三越鹿児島店が6日閉店、開催中のセールにぎわう
鹿児島の天文館では昔から山形屋が中心店舗です。
大昔、丸屋ともうひとつ丸物だったっけ・・・?がありましたね。
その丸屋に三越が入っていたらしいですね。
丸屋はビルの持ち主として残っていたらしい・・・
これからは、また違った形でテナントを入れるようですね。
同じ今日、池袋三越も閉店・・・
こちらはヤマダ電気が出店予定と聞いたことがあります。
これからは、デパート形式は数を減らし、ディスカウントや低価格の店舗が多くなる・・・
消費者は、価格破壊でモノの値段が下がることは大歓迎です。
ただ・・・
価格破壊=低下価格=粗悪品は・・・許せないですよね。
電化製品のディスカウント競争って同じものなので比較検討できてありがたいのですが・・・
百貨店お得意だった衣料品については・・・・大きな不安があります。
電化製品はその品質は、使ってすぐわかるものなのです。
性能がいいものはいいし、機能がないものはない!
国産品でも、海外製品でもかまわず同じ競争ができます。
だから私たち消費者は、出来るだけ安く買えばラッキーなのです。
でも衣料品はちがいます。
以前日本ははいろいろな工業規格とか品質維持の規制がありましたが・・・
今はいろいろな地域や国のものが流通しています。
昔は、特定地域でしか販売していなかったような粗悪品と思われるものも、百貨店のバーゲンに並んでいます。
品質の良いものが欲しければ、見分ける力が必要ですね。
でも、衣料品の価値感って個人差があります。
ちかごろ生地の持つ品質の良さには、こだわらない人はおおくなりましたね。
洗濯に耐えなくても、長持ちしなくても購入価格が安ければこんなもので捨ててしまって終わりです。
でも、それでは今まで精魂こめてよいものを作ってきた人たちは、販売できる価格に見合う手順を省いたものしか作らなくなってしまいます。
それは国内では採算がとれないので、自然にその生産を続ける人が減ってしまうことにつながるし・・・
縫製などの必要な雇用はどんどん工賃が安い海外へ出て行ってしまいます。
いよいよ日本の雇用が偏ってしまいますよね~
勝ち残り組が重宝する一部の最高級品のみが残っても、一般人は手が出ない状態になってしまう・・・
それに・・・なによりも
いままで培ってきた日本の百貨店や日系商社の商品知識やものを見分ける力が薄れることにつながりそうです。
日本人の貴重な生産技術と品質を見分ける知識を失わないでほしいと心から願うおばさんです。