『よしだたくろう オン ステージ』’71年6月発売。当時、エレック・レコードから。
発売直後に、同級生の部屋で聴いたフォーク・アルバム。
いわゆるポータブル・プレイヤーで聴いたのだが、「聴いた」というより「聞いた」と言った方がよいのか。
そこから繰り出された唄は、衝撃的だった。
唄と唄の間の“しゃべり”が面白過ぎ。
「もう寝ます」や「わっちゃいせい」は、「走れコータロー」以来のコミック・ソングと受け取った。
「されど我が人生(正しくは、私の人生)」で斉藤哲夫の名を知った。
六文銭を知る前に「面影橋」を聴いた。
レコードを買えない小生は、このアルバムを借りて録音した。
従兄のステレオのスピーカーにポータブル・テープレコーダーのマイクを向けて録音した。
毎日、毎日聴いた。
ここから、日本のフォーク・ソングを聴いていくこととなる。
昨日、4月9日は フォークの日。