ジャズオーディオ・ディスク大賞2007等が発表されているが、本号の関心 は、「対談 ジャズオーディオ」である。
自宅のスピーカー、JBL4425のウーハーが悲鳴を上げ、JBLS143 MkⅡに変更した。ウーハーが30センチから35センチとなり、2ウェイから3 ウェイとなった。モニター仕様からコンシューマー仕様になった。【音】の変化 は、一聴瞭然。果たして、【音】は良くなったのであろうか。
そんな時に、この対談に、三上氏、スリー・ブラインド・マイスレーベルを創 設した藤井武氏が登場。ソニーがこのTBMをSACDの限定盤を発売した頃の タイミングである。まずは、XRCDを探し求めた。もう市場にはほとんどなか った。で、限定盤を求めた。TBMは私のウィークポイントである。【音】が良 くても、日本の演奏者に興味を持てなかった。この時に購入したXRCDについ ては、既に掲載しているのでご参照ください。
一番は、藤井氏の録音に対するこだわりに賛同したことである。
併せて、“アヴァンギャルド”への憧憬。(実は、この1か月前に、吉祥寺メ グで3時間たっぷりと“アヴァンギャルド”を聴いている。過去にメグを訪れた 時よりは、リアルな感じであったが。寺島氏の自宅にあるのは“トリオ”であ る。どんな【音】なんであろう。)
自分を刺激してくれる記事が掲載された本誌、ジャズ批評の見方が変わった瞬 間である。
(続く)