん→Bさんも笑顔→Cさんも笑顔→Dさんもうれしい→Eさんは?
6.天津ドーナツの目指すもの
(1)「天津に来てよかった」(2)豊かな感受性≒記憶力
(3)日本語の人材になる (4)自分も周囲も幸せにできる力をつける
Ⅲ.ドーナツは正しいのか
1.学校の試験の答え⇒教師・教科書が決める 2.企業の答え⇒社会(顧客)が決める
3.ドーナツの答え⇒ が教えてくれます!
Ⅳ.ドーナツらしいイベント運営
1.北京の先生の評価:こんなに気配りをしてくれるイベントは北京にはない。
2. ホスピタリィ・もてなし・気配り