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テナー・サックス奏者クリフォード・ジョーダンのアルバム『In The World』である。
ストラタ・イーストという、フリー・ジャズ系のレーベルから’72年に発売になったアル
バムである。
その後、日本盤がトリオから発売になったことがあるというが、今回世界初CD化。
CD発売時に、「発売当時、ジャズ喫茶の超人気盤として君臨した作品」と紹介され、
購入を考えていたが、他に購入したいものがあったため後回しになっていた。
今までLP復刻やCD化が試みられたというが実現しなかったということで、中古市場
で幻の名盤扱いであり、超高値であったと言われている。
それが、税込み価格2,415円で手に入るのである。
メンバーは、
Clifford Jordan (ts) Don Cherry (cor -1,2) Kenny Dorham (tp -3,4) Julian Priester (tb) Wynton Kelly (p) Wilbur Ware (b -1,3) Richard Davis (b, cello -1,2, b -3,4) Albert Heath (d -3,4) Ed Blackwell (d -3,4) Roy Haynes (d -3,4)
である。
購入の間接的な理由は、これら参加のメンバーである。
ビッグ・バンドでない大編成はあまり好みでないのであるが、
最近、購入したブルーノート盤『ブローイング・イン・フロム・シカゴ』で聴いたばかりで
あるクリフォード・ジョーダンのアルバムであり、ドン・チェリーやエド・ブラックウエル
やロイ・ヘインズの参加が後押しになった。
購入時によく見ていなかったので、聴いてビックリ、ツイン・ベースにツイン・ドラムも
あり、全4曲聴き所満載であった。
これぞ、名盤復刻である。
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