ローリング・ストーンズのツアー・メンバーであるサックス奏者ティム・リースの企画アルバムである。
ジャズとしてみるかは、聴き手の判断であろうが、ネットで購入する時、ジャズのジャンルで紹介されていたので、これに従った。
それぞれのアルバムを聴いた感想で言うならば、クロスオーバーと称するのが一番近いかなと思う。
つまり、様々な音楽要素がミックスされているからである。
本アルバムには、ミックを除く、キース、ワッツ、ロンが参加し、2枚目にはミックも参加するというローリング・ストーンズのカヴァー・アルバムなのに本家の参加もあるというアルバムである。
参加メンバーもともに、豪華。
本アルバムのフェイヴァリット・ソングは、「ワイルド・ホース」であるが、なんと、ノラ・ジョーンズがボーカルをとっている。
他に、ジョン・スコやビル・フリーゼル、ダリル・ジョーンズやジョン・パトゥーチ、シェリル・クロウらが参加。
2枚目にあっては、ジャック・デジョネット、吉田美奈子、渡辺香津美、日野皓正・賢二親子、チャック・リーベルらが参加している。しかも2枚組で、日本盤はボーナス・トラックあり。
参加者に興味のある方には、お薦めできるかも。
ストーンズ・ファンは、肩透かしを食らうかも。