’67年作品。
記憶の中では、もう少し後年に上映されたと思っていました。
『三大怪獣 地球最大の決戦』までのゴジラ作品は大人も楽しめる作品でした。
この後の『怪獣大戦争』はキング・ギドラを登場させたものの、当時流行していた『お
そ松君』のイヤミ先生の「シェーッ!」をゴジラは宇宙でやってしまい、ゴジラの顔付きも
悪役面から地球の味方でありこどものヒーローにふさわしい顔付になっていきました。
本作品に至っては、正にこども向けに切り替わってしまいました。
ストーリー中の実験のテーマは、ごもっともと言えるような内容で、北京オリンピック
で雨のコントロールを行っていましたが、現実に気象をコントロールする時代を予想
した作品でした。
上映当時、まだ小学生でしたので、まだしばらく怖いゴジラを期待してゴジラ作品を
みていました。