電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

鮎の料理(笑)

2012-06-03 17:44:13 | いきものと科学
今日は鮎の料理(笑)をしました。



まずは解剖前のようすから。
解剖用具は自前ですがハサミの切れ味が悪くなってきたのでお金が手に入ったら買い換えたいな。




骨を全部残して切り開いてみた。
なんか面白いでしょ、ね??



川魚って内臓がかなりぎっしりと入っています。
ちょっと弾力のない感じがしたから、あんまり新鮮じゃないかも。

ピンク色の一番おおきな臓器はたしか精巣だったと思います。

精巣には切れ込みがあるんですね、私が間違って切ったのかと思ってよく見てみたけど、もともとだったっぽい。





精巣の裏側にあるのが浮き袋です。
その浮き袋の裏側に見える血肉みたいなのが腎臓だったはずです。

そういえば生チャの実技試験で腎臓が見つからなかった人が多かったっけ。




鰓のほうまで切り開いてみました。
ちょうど、そこから出てきた黒っぽい臓器が心臓ですね。



あごを取り外したところです。
脳を摘出するときにはあごと頭を切り落とすとやりやすいからです。

ですが、脳の摘出は失敗しました。
中学生の頃は100発95中ぐらいの確率で成功してたので、衰えた自分に絶望。
生物部で写真を撮った記憶はあるんだけど…その写真が見当たらない。

どこにやったんだろうな…二度と撮れない写真だったかもしれないのに。
でも、手先の感覚を取り戻すべく定期的に練習しようと思います。




内臓を取り外してみたところ。
消化管がつながっているので完全に取り外した状態ではありませんが。



こちらは肝臓と、それに付属している胆嚢です。
当然ですが胆汁が蓄えられています。
胆嚢を破らないで取り出すぐらいの手先はまだ持っているようです。。。
まぁ、胆嚢だけを取る自信はありませんが。



右下の三角形っぽいのが心臓ですね。
右上の心臓にくっついている白いのが動脈球とよばれるもの。

左側にぐちゃっとついているのは…なんだろう。
2葉ぐらいに分かれていて、かなり血液に富み、太目の血管がつながっていました。
脾臓のような気もするけど、私の記憶の中にある脾臓とは違うし…


さて、今日は遊んだから化学実験と物理実験のレポートをはじめるとしましょうか。


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2 コメント

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Unknown (かぶたん)
2012-06-04 18:23:33
はじめまして、N崎大学水産学部生のかぶたんと申します。
いつも楽しく拝見させていただいております。

気になる部分がありましたので初めてコメントさせていただきます。
心臓に付属する赤いものですが、大きな血管に接続していたとの事ですがこれは静脈洞および心房ではないかと思います。
静脈洞はペースメーカーが存在する部位です。血流はここへ集まってから三角形のような形をした心室、動脈球を経由し、鰓へ運搬されます。
蛇足ですが脾臓は同じく濃い赤色をした臓器ですが胃から腸、幽門垂の付近にあります。

もし解決済みでしたら申し訳ありません。
返信する
Unknown (ナナシサン(管理人))
2012-06-04 21:10:38
はじめまして、コメントありがとうございます。

鮎の解剖は小5以来でしたが、今回は脾臓が見当たらなかったので、脾臓は他の臓器よりも肝臓の裏辺りからかなり肛門に近いあたりまで魚種によって大きく場所が違うこともあり「そうかな…」と思ったのですが、やはり違いましたか…
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