10月末日に久々のお出掛けをしました。
訪れたのは成田市「さくらの山」
成田空港の撮影スポットです。
昨今、にわか同業者(撮り鉄)の迷惑行為が世の中を賑わしていて
モチベーション駄々洩れの所に突如沸き上がったチビパレオの飛行機熱。
YouTubeでお気に入りの飛行機を見続けていたので
本物を見に行こうとやって来ました。
成田空港には2本の滑走路が南北方向に平行にあります。
空港の北側から見て右側がA滑走路。左側がB滑走路。
滑走路の両端には北側に”16”南側に”34”の符号がつけられています。
A滑走路の長さは4000メートル。B滑走路は2500メートル。
飛行機は風の影響を激しく受けます。
ですので離着陸の時は必ず”向かい風”になる様に運用されます。
お詳しい方なら既にご理解いただけると思われますが
この時の風は”南からのアゲインスト”
滑走路の運用は 16R もしくは 16L(空港北側からのアプローチ)に
また目的の機体は”大型機”
滑走距離の安全マージンが十分にとれるA滑走路(16R)を使用となりますので
大型機の着陸の様子を撮影するためには
空港北側にあるA滑走路に近い定番撮影スポットの「さくらの山」一択となります。
懐かしい…ジャンボですね。(世代が判る…)
出発便が続く時間帯に到着していたようで
しばらく離陸する機体が続きます。
初めての着陸便がやって来ました。
手前の枝は「桜」です。
開花の時期は色々と凄い事になるのでしょうね。(花見客と飛行機撮影者の場所取り合戦)
構図はダメダメですがなぜか気に入っています。
曇天とのコントラストでしょうか?
太陽光の反射が良いのかも
ちょっとレアになるかもしれない機体もやってきました。
機体そのものはボーイング787で珍しくもありませんが
その運用航路がレアになるかも…テルアビブから成田線です。
状況が刻々と悪化するイスラエル問題…ちょっと意識してしまいます。
この後しばらく離着陸が続いたのですが本命の登場です。
思った以上にゆっくり飛んで来ます。
全日空の”フライングホヌ(空飛ぶ亀)”です。
日本~ホノルルを運行しています。
機体はエアバスA380。客席が2階建ての大型機です!
フライングホヌは3機あります。
この子は ”サンセットオレンジ” の3号機 ”ラー”
他に ”ANAブルー” の1号機 ”ラニ”
”エメラルドグリーン” の2号機 ”カイ” になります。
中型機よりゆったりとアプローチして行きます。
大型機だとエンジン音が五月蠅くなると言うイメージは昔の事ですね。
かえって中型機のエンジンの方が賑やかです。
ランディング(着陸)もフワリと…
タイヤからの摩擦による煙も少なかったです。
この後場所を移動して1号機と2号機に会いに…
お客様を降ろしている最中の3号機”ラー”
夜のお仕事に準備中の2号機”カイ”
…1号機がいません?
3機のお家。
シッポ(尾翼)が今までの仲間たちより長いので
入口の一部がリフォームされています。
小さなシャッターが付いてます。
!!
1号機!居ました!!
家の中です!
隠れて見えません。
とんだオチが付いた初の成田訪問ですが楽しい時間を過ごせました。