授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

授業のスキル基本のキ其の十。1人で作業する時間を確保する。

2020-06-03 17:23:00 | 授業のスキル

子供の頃の授業風景。教師が教科書を読んで「これは何?」などと子どもに問います。

子どもたちは次々と手を挙げ、大抵は最初に手を挙げた子が指名されて、発表します。

教師は、褒めたり言い直したりして、また教科書を読み、発問します。


発問後すぐ挙手は反射的にしてる子です。

教室の多くの子は、考える時間が必要です。

しかし、考える前に、反射的な子が指名され、答えてしまい、教師も解説してしまいます。


じっくり考える子は置いてけぼり。指して欲しくて、手を挙げ、指されても、うまく言えずに、座っていいと言われて、他の子から笑われて、恥ずかしい気持ちで座ります。

やがて、発表できないし、手を挙げなくてもいいや、考えなくてもいいや、と誤学習します。

これは僕の子どもの頃の苦い思い出です。


今だから分かるけど、これらの発問は、何にも考えてない、とりあえず発問です。


技量の低い教師は、とりあえず発問を連発し反射的な子を指し、多くの子に考えるのを諦めさせる誤学習をさせます。


では、どうするか。


まずは、とりあえず発問を多発せず、子どもに思考させる発問を厳選しましょう。少なくとも、その授業のし


次に、挙手させず自分の考えをノートに書かせるなど、作業する時間を取りましょう。作業時間を与える事で全員が考えます。


時間は発問内容により1分〜5分。その時教師は基本しゃべりません。子どもの思考を邪魔しないためです。


最後に、たくさんの子を指名しましょう。子どもが発表中は、教師の判定や解説はせず、次々と発表させましょう。


どの教科でも同じです。1時間の中で、必ず子ども1人で作業する時間、思考する時間を取りましょう。

子どもの思考力、技能を身につける時間なのですから。



最新の画像もっと見る